BENchmarkブログ
【第902回】何をもって失敗とするのか?
こういった仕事をしていると、「成功したい」と思う人からお声がかかるのですが、そういった人ほど「失敗したくない」という気持ちも強いもの。ただ、いつもそこでお伺いさせていただくことは「何をもって失敗するのか?」ということです。「仕事が失注した」となっても「また新しい仕事を作ればいい」だけのこと。「人が辞めてしまった」となると新しく人を雇うか、そもそも人を入れなくても良いビジネス形態を考えればいいだけのこと。「資産が減った」と言っても生まれたときはそもそも何も持っていなかったのだからそこまで焦る必要はありません。「最悪死んじゃった!」と言ってもそれはあくまで今世のことで、もしあの世があるのであれば死はあの世に行くステップの一つに過ぎないのでそんなにビビることはありません。一番の失敗は「リスクを恐れて何もしなかったこと」「いつかはやる」と言っていて最後まで理由を付けてやらなかったことの方が失敗なのかな?と思います。失敗は成功の基ではなないですが、大抵の失敗は成功に繋がるためのステップに過ぎないのです。何をもって失敗とするのか?を考えて明確にしていけばいくほど、この世にビビることなんてないと分かるんじゃない?
【第901回】セミナーご参加いただき有難うございました
本日大阪にて株式会社家守り様主催セミナーで講師をさせていただきました。遠くからお越しいただいた方もいらっしゃって、ご参加いただいたことに心から感謝しております。また、今回も一緒に登壇させていただいたアーキデイトデザイン有限会社の出口社長の講演も心に響くとても素敵なお話しでした。また、株式会社家守り様のスタッフのみなさんにおかれましても会場段取りからお客様の声掛け、当日のサポート何から何まで完璧以上で、こちらが学ばせていただくことが多く、もしかしたらセミナー参加者の方よりもわたしが一番学ぶ機会になったかもしれません。ただ、一つ言えることは「誰か一人でも足りなかったらこの機会はなかった」ということです。奇跡的な偶然が重なって今日という日になっていることに、一人感慨深い気持ちになっております。「自分以外の人は全て神様」と思って、しっかり学び、成長に繫げ「あいつ育てたんワシやで」と周りの人がこぞって自慢していただけるような人材・会社になっていこう改めて思いました。みなさま本当に有難うございました。
【第900回】孤独は人を聡明にする
株式会社BENchmarkクライアント様の共通点の一つとして「つるまない」ということがあります。経営者同士の付き合いや組合等に一切参加しない。「薄っぺらい仲間」をつくらず、家族や自分自身と向き合う時間を大切にしている人が多いような気がします。良いのか悪いのか分かりませんが、わたしもつるみません。呑みにも行かないし、自分と対話する時間を毎日必ず設けるようにしています。わたしの場合移動中や寝る前がそうです。このブログも自分との対話の一つです。人間誰しもそんなに差はないので、寂しさや不安を抱くもの。ただ、それを紛らわせようと人と会って時間を潰したり、忙しいふりをして目の前の問題から目を背けたくなるもの。ただ、目先の心地良さに目を奪われるのではなくそんなときだからこそ己と向き合い物事と向き合っていく。そうするとどんどん聡明になり、より未来の自分を助けられるようになります。弊社クライアント様に関わらず、世の成果を出している人は経営者、営業マン限らず「孤独に耐えられる人」というのが長く成果を出し続けていらっしゃるかと思います。あなたは孤独を愉しめていますか?
【第899回】悪いときこそチャンス
地球の水分の割合は70%と言われています。人間も含め多細胞生物の水分量も70%と言われています。地球には地域にもよりますが春・夏・秋・冬といった四季があります。人間にも四季ではないですが波があります。良い時は当然良いのですが、実は後から振り返ると「悪いとき」が今の良い結果に繋がっていることは多々あります。チャーリーチャップリンの言葉で「人生は短期で見ると悲劇、長期で見ると喜劇」という言葉があります。どこで切り取るかによって見え方が違うもの。坂道でも下り坂は楽に感じるけれど着実に降下しています。体力的にも精神的にもシンドイ上り坂の方が着実に上がっています。という「この世の摂理」を知ると悪いときでもジタバタする必要はありません。「ははぁ~ん、これは未来のための肥やしになっちゃうんだね」や「ほほ~ぅ、これ以上また成功しちゃうんですか」と恐怖の中にも期待を感じていればいいんです。ただ、時に「正しく怖がること」も必要なので、調子が悪いときこそしっかり慎重になって、パワーアップする自身の未来にワクワクして背伸びしておけばいいんじゃない?
【第898回】どう生きるか?よりどう死ぬか?
20代は「どれだけ人より稼いでやるか」や「どれだけ力を見せつけてやるか」というのが仕事のモチベーションであり、闘争本能に火を付ける理由としていましたが、30代になるとテクニックも身に付け、仕事に対して自信と余裕も身に付きがむしゃらに「稼ぐ」だけではなく「どう生きるか?」を頭の片隅に置きながら仕事に携わっていましたが、40代になって少し早いかもしれないのですが周りの大切な人の死に携わるようになり「終わりがあること」をリアルで知ると「自分はどう死ぬか?」ということを考えるようになり、どう死ぬか?そのために今何をするべきか?と考えて動くようになっています。わたしも含め、このブログを読んでいただいている方、読んでいただいていない方も120%死にます。いつかは必ず死を迎える上で、自分はどんな最後を迎えたいのか?何を残して、逆に何を残さずこの世を去るのか?「まだ40歳なのに?」と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、健康寿命を考えると「もう40歳」です。この気力、体力があるうちに準備しておかないと誰かの助けを必要とします。そうなると、もしかしたら自分が本当に望んでいる最期にならないかもしれない。そんなの耐えられない!だって僕の人生だもの!どれだけ思い通りになるか分かりませんが、出来る限り想い通りの最期を迎えられるようやるべきことを明確にして一つずつ丁寧に着実に進めていき、臨んだ最期を迎えることが人生の最高の贅沢じゃない?