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【第781回】景気の悪さを肌で感じる
お陰様で現状弊社の顧問先は50社を超えております。最初は「自分の「大好き」と思える人だけとお付き合いする」と決めて20社限定としていたのが、その20社のクライアント様たちがあっという間に軌道に乗ったこともあり時間も心の余裕も出来たので、今自分がお金に苦労することなく普通の生活が出来ているのはたまたまで、人様のお陰と思い「ハートが綺麗だけれど経営的に困っている人限定」で更に15社顧問先を増やし、この顧問先もある程度兆しが出てくると、今度は「口コミ」や「ホームページ」を見て顧問依頼が増えてきたので、流石に一人ですべてのクライアント様と面談していると時間的余裕が全くなくなってきたため「紹介制でなおかつハートが綺麗で困っている人限定」で対応させていただくと今の50社を超える顧問数になり、ここまでくると商売うんぬんかんぬんではなくとにかく時間が足りない。大袈裟ではなく1分1秒が惜しい。にも関わらず毎月15社~20社ほどの新規問合せをいただくと日に日に経営的にお困りの方が増えているんだなぁと思います。正直自分のことは自分が一番良く分かっていて、わたしが凄いのではなくわたしの携わっているクライアント様が凄い方ばかりなので、自分が人様を救うなどといったおこがましい考えは全くないのですが、それでも頼ってくださっている方に少しでも時間が割ければと思っているものの現状を考えると「うーむ」と言った感じで答えを見出せずにいる状態が続いています。かと言ってセミナーなど一方的にお話しするものもなぁ…。人を増やしても出来る仕事でもないし、まずはいっそ「70社」までやる!という覚悟を決めた方がいいのか?ただ、今の顧問先を最優先で対応したいという想いも強く、なんとか景気が良くなるとこの問題も解決されるのだろうから、世の大人のみなさん、本気で景気を良くしていって次の世代に良い環境とまではいかなくてもこれ以上悪い環境でバトンタッチするのはやめにしない?
【第780回】世に出ていない本物
大人になって、ある程度社会を知り、マーケティングの知識を身に付けるといかにこの世が「誰かによって意図的に作られているのか」が分かります。陰謀論などではなく、ヒット商品は緻密なマーケティング戦略によって生み出されている、世のカリスマは見せ方、訴え方によって魅力的に見せられている。そうなると消費者は「自分の意思で買っている」のではなく「意図的に買わされている」という状態がリアルなのでしょう。仕事柄弊社には「経営的に困っていらっしゃる方」からお問合わせをいただくのですが、ではそういった人は能力がないのか?魅力がないのか?そんなことありません。「この人天才だ!」と思う人ばかりです。大袈裟ではなく本当に「凄い人」ばかりです。この世は「素敵なもの、素敵な人」が世に出ているのではなく「素敵に見せるのが上手いもの、魅せ方が上手い人」で溢れています。わたしの仕事は、こういったまだ世に出ていない「本物」を世に出していくお手伝いをする仕事だと思っています。この世はまだまだ世に出ていない「本物」がたくさんいると思うと、よりワクワクしてこない?
【第779回】 自社ブランディング?
よくエセコンサル会社や、薄っぺらいコンサル会社が頻繁に使いたがる「ブランディング」という言葉。ブランドの価値を高め取引先や顧客に「独自のもの」と認識してもらい差別化を図るための手段ですが、そもそもブランドの価値は「自作自演」するのではなく、「お客様からの評価がブランド」なのです。お客様や社会からどう評価されたいのか?そのためにどんな取り組みをしていくのか?評価と言っても様々で「かっこいい」と思われたいのか、「立派」と思われたいのか、「温かい」と思われたいのか、「頼りになる」と思われたいのかも様々です。その評価も自分の満足度を上げるための評価なのか、自社を選んでいただいたお客様が誇らしく思ってもらうための評価なのかによっても立ち振る舞いが違ってきます。そう考えるとブランドというのはチャッチャッチャと自作自演で作るものではなく、ゆっくりじっくり作られていくものなのだと思います。にも関わらず未だに「ブランド化」「ブランディング」などと言っている会社を見ると「分かってねぇなぁ」と思ってしまうのは私だけでしょうか?
【第778回】信用・信頼貯金貯めれていますか?
例えば遅刻をしてしまった場合、「あいつまたかぁ、どうしようもないなぁ…。」と思われるのか「あの人が遅刻するなんて何かあったんじゃないか?」と思われるかは「蓄積された信用と信頼」の違いなんじゃないかな?と思います。わたしは勝手にこれを「信用・信頼貯金」と言っています。信用・信頼は一朝一夕で作られるものではありません。長い年月をかけて一つ一つ積み重ねていくものだと思っています。営業マンでも、信用・信頼貯金が積み立てられていない状態にも関わらず「今月売上がきついので何とか買ってくださいよ~」とお願いするのと信用・信頼貯金が貯まった状態で「今月なんとか助けてください」とお願いするのとでは結果が違ってきます。ただ、世の多くの営業マンは信用・信頼を積み立てる前に「お願い」を無神経にやってしまうので営業マンはお客様から嫌われるのだと思います。わたしは起業した際心に決めていることの一つとしては「絶対自分から顧問契約をしてくださいと言わない」ということを決めています。現状有難いことに50社+αの顧問先に「お願いですから契約してください」とは言ったことはありません。むしろ顧問契約をご要望いただいているにも関わらず「ちょっと冷静になって改めて弊社と顧問契約を結んでもいいのかお考えください」とお伝えし最低でも1ヶ月以上寝かして、それでも顧問を…と仰っていただいた方に対して顧問契約を結ぶようにしています。なぜそうするか?それは「まだ何もお役に立っていない状態で相手にお願いをしたくないから」です。ただ、この信用・信頼貯金は面白いもので、増えることもあれば減ることもあります。一度信頼関係が築けたからと油断しているとみるみる貯金残高が減っていって最悪赤字になってしまいます。信用・信頼破綻です。こうなってしまってはもうどうにもなりません。そうならないように普段から少しづつわずかでも信用・信頼を積み重ねられる行動をしていければ、仕事もプライベートもすごく生きやすくなるんじゃない?
【第777回】運の良さは=感度の高さ
「運が良い人」「運が悪い人」という言葉がありますが、生まれながらの環境等によって違いはあるものの、個人的には「運」は感じ方と思っています。「スピード違反で警察に捕まった!罰金払わないといけない!最悪!!」と思う人もいれば「やべぇ、スピード出し過ぎた!大きな事故に遭う前に捕まって良かった!ラッキー」と思う人。「かなり大変な仕事を任せられた、もうゲンナリ…」と思う人もいれば「これはやりがいのある仕事だぞ!やり終えたらきっと成長できる!最高!!」と思う人もいる。わたしは仕事柄「それはいけないですよ」「それをやっていたら成果に繋がりませんよ」などなど、時には「耳障りが悪いこと」を言わないといけない立場なのですが、弊社クライアント様の有難いことは「言ってくれてありがとう」と仰っていただく方ばかりです。大袈裟ではなく、今お付き合いさせていただいている顧問先で「うるせぇ!」「大きなお世話だ!!」と言う人は一人もいません。本当に一人もいらっしゃらないのです。中には「射場さんにそこまで言わせてごめんね」や「言うのは本当にキツかったと思うけどよく言ってくれたね」と仰っていただく方もいらっしゃります。みなさん私より一回り以上年上の方ばかりです。こんな若輩者の言うことに真剣に耳を傾けてくださり、真摯に携わってくださる方ばかりです。本当に「カッコいい大人」の人たちとお付き合いできて幸せ者です。話がズレてしまいましたが自分の身に起こることをしっかり受け止め、いかに次に活かせる材料としてプラスに受け止められるかが「運が良い人生」に繋がっていく大切な過程なんじゃない?