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2023-03-22 18:18:00

【第538回】経済は心理学

このブログでも何回か紹介している「景気」という言葉の意味。「景気」とは、「京の都に日が昇る気分」という漢字で成り立っています。景気及び経済は「心理学」です。消費者のマインドが下がれば経済は低迷しますし、逆にマインドがポジティブなものであれば景気も上がっていきます。毎日毎日TVや新聞、ネットニュースなどで値上げ、不況、不景気などの情報が流れる度に、市場はどんどん影響を受けて益々景気が悪くなってしまいます。この情報を流しているのは誰なんでしょう?メディア?いやいや、我々「大人」です。大人が暗い顔をして「不景気だ」「お金がない」「苦しい」と言っている姿を子供たちや、これからを担う若者世代はしっかり見ています。そしてしっかり影響を受けます。そして輝かしい子供たちの未来まで暗くなってしまいます。どこかでこの流れを止めないといけません。株式会社BENchmarkは創業から4年、クライアント様や日頃からお世話になっている人たちのお陰で毎年売上前年対比140%以上を継続出来ています。絶好調です。それも超絶絶好調です!弊社クライアント様も値上げの影響なども受けながら過去最高益を出している会社が何十社もいらっしゃいます。みなさんポジティブです。それも超絶ポジティブです。経済は心理学。良い流れを持ってきたいのであれば、「ポジティブシンキング」を身に着けることも大切なんじゃない?

2023-03-20 18:18:00

【第537回】社長を演じてあげてよ

会社の業績を上げていくのは本当に大変です。そして会社の「資産」を残していくのはもっと大変です。株式会社BENchmarkも法人成りして一番最初に思ったことは「社保高っ!!」です。厚生年金、介護保険、健康保険、労働保険を含む社会保険、通称「社保」。弊社でも毎月かなりの額の保険料を支払っています。稼いだ分以上支払うことはないとはいうものの、それでも「こんなに払うの?」と毎月月末に思ってしまいます。真面目にやればやるほど当然支払額は増えているので、そりゃあ真面目にやればやるほど残らんもんだなぁと日々痛感しております。このように会社の業績を伸ばし安定経営を長期的に続け資産を増やしていくのは並大抵の努力では出来ないのですが、会社の業績を下げる方法は簡単です。それは企業のトップが「もうダメだぁ~」と弱音を吐いていたらすぐ潰れます。経営者も人間なので時には弱音を吐きたいときがあるかもしれません。ただ、それは社員や協力業者の前では決して出してはいけない顔なのです。企業のトップは、本人が思っている以上に携わる人に影響力があります。会社の社長が「うちもうダメかも~」と言っていたら、当然社員のモチベーションはダダ下がりです。優秀な社員になればなるほど見切りを付けて退職していきます。協力業者も「あそこの会社はダメらしい」と至る所で悪意なく吹聴します。そうなると益々追い詰められます。私は仕事上経営者の「もぅダメかも~」を聞く機会が多いのですが、その際にお伝えすることは「私にはどれだけ本音を言ってくれてもいいけれど、何があってもスタッフの前ではそれは禁句ですよ」とお伝えしています。それくらい社長の影響力は大きいのです。この世に生きとし生けるすべてのものは「何があるかわかわない人生」を歩んでいます。ただ、特に恵まれたこの日本では、チャンスしかありません。日本においては「平等に幸せになる機会」があると思っています。それを掴むか掴まないか、希望を持つか諦めるかは全てその人次第なのです。求めるからこそ、きっと成果が出るのです。「もうダメだぁ」は成功する機会を放棄するということなのです。そんなことを言っちゃうトップには誰も付いてきません。起業した人、引き継いだ人関係なく、今の肩書が「社長」と名乗っているすべての社長へ。社の長として、せめて誰よりも強気にいこうじゃありませんか!強気になれなくても強気を演じようじゃありませんか!アキレス腱が切れそうなほど背伸びしていこうじゃありませんか!きっとその先に演じた通りの未来が待ってますよ。もし、それでも「もうダメだぁ」と言う口癖が止められないのであれば、さっさと社員や関係各社にお礼と謝罪を伝えて社長という重荷を脱いじゃってもいいんじゃない?

2023-03-18 18:18:00

【第536回】本当の福利厚生とは

3月は年度末。4月から新入社員を迎え入れる会社もあるのではないでしょうか?昨年高専での講師や、インターンシップ生、クライアント様のご子息で、就職活動のアドヴァイスをさせていただいている若い子たちと話していると、就職先の候補を選ぶにあたって「福利厚生」を重視している方がたくさんいらっしゃいました。企業も、特にベンチャー企業に見受けられる傾向ですが、ちょっと面白おかしい福利厚生を用意している会社も出てきているのですが、福利厚生は会社の経営状況によって大きく変わるものです。私も大学を卒業して入った東証一部上場の不動産会社では、なんと社食で有名シェフが手掛ける料理を社員はなんと¥100で食べられる!という夢のような福利厚生がありました。社員食堂ではドリンクも充実していて、冷凍庫に入っているアイスも食べ放題!食いしん坊にはたまらない環境だったのですが、私が入社後すぐリーマンショックによって世界的に不況になった瞬間、その福利厚生は真っ先にリストラされました。社員のモチベーションを上げ、より一生懸命働いてもらえるように会社が用意する福利厚生。ただ、一番の福利厚生は働く人が明確な目標を持って、仕事を通じて社会に貢献し、自分自身の成長や成果に心を躍らせてワクワクしながら生きていける環境をつくっていくことこそが一番の福利厚生だと思います。社員のご機嫌取りの福利厚生は「お客様社員」を増やしてしまう悪循環になる場合もあります。本当に社員のことを思うのであれば、情熱を燃やし仕事に打ち込み、成果が出た際はしっかり還元する。そんなシンプルな会社がなんだかんだ強いんじゃない?

2023-03-12 18:18:00

【第533回】世界的なリストラの動き

2022年Twitterの大量リストラ、その次はFacebookやInstagramを運営するMetaのリストラ、アメリカ大手コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーでもかつてない規模のリストラ。資本主義の国を筆頭に昨年から大量のリストラを行っています。日本は「終身雇用」を「美学」とする傾向があるので、「社員のリストラ」に関しては難色を示す経営者が多いのですが、こうもアメリカでの大手リストラが続くと不思議なもので政治家も経済ジャーナリストも手のひらを返して「景気を上げていくためにはリストラは必要!」と力説していることに若干違和感を感じますが、私は個人的に「リストラ推奨派」です。リストラというと「首切り」のイメージが強いかもしれませんが、例えば文房具一つにしても、電気代一つにしても「無理無駄」を排除するために日々「何をリストラできるか」を考えていくのも経営においては大切なことです。また、社員に関しても「頑張っていない社員」は当然ながら「成果を出していない社員」もリストラしていかないと、「頑張っている社員」や「成果を出している社員」のモチベーションが下がってしまいます。会社は社員を守るもの。ただその分社員も会社を守っていかなくてはいけません。この両思いが成り立つからこそ、会社が存続し体力をつけていくことが出来るのです。一番最悪なのは「共倒れ」。こうなってしまうと、どれだけ大切に思っていても「助けられなくなる」ので、そうならないように日々成果にこだわって経営を進めていかないといけません。ただ、そもそもこれからの組織の在り方としては「大きくしていく」というビジネススタイルはどんどん変化していくことが容易に想像できるので自分自身の「こうあるべき」という意識自体をリストラしていく必要があるかもしれません。一緒に長く頑張っていくためにも今頑張りどころじゃない?

2023-03-06 18:18:00

【第530回】普通にやっていれば

これは常日頃から私がクライアント様にお伝えしていることですが、「普通にやっていれば売上の7割は既存顧客で賄える」ということをお伝えしております。優秀な会社は当然ながら売上の8割から9割は既存顧客からのリピート受注や紹介受注でやりくり出来ています。ただ、そこまでいかなくても普通にやっていれば7割は既存顧客からのリピート受注、紹介受注でやりくりできるはずなのです。もし、現状のあなたの会社の売上構成比が新規受注のみで構成されているのであれば、それは「お客様にファンになってもらえていない」ということです。どれだけ売上があっても、新規開拓が上手でも「ファンになってもらえていない」ということは「商売として全然成功していない」ということです。だって商売とは「人のお役に立ち喜んでもらって対価をお預かりするもの」だからです。新規開拓ばかりしてひぃひぃ言いながら続けているのは「自転車操業」で、継続的な商売ではありません。じゃあここで言う「普通」って何?ということなのですが、ここで言う普通とは、社員がちゃんと挨拶が出来る、礼節をわきまえている、接客スペースは清掃が行き届いている、感謝と敬意を持ってお客様や取引先と携われている、スタッフ全員で携わる人の幸せづくりに貢献しようと全力を尽くしている、これだけなのです。「そんな発想思いもしなかった!」というミラクルプランではないのです。「誰もが知っていること」なのです。でも、そんな誰もが知っている当たり前のことが当たり前に出来ないから、弊社のような伴走者が重宝されているんじゃない?