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【第668回】経営者の仕事って?
経営者の仕事ってなんでしょう?会社を発展させていくこと?社員を食わしていくこと?ノンノン、それらはあくまで「オプション」です。私が思う「経営者の仕事」とは、「決められた期日に、決められた金額を、決められた人に支払う」これだけなのです。社員や取引先に、給料日や支払い日に決められた額を支払う。当然税金も決められた額を遅れることなく納税する。これが経営者の仕事なのです。これが出来ていないのであれば、どれだけ立派な志を持っていても、どれだけ決算書を見れていても、どれだけ専門的なスキルを持っていても経営者失格なのです。社員を食わしていく?言語道断です。いつまでも「食わさないといけない社員」は飼い殺ししているだけです。一番素敵なのは「どんな環境でも、自分の力で食っていく力がある社員に育てること」です。私の前職の社長は神様です。だって私は起業してから一度もお金で苦しんだことはないからです。当然弊社を選んでくださっているクライアント様あってこそのことですが、値決め、サービス、商人的センスは前職の社長に鍛えていただいたのだと思っています。亡くなってしまったので、本当の神様になられましたが、今でも「射場氏が一番すごいと思う経営者は誰?」と聞かれると、私は間違いなく前職の社長と答えます。と、まぁこんな偉大な社長は私含めなかなかいないのですが、経営者として最低限の仕事はしていかない?