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【第593回】営業利益率31%
営業利益率とは、経営における利益効率を示す数値です。経営の効率性や安定性を判断したり、経営状況の見直しに活用したりできるため経営者にとって利益率を把握することは欠かせない指標です。そもそも営業利益とは簡単に言うと売上から仕入れや販売にかかった費用、人件費などを差し引いて手元に残った利益の金額のことです。これが0%だと当然危険、5%だと標準、5~10%であれば優秀、10%を超えるのは超絶優良企業なのですが、高ければ高いほど良いかというとそれは業種にもよるのですが、社員がいる会社で15%を超えると「社員に還元せず貯め込みすぎ」という見方も出来るので表面的には分かりづらいのですが、仮に弊社はどうかと言いますと、株式会社BENchmarkのカテゴリーは「コンサル業」になります。日本で一番コンサル業として営業利益率が高い企業がM&Aキャピタルパートナーズで28.5%、住宅業界でも有名な船井総研で14.9%。法人成りしてたった1年の株式会社BENchmarkの営業利益率は31%です。これもひとえにクライアント様、協力してくださる業者様のお陰です。利益を残すコツは至極シンプル。「お預りしたお金を無駄遣いしない」これだけなのです。当然利益が多いと納付する税金の額は多くなりますが、それはそれでOKなのです。もしあなたの周りに偉そうにして色々アドバイスをしてくるコンサルや経営者がいたら「ちなみにおたくの営業利益率はなんぼのもんですか?」と聞いてみてもいいんじゃない?
【第549回】ルールは作ってからが大切
経営者、管理職あるあるですが、「せっかくルールを作ったのにスタッフがルールを守らない」と嘆く場面に多々出会います。ただ、そんなときはだいたい経営者、管理職側に問題があるケースがほとんどです。どういうことかと言うと、「ルールを作って満足してしまう」ということです。新たにルールを作った場合、だいたいはどの会社のスタッフの方も1ヶ月、2ヶ月はルールを守って実行してくれます。ただ、その際に経営陣側が「褒め」もなければ「叱り」もしないことがほとんどです。ルールを守る人には称賛し、ルールを守らない人には罰を与えなければいけません。そうしないと真面目にやっているのがアホらしく思えてくるので当然続けられません。むしろ「ルールを作るだけ作っておいて何もなしかい」と、スタッフからの信頼を失う可能性も大きいのです。それだけ人に言うことを聞いてもらうということは大変なことなのです。ルールを作るのが楽しくてしょうがない経営陣の皆さん。もしかしてそれ「組織を滅ぼす諸刃の剣」になっちゃってない?
【第547回】社長を「罰ゲーム」にしない
最近「管理職になりたくない若者」が増えているらしいですね。分からんでもないですね。私もサラリーマン時代役職は上がっても給料はそこまで上がらない、にも関わらず仕事量や責任は増える状態にモヤモヤしていたのが正直な気持ちです。管理職の最高峰「社長」。これも「楽しんでやっている人」と「苦しんでやっている人」に分かれるものですが、多くの人の場合は「苦しんでやっている」のではないでしょうか?毎日毎日資金繰りに追われお客様はもちろん、取引先とのお付き合い、それに加えてスタッフの悩みや愚痴を聞き、そんな中でもモチベーションを上げてもらい中には「こいつは本当に嫌いだなぁ」という相手にもお金を支払う。私からしたら「罰ゲーム」です。特にスタッフに頭を悩ませている経営者は不憫でしょうがありません。大の大人にお金も時間も使って教育をする、にも関わらず相手からの感謝もなければむしろ「もっと給料を上げてくれ」と言われる、ひどい社員になると「辞める」や「競合他社に行く」などといって脅しにも近い交渉をしてくる人もいるとのこと。会社のお金をくすねて横領まがいの行動をしていても給料や休みは保証しないといけない。こんな組織を管理し運営していく。これは完全に罰ゲーム以外の何物でもないですよね。社長は「罰ゲーム」ではないのです。本当に楽しいものなのです。だからこそ、苦しい状況でずっと我慢している経営者の方、苦しんでいる状況に慣れてはいけないのです。私はどうかって?もちろん超絶楽しんでいます。取引先はもちろんスタッフも含め誰とお付き合いするか、どんな仕事を受けるか、どこまでの所得を得るか、どこにお金を使うか、いつ休むか、どこに行くか、いつ廃業するか、すべてを完全に自分で決めれています。これほど自由なことはありません。社長最高!ビバ経営者!!自分で色々決められる権限があるのにそれを行使しないのは猫に小判じゃない?
【第538回】経済は心理学
このブログでも何回か紹介している「景気」という言葉の意味。「景気」とは、「京の都に日が昇る気分」という漢字で成り立っています。景気及び経済は「心理学」です。消費者のマインドが下がれば経済は低迷しますし、逆にマインドがポジティブなものであれば景気も上がっていきます。毎日毎日TVや新聞、ネットニュースなどで値上げ、不況、不景気などの情報が流れる度に、市場はどんどん影響を受けて益々景気が悪くなってしまいます。この情報を流しているのは誰なんでしょう?メディア?いやいや、我々「大人」です。大人が暗い顔をして「不景気だ」「お金がない」「苦しい」と言っている姿を子供たちや、これからを担う若者世代はしっかり見ています。そしてしっかり影響を受けます。そして輝かしい子供たちの未来まで暗くなってしまいます。どこかでこの流れを止めないといけません。株式会社BENchmarkは創業から4年、クライアント様や日頃からお世話になっている人たちのお陰で毎年売上前年対比140%以上を継続出来ています。絶好調です。それも超絶絶好調です!弊社クライアント様も値上げの影響なども受けながら過去最高益を出している会社が何十社もいらっしゃいます。みなさんポジティブです。それも超絶ポジティブです。経済は心理学。良い流れを持ってきたいのであれば、「ポジティブシンキング」を身に着けることも大切なんじゃない?
【第537回】社長を演じてあげてよ
会社の業績を上げていくのは本当に大変です。そして会社の「資産」を残していくのはもっと大変です。株式会社BENchmarkも法人成りして一番最初に思ったことは「社保高っ!!」です。厚生年金、介護保険、健康保険、労働保険を含む社会保険、通称「社保」。弊社でも毎月かなりの額の保険料を支払っています。稼いだ分以上支払うことはないとはいうものの、それでも「こんなに払うの?」と毎月月末に思ってしまいます。真面目にやればやるほど当然支払額は増えているので、そりゃあ真面目にやればやるほど残らんもんだなぁと日々痛感しております。このように会社の業績を伸ばし安定経営を長期的に続け資産を増やしていくのは並大抵の努力では出来ないのですが、会社の業績を下げる方法は簡単です。それは企業のトップが「もうダメだぁ~」と弱音を吐いていたらすぐ潰れます。経営者も人間なので時には弱音を吐きたいときがあるかもしれません。ただ、それは社員や協力業者の前では決して出してはいけない顔なのです。企業のトップは、本人が思っている以上に携わる人に影響力があります。会社の社長が「うちもうダメかも~」と言っていたら、当然社員のモチベーションはダダ下がりです。優秀な社員になればなるほど見切りを付けて退職していきます。協力業者も「あそこの会社はダメらしい」と至る所で悪意なく吹聴します。そうなると益々追い詰められます。私は仕事上経営者の「もぅダメかも~」を聞く機会が多いのですが、その際にお伝えすることは「私にはどれだけ本音を言ってくれてもいいけれど、何があってもスタッフの前ではそれは禁句ですよ」とお伝えしています。それくらい社長の影響力は大きいのです。この世に生きとし生けるすべてのものは「何があるかわかわない人生」を歩んでいます。ただ、特に恵まれたこの日本では、チャンスしかありません。日本においては「平等に幸せになる機会」があると思っています。それを掴むか掴まないか、希望を持つか諦めるかは全てその人次第なのです。求めるからこそ、きっと成果が出るのです。「もうダメだぁ」は成功する機会を放棄するということなのです。そんなことを言っちゃうトップには誰も付いてきません。起業した人、引き継いだ人関係なく、今の肩書が「社長」と名乗っているすべての社長へ。社の長として、せめて誰よりも強気にいこうじゃありませんか!強気になれなくても強気を演じようじゃありませんか!アキレス腱が切れそうなほど背伸びしていこうじゃありませんか!きっとその先に演じた通りの未来が待ってますよ。もし、それでも「もうダメだぁ」と言う口癖が止められないのであれば、さっさと社員や関係各社にお礼と謝罪を伝えて社長という重荷を脱いじゃってもいいんじゃない?