BENchmarkブログ
【第1002回】あと10年なら何をする?
もしあなたの寿命が「見える化」したとしたら、あなたはご自身の寿命があと「10年」であれば何をしますか?「あそこに旅行に行って、あれを食べて…」となる人もいれば「いつも通りの生活をする」という人もいれば、もうヤケになって「な~んもしない!」と言って更に寿命を縮めようとする人もいるかもしれません。ただ多くの人は「嫌なことや我慢をしなくなる」のではないでしょうか?弊社クライアント様の経営者も50代や60代の方もいらっしゃいます。そんな方たちが「社員の〇〇に頭を悩ませてる」や「業者の★★とそりが合わない」と言った瞬間わたしは「社長のビジネスマンとしての寿命ってあと何年?」と失礼ながらお伺いします。そう、あと働ける時間が限られていると知ると「嫌なこと」「苦しいこと」に時間を使っている場合ではないことに気付かれるのです。若いとき散々苦労されてきたのであれば、せめて最後「楽」ではなく「楽しく」働ければどれだけ人生は豊かになるか。「好きな人と、好きな時間の使い方をして、好きな商品を、好きなお客様に提供する」。これだけなのです。超シンプルなのです。「簡単に言うな」と思われるかもしれません。ただ、難しくしているのは実はあなたじゃない?
【第996回】基本ができるのがプロ
世の中にはセンスや運で成果を出しているように見える人でも、基本成果を長く出し続けている「プロ」になればなるほど「基本」をしっかりマスターしています。逆に「基本」が出来ていなければどれだけスキルを身に付けても大成しないもの。基本とは何か?挨拶や整理整頓、礼儀作法や物事の順序をしっかり理解し守っていくことです。家でもなんでも基礎がぐらぐらであればその上にどれだけ立派な材料を使って、どれだけ素敵な設計をしても「欠陥住宅」になるのと同じで、基本とはその根幹に関わることになり最も大切なことです。そして先行きが見えないときや物事がうまく運ばないときこそ「基本に戻る人」が一番強いと言えます。スタート地点がそもそもゴールであり、ゴールがスタートでもある。世の中の原理原則はとてもシンプルで、だからこそ難解にしてしまいがちなのですが、いくつになっても、どんなときでも「基本」をいかに継続できるかがポイントじゃない?
【第990回】人間性と品格で勝負する時代
今の時代どんな情報でも簡単に手に入って、株式会社BENchmarkが主として顧問を務めるクライアント先は建築業が多いのですが建築業においてもある程度デザインと性能に優れた家がどこの住宅会社でも建てることができて、ではそんな時代でどうやって他社と差別化をしていくかというとやはり「人間性」と人としての「品格」を高めるということに尽きるのかと思います。敬語に熟知し美しいマナーを身に着け、温かい心と感謝と敬意を持った上でお客様だけではなく携わる人全員とお付き合いしていく。そうやって「ファン」をどんどん増やしていきファンに支えられ助けてもらいながら商売を継続していくのが、これからより一層大切になっていきます。成果が出ると人は不思議と傲慢になったり雑になったりするもの。うかうかしていられないんじゃない?
【第980回】仕事は「戦い」とはいうものの…
戦後80年。戦争に限らず、いつの時代もどこの場所でも「争い」は絶え間なく行われているのですが、人によって仕事を「戦い」と表現する方もいらっしゃいます。相手は「敵」と見なし、いかに「敵に勝つか」に心血を注ぐ方がいらっしゃるのですが、確かに仕事はある意味「戦い」ではあるのですがそれは戦争のような「殺し合いの戦い」ではなく、あくまで「ゲーム(試合)の戦い」です。商売は「相手があってこそのもの」だからこそ相手を殺してしまっては商売にならないのです。今を生きる我々の戦いはあくまで「試合」です。にも関わらず「何がなんでも相手を潰してやる!」や「相手を徹底的に痛めつけてやる!」という考えではどうなるか?「即退場」です。相手と競合するのではなく協力して共存してより良くしていく。それがこの時代を生きるわたしたちの「生きるための戦い方」なんじゃない?
【第961回】お見送りはあと3秒頑張れ
株式会社BENchmarkでは目先の売上をどんどん増やしていくのではなく、2年後、3年後までお客様が「待ってでも買いたい」と思っていただき受注をストックしていく「ストック型経営」を推奨している兼ね合いから、いかに「お客様にファンになっていただけるか」いかに「また会いたい人」「また来たい会社」になれるかをクライアント様と追及していく中で、たくさん大切にしていることの一つとしては「お見送り」です。大体の人がお見送りの際玄関先でお見送りをする。ただ弊社クライアント様はちゃんと外までお見送りしていきます。ただ、そんな中でお客様から愛されている企業は更に「お客様が見えなくなるまでしっかりお見送りをする」を徹底しています。「見えなくなるまでお見送りをする」というのは「お辞儀をしてお見送りをする」のではなく、手を振ってお見送りをするのです。大切な家族を見送るように、無事に帰って欲しいと願いを込めて、またお会いしたいと願いを込めて一生懸命手を振ってお見送りをします。お客様に愛してもらうためにも「先にこちらからお客様に最大の愛情と敬意を捧げる」のです。だいたいの人がお客様がまだ見えているにも関わらずそそくさと中に戻ろうとするのですが、あと「たった3秒」いつもより長くお見送りするだけでお客様からの印象はガラッと変わります。車で帰られる方は意外とバックミラーであなたの立ち振る舞いを見ています。さっきまでニコニコしていたのにサラッと踵を返すのか、他のスタッフとペチャクチャおしゃべりしているのか、一生懸命心を込めてお見送りしてくれているのか?あなたが「この人にはしっかりお支払したい」「もっと応援したい」と思う人や企業はどんなお見送りをしてくれていますか?