BENchmarkブログ
【第909回】潰れる会社には理由がある
成果が出る方法、成長する会社の成功の法則に「これだけやっておけばいい!」というものはないのですが、成果が出ない会社、倒産する会社の共通点はシンプルに「雑」ということです。人付き合いが雑、お金の管理が雑、物事の管理が雑、この「雑」という言葉は言い換えれば「大切にしていない」ということです。人を大切にしない人が人から大切にされるわけがないのです。お金を雑に扱う人からはお金は逃げていきます。物後の一つ一つをコツコツ大切に出来ない人に輝かしい未来なんてものは見向きもしてくれません。実るほど頭が下がる稲穂かな。年を重ねれば重ねるほど感謝する心を養い、謙虚になっていきたいですね。あなたは「一つ一つのことを丁寧にやってます!」と自信を持って言えますか?
【第890回】最低限のこと
2020年に起業しまだまだよちよち歩きの㈱BENchmarkですが、起業当初から「最低限度のこと」はやれる会社になりたいな、と思っていました。弊社が思う最低限のこととは「挨拶」「お礼」「謝罪」といった「人として当たりまえにできないといけないこと」はもちろんですが、企業としては「納税」や「支払い」が最低限のことだと思っています。どれだけ立派なことを言っていても決められた日に決められた金額を決められた人に支払えないのであれば、それは「泥棒」になってしまうし、どれだけカッコつけて「経営者論」を語っても納税していなければ社会に貢献しているとは言えないし、起業して6期目になりますが有難いことに毎年サラリーマンの平均年収以上の税金を国や地方に収めることができているのは実は密かな自慢です。Not 節税。
【第888回】背中を押された言葉はありますか?
みなさんは「心が挫けそうなときに背中を押してくれる言葉」や「調子に乗りそうなときに戒めてくれる言葉」はありますか?わたしも今までたくさんの言葉に救われてきましたが、起業してからビジネスにおいて大切にしている言葉があります。
成功は苦境の日に始まり
失敗は得意のときに原因がある
高い目標を完遂する過程を通じて人は成長する
不足を言うな、足りないのは己の知恵と行動力だ
時間を蓄積することはできない
一日一時間一分をどのように生かすかが人生勝敗の別れ道だ
厳しさなくして執念なし
執念なくして行動なし
行動なくして成果なし
研究心・行動力・継続力無きものに成功なし
根性無きものは去れ
高千穂高校剣道部、故 吉本政美先生がつくった「部訓」です。
これがわたしが勤めていた輸入商社の社長のデスクの横に貼ってあった言葉です。おそらく社長は苦しいときも「これが成功に繋がることになるんだ!」とご自身を鼓舞されていたんだろうし、逆に調子が良いときでも「ここで調子に乗ったら終わる!」と危機感を持って会社や社員、顧客を守ってくれていたんだろうなぁと思い、わたしも仕事をするにおいて常に目に入るところに貼ってある言葉です。物の持てる量には制限がありますが、知識や想いはどれだけ持っていても邪魔にはなりません。あなたはご自身の頭と心にどんな言葉を入れておきますか?
【第886回】売上構成比で新規ばかりの会社は危うい
あなたの会社の売上を支えてくれているのは新規が何割なのか?「うちは100%新規です!」という会社は非常に危険です。だってファンが出来ていないから。焼き畑的営業で常に新規を売上の主軸にしている会社はどこかのタイミングで資金的もしくは心理的に限界が来ます。弊社がクライアント様に提唱しているのが「新規1:既存9」です。最低でも「新規3:既存7」です。既存というのは今までのお客様からのリピート受注や紹介受注を指します。「100%既存」という売上構成は顧客にファンになってもらえていて非常に素晴らしいのですが、これはこれで「新規開拓が出来ていない」「既存に100%依存している」状態ですのでもし既存とトラブルになった際に一気に会社が窮地に陥ることになってしますのと、顧客の顔色ばかり窺わないといけないという何ともサムい状態になってしまうので要注意です。ただ、それに比べても新規100%の方が圧倒的に危険な状態ですので、今一度自社の売上構成比率を見直してみてはいかがでしょうか?
【第882回】奴隷じゃないぜ?
「ホスピタリティ」を大切にする企業が増えています。「おもてなしの心」「相手への気遣い」など、ファンをつくるために必要な要素ではあるのですが、過度なホスピタリティは自身の身を滅ぼすことになります。「お客様!!」とやりすぎることは「自分を犠牲にすること」が多々あります。個人的にはそれはあまり良くない傾向だと思っています。だって「奴隷」じゃないもの。本当のホスピタリティは「どや!」と気合いを入れてやるようなものではなく、さりげなく相手のことを気遣う「粋」な立ち振る舞いのことなのです。ときには相手に「それ良くないよ?」や「すげぇ失礼だよ?」と本気で相手のことを思って伝えることも立派な「ホスピタリティ」だと思います。ビジネスはあくまで「対等」なのです。間違ったホスピタリティはお客様をクレーマーにしてしまう危険な行為です。人を喜ばせることに一生懸命になることはとても素敵なことですが、長期的に見て喜んでいただけることなのか、表面的に「よいしょ」しているだけなのか?しっかり見極めて立ち振る舞ったほうがいいんじゃない?

