BENchmarkブログ
【第552回】知らないよりも知っている、知っているよりも…
物事は「知らない」よりも「知っている」ほうが良いですよね。ただ、「知っている」よりも大切なことがあります。それは「やっている」ということ。どれだけ知識があっても行動に移していない限り「知らない」と同じ状態なのです。知識だけは豊富だけど経験したことがない。これでは宝の持ち腐れ。一番ひどいのは体験もしていないのにあれこれ否定したり批判すること。これはもう害でしかありません。知識があってもとにかく実行。知識がなくてもとにかく実行。とりあえず石を投げてみないことには水に波紋を広げることができません。ビビッてないで色々挑戦してみてもいいんじゃない?
【第551回】こどもには言うのに…
「宿題しなさい」「忘れ物がないように前日に準備しなさい」「予習復習しなさい」「テストで良い点をとりなさい」こどもには言ったりするけれど自分ではどうなのか?ちゃんとその日に出た課題はその日のうちに対応できているのか?忘れ物がないように前日から明日の仕事の準備をした上で床につく習慣ができているのか?今日会ったことの振り返り、商談相手の情報をHPや場合によっては信用調査をして事前に理解しているのか?求められた成果を出せているのか?自分に置き換えたらどうですか?出来ていますか?先日長男が中学の入学式でした。入学式は一言で言うと「グダグダ」でした。司会進行の先生は嚙みまくり、校長先生は進行も理解できておらず挨拶もグダグダ、失敗しても笑ってごまかす。式に参加する教師側の準備不足があまりにもひどい式でした、ただ新入生に言うことばはいっちょ前。こんなんで尊敬や憧れを抱かすのは無理ですよね。普段レベルの高いクライアント様と携わらせていただいているからか、プロ意識の無い大人を見ると残念でしょうがないですね。私は教師の父と専業主婦の母に育てられました。有難いことに両親からたくさん学ばせてもらっていました。その中でも小さいときから言われていたのは「真面目が一番かっこいい」ということ。大人になって年を重ねる度にその言葉の意味を身をもって理解することができています。真面目な大人はかっこいいのです。逆に不真面目な大人は見るに堪えないのです。社会に出た「大人」とカテゴライズされる皆様。カッコつけていこうじゃないですか!こどもたちの「お手本」とまではいかなくても、「大人を見て残念な気持ち」にさせることだけは避けていこうじゃありませんか。全力で必死になって頑張り成果をだす。カッコいい大人か、恥ずかしい大人か、あなたはどちらを目指します?
【第550回】重さ
みなさん一円玉が1gであることはご存知でしょうか?これは結構な人が知っているかもですが、では1万円札も1gであることはご存知でしょうか?先日現金で結構な額のお金を取り扱ったのですが、金額にして約四百万円。それを持った際に思ったことは「軽っ!!」です。日本人の平均年収¥420万。大の大人の一年間頑張って働いて稼ぐ手取りではなく総支給の額。軽い!軽すぎる!!そう思った瞬間に「我々はこんな軽いもののために一喜一憂し悩み苦しんでいるのか…」といきなり悟りの境地にたどり着きました。しかもその現金も一瞬で支払いへ。あれ?さっきまで四百万円あったのに、もう違う人のものになった。改めてお金は「預かりもの」で自分のものではないこと、お金はあくまで「紙」であり「交換券」であること。キャッシュレス化が進んで現金の価値が分かりづらくなっているからこそ、久しぶりにまとまった額の現金を手にしてなかなか感慨深い気持ちになりました。起業してからお陰様で絶好調モードが続いています。どんどん新たな仕事の依頼や大きなプロジェクトにお声がけいただく機会も増えてきました。ただ「お金を稼ぐ」ことにどんどん興味がなくなってきている自分がいます。どれだけ稼いでも胃袋一つ。どれだけ稼いでも手足は2本づつ、どれだけ稼いでも一日は24時間。たくさん稼いでも約半分は税金。そう考えるとやはり「儲けそう」よりも「楽しそう」を選んで社会に携わっていこうと改めて思いました。そうなると、より「好きな人とだけしか携わっている時間はないし、好きなことをやる時間しかない」、なにより「自分の、自分による、自分のための人生」を歩んでいくというシンプルですが当たり前のことに気づかせていただきました。人生は有限、お金はたくさん稼ぐものではなく賢く活用するもの。そう考えると、ちょっと人生観変わるんじゃない?
【第546回】真剣にはなっても深刻にはならない
物事に着手するにはとにかく「真剣」に向き合わなければいけません。仕事なら仕事に真剣に、遊びなら遊びに真剣に携わらないといけません。特に仕事の場合は「お金が絡む」ので、より真剣に取り組まないと「お金を払ってくれている人」に失礼にあたるので本気で真剣にやらないといけません。ただ、ここで忘れてはいけないことは「真剣になっても深刻にはなってはいけない」ということです。なかなか成果が出ない状況が続いているからといって深刻になる。もぅダメなんじゃないか、これ以上やっても無理なんじゃないか、そもそも自分には不得手だったんじゃないか、そもそも自分には能力がないんじゃないか、こうなってしまって良いことは一つもありません。そうではなく、すぐマインドを切り替えて「次はどんな手を使えば良くなるのか?」「上手くいっている人や会社はどんなことをやっているのか?」「誰も手を付けていない方法はないのか?」を探していくと必ず成果が出ます。そうなると、先述したネガティブなマインドは一切なくなり、むしろどんどんポジティブなマインドになりアイデアも溢れてきます。真剣になっても深刻にはならない。深刻になるまで追い詰められたということは、それほど真剣に物事に向き合っているからこそですが、だからこそ深刻にならない。これだけ気を付けて物事に取り組んでいけばいいんじゃない?
【第543回】早いもので4月
あっという間にもう4月。株式会社BENchmarkは法人成りして初めての決算です。弊社は4月決算なのです。4月決算の理由としては、3月を決算とする企業が非常に多く、3月決算だと顧問税理士さんが忙し過ぎるだろうとのことで「4月にしますか?5月でもいいですよ、むむ、4月でいいんですね?じゃあそれでいきましょう」というノリです。どこまで「企業の伴走者・エスコートランナー」と言っても弊社の業種としては「コンサルタント」です。一説によると通常の経営コンサルタントの顧問期間は半年~2年程とのこと。顧問期間の短さの理由としては主に二点。「もうマスターしたから自社でやります」という卒業バージョンと「大して成果に繋がらなかったから辞めます」というリストラです。私も起業当初「1社における顧問期間は長くて2年くらい」と思っていたのでそこを踏まえて新規の顧問依頼を受ける際は「半年後からやりましょう」や中には「1年後だといけると思います!」とお伝えし顧問契約を待っていただいていたのですが、これは本当に有難いことなのですが卒業されるクライアント様、リストラされるクライアント様がいないので、どんどん顧問数が増え続けるという状況になっております。現状弊社の顧問先は46社。4月から新たに3社。待っていただいている方が18社。起業当初20社限定としていたものが、なかなかの顧問数になってきました。顧問数を増やした理由も売上の為ではなく、「本当に良い人なのに本当に困っていらっしゃったから」です。「良い顔していたら自分を追い込むことになった」典型的な例です。もちろんクライアント様の3割はもう安定経営の波に乗ることができました。5割のクライアント様も良い感じのところまできています。なぜ卒業されないのか、なぜリストラされないのか、それは弊社のことをコンサルタントと思っていないからだととあるクライアント様に言っていただけました。「コンサルではなく伴走者だから、パートナーだから、苦しいとき一緒に頑張ってくれたから楽しいときに一緒に楽しみたいから」こんな幸せな言葉をいただくことができて、改めて今の仕事をしていて良かったと思っています。4月からはこれまた不思議なご縁で東京でのお仕事が増えます。それも3件。全て違う人からのご紹介なのですがたまたま同じタイミングで内容は全部バラバラ。正直時間的余裕は全くなくパンパンなのですが、今までも「もうこれ以上無理だろう」と思っても「頑張ってやってみるか」でなんとかやってこれたどころかどんどん自身の成長にも繋がってきたので今回も何とかなるのでしょう!頼まれごとは試されごととはよく言ったものです。4月から長男も中学一年生になります。次男も友達もできて益々私と一緒に遊んでくれる機会が少なくなってきたからこそ「時間が出来たからって怠けるなよ」という天からのお達しかもしれません。ただ、どれだけ忙しくてもクライアント様ファーストを徹底していき、クライアント様との仕事を通じて社会に貢献していきます。もちろん愛する妻には最上級の感謝と敬意と愛情を忘れることなく。
