BENchmarkブログ
【第600回】勘に頼るために
実は6月に叔父を亡くし、先日無事四十九日を終えたのですが寂しさや悲しさはなかなか薄れなくて、ただ思い出す叔父との思い出は本当に素敵なものばかりで。叔父は商売をやっていた兼ね合いもあって独立した私のこともとても気にかけてくださって、生前は「商売とは」という金言をたくさん与えてくれました。その中でも亡くなる前に話してくれたことが「自分の勘に頼る」ということ。商売をしていく上で「勘」が非常に大切だということです。「ちょっと嫌な予感がする」「これはいけそうだ」という勘に頼る場面が多々あり、それに従って行動する必要があるとのことですが、その大前提としては「自身の知識をしっかり身に付ける」ということでした。膨大な知識とたくさんの経験の上で初めて「勘が冴えわたる」とのことで、改めて勉強の大切さ、常に学び身に付ける姿勢を持つことの大切さを教えてくれました。人間どうあがいても最期はきます。ただ、その際に後の代にモノやお金を残していくのも良いのですが、知識を授けていくのもとても素敵なことだと思いました。わたしは死ぬとき、後の世代に何を残していけるのだろうか?せっかく残していくのであれば、大袈裟かもしれませんが少しでも世界や社会が良くなることを残していければと思っています。結果それが大切な家族に反映されることになるのだと思っています。あなたは何を残していきますか?
【第598回】努力したものが全て報われるとは限らないが…
ボクシング漫画の代表格「はじめの一歩」。その中で主人公を支える鴨川ジムの会長・鴨川源二の名言で「努力したものが全て報われるとは限らん。しかし、成功した者は皆すべからく努力しておる!」という言葉があります。なぜいきなりこんな言葉を紹介しているかって?そりゃあ最近「はじめの一歩」を大人買いして一気に読んでるから感化されてるからに決まってるんじゃない?
【第596回】「紹介して」と言うから…
最近景気が悪いせいか、前職で携わらせていただいた方から、それもそこまで仲が良かったわけではない方から連絡をいただき「射場さん久しぶり!突然なんだけど仕事紹介してくれない!?」と言われ「大変ですね、また良い話があれば…」と電話を切らせていただいたのですが、心の中では「紹介しねぇよ!」と思ってしまうのが人の性。意地悪でもなんでもなくて、久しぶりに連絡をよこしてくるのであればもっと言うことあるんじゃない?という思いと、この人を大切なクライアント様に紹介するときっと迷惑をかけるので怖くて紹介出来ないというのが本音のところです。おそらく見境なくガツガツいくんだろうなぁ、自分の利益だけで相手のことを思わないんだろうなぁというのが「紹介して」という言葉に詰まっています。先日もとある方から「私は年収〇〇万いきたいので射場さん助けてください!紹介してください!」と言われたのですが「へへぇ大変ですねぇ」と言ってはぐらかしたのですが、この人に対しても「なんでお前を楽にするためにこっちが頑張らばあかんねん」なのです。仮にこれが「自分の知識と技術を駆使して生きてるうちに1000人の役に立ちたいと思っています。なので私でお役に立てそうな人がいらっしゃればご紹介ください!」であれば、こちらも「良いですね!紹介させてください!!」となるのですが、自身の利益のため、それも本当に必要かどうかも分からない野望の為に人を利用しようとしても見透かされて紹介してくれないどころか「次連絡が来たら無視しよ」というふうになってしまうので注意が必要です。人の役に立とうとするから人に助けられる。これって商売の基本じゃない?
【第587回】バンドマン、スポーツ選手はなぜモテる?
大なり小なり「モテたい」という感情は誰にでもあるものではないでしょうか?「モテる」の代名詞で言うとバンドマンやスポーツ選手だと思います。なぜ彼ら(彼女ら)はモテるのか?それは至極シンプルで「真剣だから」だと思います。仕事もそうで、「真剣」に仕事をしている人はカッコいい。「真剣」に夢を追っている人は魅力的なのです。自分の魂を燃やして、限られた時間に情熱の全てを捧げて、そこまで真剣に取り組んだのが仕事であれば、嫌でも成果は出ちゃうんじゃない?
【第583回】Don't think,feel!!
クライアント様と戦術・戦略を練り、時にはクライアント様のモチベーションを上げて成果に向かって共に走っていくことを生業としている私ですが、実は普段自己啓発本はあまり見なくて、むしろ映画や小説から数多くの気付きを授かっているのですが、伝説のアクション俳優ブルース・リーの主演する「燃えよドラゴン」、ここに出てくる「Don't think,feel!!」と言う言葉が、未だに全ての物事に精通しているなと思っています。以下、若干のネタバレになりますが、このセリフは映画の中でブルース・リーが弟子にカンフーを教えている場面で、弟子が何度やってもうまくできないときにブルース・リーが「考えるな!感じろ!!」と言った言葉で、映画の公開と共に有名になった言葉です。経営や営業、もしかしたら人生においても私含めみんな「考えすぎ」なのかもしれません。「こうした方が得かな?」「こうなると損をするかな?」「この人は本当は付き合いたくないけれど、お金のためには…」「この会社と取引を終わらせたいけれど社員を養っていかないといけないから…」これもう考え過ぎですよね。全然「心で選んでいない」ですよね。起業してから益々「心で選べる」ようになりました。誰と付き合っていくか、どう付き合っていくか、忖度なく完全なる自由な自分自身の意思で選んでいます。考え過ぎずに心で感じたことを優先して物事を選ぶようになって思うことは「色々楽になった」ということです。精神的にも経済的にも、身体的にもとても楽になりました。人間は頭が良すぎてついつい考え過ぎてしまうアホな生き物ですが、せっかく神様から「心」を授かって生まれてきたんだから心を解き放ってもいいんじゃない?
