BENchmarkブログ
【第220回】契約は誰のため?
ベンチマーク代表射場(いば)です。
契約は誰のためにするのでしょう?
自分の為?自分の売上の為??
おそらく100人営業マンがいたらそのうち99人は「自分のため」に
お客様に契約をお願いしているのだと思います。
ただ、この考え方で営業をしていると非常に精神的に辛くなってきます。
優しい人になればなるほど、営業という仕事が嫌になると思います。
「今月ノルマが足りないから」「会社でキャンペーンをやっているから」
こんなふうに言われて営業されるのは本当に嫌な気持ちになりますし、
何よりそんなふうに言って営業をやっている人はとても辛いんじゃないかなと思います。
そんな営業が楽しい!と言う人は申し訳ないのですが頭のネジが外れてしまっているので、
世の為人の為に営業という職を見直した方がいいんじゃないかなと思います。
そんな人のせいで「営業」という職業が「売込み」といった捉え方をされるのです。
では、「契約は誰のためにするのか?」ですが、私は「お客様のため」にするのだと思います。
逆にお客様のためにならないことは、いくらお客様から求められても「契約しない」というのが
プロとしての責任であり、美学だと思います。
営業という仕事を選んで¥1でも会社からお金をもらっている時点で立派なプロです。
プロとして誇り高い仕事をしていくかどうかはあなた次第です。
騙されたと思って、「お客様の為になるかどうかを考えて契約する」をマイルールにしてみてください。
一生契約に困ることは無くなります。
信じるか信じないかはあなた次第じゃない?
【第217回】真似ることも大切
ベンチマーク代表射場です。
営業でなかなか成果が出ていない人は「ダメなやり方をずっと続けている」傾向があります。
ただ、それを続けてしまうと、売れない→焦る→余計売り込む→余計売れないといった悪循環が
発生してしまいます。
成果の出ない時は普段よりも視野が狭くなるもの。
ただ、そんな時だからこそ深呼吸して周りを見渡してみてください。
あなたの近くに必ず「成果を出している人」がいるはずです。
その人のことをしっかり見て下さい。
一説によると、「学ぶ」の語源は「真似ぶ」だとか。
上手な人の真似から始まり、しっかり身に付け活かしていくことが「学ぶこと」かもしれません。
じゃあ真似るためには何をしないといけないの?
それは相手に興味を持ち、冷静な状態で分析し、素直に受け入れるのです。
今成果が出ていないのであれば、ちょっと落ち着いてモノの見方を変えてみてもいいんじゃない?
【第188回】教科書通りの営業からの脱却
ベンチマーク代表射場(いば)です。
みなさん普段どんな営業をしていらっしゃいますか?
まさかお客様の前でパンフレットを読み進めるといった寒い営業はしていないでしょうね?
未だにかなりの数の営業マンがお客様の前で「パンフレットの中身を読む」という
営業手法を活用している方がいます。
これは本当に「時間の無駄」です。
この義務教育が充実している日本では、だいたいの人が字が読めますもんね。
では何故パンフレットを読む営業が未だにいるのか?
それは「安心する」からなんでしょうね。
パンフレットの言葉は綺麗に書かれている「誰かが作った文章」です。
だからこそ、そのトークでお客様の心に刺さらなくても
「自分のトークじゃないから」と言い訳出来るのです。
ただ、誰かのせいにしていても成果は出ません。
だからこそ、失敗を恐れずに「あなたが思った商品やサービスの良いところを、
あなたの作ったトーク」でお客様に伝えることが必要じゃない?
【第178回】無駄なセルフロープレ禁止
ベンチマーク代表射場(いば)です。
当ブログで「ロープレの必要性」は何度かご案内させて頂きました。
ただ、今回は「無駄なロープレ禁止」という若干相反する内容になります。
「無駄なロープレ」って何?
それは、「すべてのシナリオを自分で作ってロープレすること」です。
どういうことかと言うと、勝手にお客様のトークを作ることです。
お客様はこう言ってくるだろうな、あー言ってくるだろうな、と考え準備する。
申し訳ないのですが、これは完全に「無駄」です。
なぜならどんな質問をされるかは、その人の人間性、その時の状況によって大きく左右されるからです。
売れない営業マンになればなるほど、この「無駄」に時間を費やし「仕事をやった気」になってしまいます。
そんな空想している時間があるのであれば、1件でもお客様のもとに足を運んで実践した方が
1000倍マシです。いや、10000倍タメになります。
空想ごっこは今すぐ辞めて、実践あるのみじゃない?
MOVE!MOVE!!MOVE!!!
【第177回】納期をご案内する時は
ベンチマーク代表射場(いば)です。
先日ベンチマーク塾の塾生と同行させて頂いた際にアドヴァイスしたことです。
お客様から商品サンプルと見積もり提出をご要望頂いた際に
「いつ提出出来るか?」というお問合せに対して
「すぐ持ってきます!」と伝えていた際に指摘をしました。
「いつ提出出来る?」のアンサーは「すぐ!」ではなく
「今から何日後の〇月〇日の〇時にはご提出させて頂きます」なのです。
お客様は心意気を聞いているわけではないのです。
当然「すぐっていつ?」とツッコまれるわけです。
すると続けて「一週間でやります!」と伝えた際も再度指摘。
一週間で本当にお客様の想像を超える準備が出来るのか?
そして仮に1週間で出来るのであれば「プラス3日余裕を持ってお伝えしなさい」と
指導させて頂きました。
1週間と納期をお伝えし、万が一1週間を過ぎてしまった場合、その人は
「嘘つき」になってしまいます。
特にビジネスで「嘘」「約束を破る」ことは絶対やってはいけません。
だからこそ3日余裕を持った納期をお伝えし、「納期より早く提出」するのです。
そうすることによってお客様が「期待」してくれて「信頼」して下さるようになります。
セルフプロデュースは絶対必要じゃない?