BENchmarkブログ
【第188回】教科書通りの営業からの脱却
ベンチマーク代表射場(いば)です。
みなさん普段どんな営業をしていらっしゃいますか?
まさかお客様の前でパンフレットを読み進めるといった寒い営業はしていないでしょうね?
未だにかなりの数の営業マンがお客様の前で「パンフレットの中身を読む」という
営業手法を活用している方がいます。
これは本当に「時間の無駄」です。
この義務教育が充実している日本では、だいたいの人が字が読めますもんね。
では何故パンフレットを読む営業が未だにいるのか?
それは「安心する」からなんでしょうね。
パンフレットの言葉は綺麗に書かれている「誰かが作った文章」です。
だからこそ、そのトークでお客様の心に刺さらなくても
「自分のトークじゃないから」と言い訳出来るのです。
ただ、誰かのせいにしていても成果は出ません。
だからこそ、失敗を恐れずに「あなたが思った商品やサービスの良いところを、
あなたの作ったトーク」でお客様に伝えることが必要じゃない?
【第178回】無駄なセルフロープレ禁止
ベンチマーク代表射場(いば)です。
当ブログで「ロープレの必要性」は何度かご案内させて頂きました。
ただ、今回は「無駄なロープレ禁止」という若干相反する内容になります。
「無駄なロープレ」って何?
それは、「すべてのシナリオを自分で作ってロープレすること」です。
どういうことかと言うと、勝手にお客様のトークを作ることです。
お客様はこう言ってくるだろうな、あー言ってくるだろうな、と考え準備する。
申し訳ないのですが、これは完全に「無駄」です。
なぜならどんな質問をされるかは、その人の人間性、その時の状況によって大きく左右されるからです。
売れない営業マンになればなるほど、この「無駄」に時間を費やし「仕事をやった気」になってしまいます。
そんな空想している時間があるのであれば、1件でもお客様のもとに足を運んで実践した方が
1000倍マシです。いや、10000倍タメになります。
空想ごっこは今すぐ辞めて、実践あるのみじゃない?
MOVE!MOVE!!MOVE!!!
【第177回】納期をご案内する時は
ベンチマーク代表射場(いば)です。
先日ベンチマーク塾の塾生と同行させて頂いた際にアドヴァイスしたことです。
お客様から商品サンプルと見積もり提出をご要望頂いた際に
「いつ提出出来るか?」というお問合せに対して
「すぐ持ってきます!」と伝えていた際に指摘をしました。
「いつ提出出来る?」のアンサーは「すぐ!」ではなく
「今から何日後の〇月〇日の〇時にはご提出させて頂きます」なのです。
お客様は心意気を聞いているわけではないのです。
当然「すぐっていつ?」とツッコまれるわけです。
すると続けて「一週間でやります!」と伝えた際も再度指摘。
一週間で本当にお客様の想像を超える準備が出来るのか?
そして仮に1週間で出来るのであれば「プラス3日余裕を持ってお伝えしなさい」と
指導させて頂きました。
1週間と納期をお伝えし、万が一1週間を過ぎてしまった場合、その人は
「嘘つき」になってしまいます。
特にビジネスで「嘘」「約束を破る」ことは絶対やってはいけません。
だからこそ3日余裕を持った納期をお伝えし、「納期より早く提出」するのです。
そうすることによってお客様が「期待」してくれて「信頼」して下さるようになります。
セルフプロデュースは絶対必要じゃない?
【第175回】細胞レベルで会話する
ベンチマーク代表射場(いば)です。
前回のブログでトークの「抑揚」や「オーバーリアクション」の
大切さをご案内させて頂きました。
今コロナウィルスの影響でマスク着用が当たり前の日常になっていますよね。
これは会話するにあたって、とても不利になりますよね。
だからこそ、注意して頂きたいことは
「表情が相手に伝わり辛い状況で会話をしている」ということです。
いつも通りの営業をしていたら、相手に伝わりにくいということです。
だからこそ、マスク着用時に意識して頂きたいことは
「目や眉毛を使って会話する」「いつも以上に身振り手振りを意識する」と
いうことなんです。
むしろ全ての細胞を総動員して細胞レベルでお客様の話に耳を傾ける、
細胞レベルでお伝えすることを意識しないと
あなたの伝えたいことがちゃんと相手に伝わらないんじゃない?
【第174回】ジャパネットたかたを見て勉強しよう
ベンチマーク代表射場(いば)です。
みなさん「ジャパネットたかた」のTVショッピングは見られたことは
ありますでしょうか?
あれはとても勉強になります。
TVという一方的な状況で、限られた時間で、商品の良さを伝えて
購買意欲を掻き立て、成果を出すといった「営業の教科書」とも言える存在です。
あの何分間の中で営業スタッフはトークを考え、練習をし、本番に臨む。
だから売れるんでしょうね。
そして、特に注意して見て頂きたいことは営業マンの「抑揚」です。
起承転結に合わせて話し方に「抑揚」をこれでもかと言うほどつけています。
注目させたい時には、あえて小さな声で「今回はなんと」からの
大声で「¥12,300!!」そこからのまた小さい声で「更にこれとこれもお付けして」からの
「¥9,800‼‼‼‼」のように、声の大小、顔の表情、身振り手振りを付けて
とにかく「伝えること」に全力です。
あなたのトークに「抑揚」はついていますか?
成果が出ない営業マンはトークに「抑揚」がありません。
トークに山も谷もないので、お客様もどこに集中して良いか分からないのです。
ちょっとくらいオーバーリアクションにした方が、同じことを言っていても
相手への伝わり方が違ってくるんじゃない?