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2022-07-05 18:18:00

【第410回】自分の戦闘力分かってますか?

営業マン時代から「数字」の大切さを教えこまれた私は、全てにおいて「数値化」することが癖になっています。売上に対する粗利率は?売上に対して宣伝広告費は何%使っているのか?利益率は?ということはもちろんですが、自身の「戦闘力」も数値化しておりました。野球選手でも「打率」というくらいなので、営業マンも自身の打率、戦闘力を分かっておかないと戦略の練りようがありません。

私で言うと、営業全盛期の時で受注率は約87%でした。現在もクライアント様の営業フォローをさせて頂く際、次のステップに進めていく率としては91%になっています。

ただこれには理由があって、しっかり営業として「練習をしていること」と「打てる相手を集めている」というところも、この高いヒット率を生み出す理由となっています。

プロ野球選手で「3割バッター」は非常に優秀と言われています。「3割でも優秀なの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、プロ野球においては球を投げる相手も「プロ」。

当然打率は低くなるものです。ただ、営業の場合は違います。お客様は完全にその商品、そのサービスにおいては「素人」の場合が非常に多いのです。「素人相手」であれば、やはり打率は最低でも「6割」は必要かなと思います。「8割~9割」で優秀な営業マンではないでしょうか?

一度自身のヒット率を計算してみて、もし打率が6割以下で「プロ野球選手でも3割だから~」とのたまっている営業マンがいるのであれば、それは怠慢・慢心・努力不足であることを真摯に受け止めた方が良いんじゃない?

2022-06-01 18:18:00

【第393回】宿題は自分から作ってくんだぜ?

子供と大人の違いは多々あります。

子供は褒められるもの、大人は良いところを見つけて褒めるもの。

子供は与えられたものを食べるもの、大人は自分で食べるものを選ぶもの。

色々ありますが、その中の一つとして「宿題」です。

子供は宿題を与えられるもの、大人は自分の宿題を自分で作るもの。

お客様との商談で、お客様から「宿題」を出されているようではまだまだお子様です。

優れた営業マンであれば、お客様の必要としているものを自分で察知し、自ら宿題の中身と納期を設定し、お客様に確認した上で進めていく。

お客様との商談後、「では、本日の商談を踏まえて私の宿題は〇〇までに★★をやってくるということで宜しいでしょうか?」

これが言える営業マンで売れていない人は見たことがありません。あなたは本日の商談でどんな宿題を自分に課しますか?

2022-05-24 18:18:00

【第389回】上手く行っている人の行動を真似する

輸入商社時代、入社直後の私は超絶ポンコツでした。

センスなんてものは一つもなく、ビジネスマナーや言葉遣いも今思えば恥ずかしい行動ばかりでした。

ただ、入社当初に「自分には営業のセンスがない」と言うことを知れたことが自分にとって非常に財産になることでした。

「センスがないのだから頑張るしかない」と腹をくくれたのです。

当時私はどうやって頑張ったのか。それは上手く行っている人の行動をとことん真似することでした。

話し方、笑い方、身振り手振り、癖まで「この人素敵だな」「この人は成果を出していてすごいな」と思う人を社内・社外問わずに徹底的にパクってパクってパクりまくりました。

そうすると不思議なもので、自分自身もどんどん成果が出てくるのです。すると携わる人や後輩の中で私の話し方、笑い方、身振り手振り、癖までパクってくる子たちが現れ始めました。

その時の自分は正に「無双状態」でした。

営業にセンスは必要なのか?いいえ、センスの全く無かった私ですら何とか食えるくらいになっているのです。きっとあなたもご自身の周りにいる成果を出し続けている人を観察し、素直に受け入れ真似してみたら、きっと成果は変わってくるはずです。

まずはどこをパクってみますか?

2022-05-10 18:18:00

【第382回】相手に「売込みの人」って思われたいの?

人間は相手に「イメージ」を持つ生き物です。

いつもニコニコしている人には「あの人はいつもニコニコしている人だな」、プンプンしている人には「あの人はいつも怒っていて近寄りがたいな」等イメージを「定着」させてしまいます。

現に私もサラリーマン時代、とある部下から電話の報告で「悪い結果」ばかり聞かされていると、その部下から電話がある度に「また悪い報告かぁ」とゲンナリしていました。実際10回に7回くらいが悪い報告で、内3回くらいは良い報告もあるのですが、いかんせん比率が悪い方に偏りがちなので「その部下=悪い報告をしてくる人」というイメージが定着していました。

営業マンも一緒で、いつも自分勝手に一方的に商品を売り込んでくる人は「売込みの人」と思われます。

一度「売込みの人」とイメージを持たれてしまうと、あなたがどれだけ良い情報を持っていこうとも「売込みの人」というイメージが付いている分、相手は会ってもくれません。

あなたは相手にどう思われたいのか?

「売込みの人」?それとも「あの人は良い情報を持ってきてくれる人」と思われたいでしょうか?

「あの人と会うと希望が持てる」「あの人と会うと元気と勇気がもらえる」「あの人と会うと頑張れる」お客様に支持され売れている営業まの共通のイメージです。

あなたはどんなイメージを持たれたいですか?

2022-04-28 18:18:00

【第376回】3回買ってもらって初めて利益

住宅や自動車など高額商品は、販売することが大変な分利益も多く出すのですが、逆に小売り業は単価が低い為、商品にもよりますがだいたい「3回買ってもらって初めて利益」が出るケースが多いです。

1回目は商品説明用のパンフレット、名刺、ガソリン代、等々で商品を購入頂いたからといって損益はマイナスです。

2回目でやっとマイナス分が「トントン」の状態になります。

3回目でやっとプラスに転じます。

営業マンの多くが「一回買ってもらって満足する、安心する」という人が多いのですが、「商売は3回買って頂いて初めてプラスになる」、このことが分かっていたらおのずと1回購入頂いた後の意識と立ち振る舞いが変わってくるんじゃない?

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