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【第65回】売上中毒にご用心
ベンチマーク代表射場(イバ)です。
自分で商売をやるにあたって驚いたことの一つとして、
結構たくさんの方が
「射場さんは将来会社規模をどれくらいにしたいのですか?」
「社員を何名まで増やしたいのですか?」
と聞いて下さることがありました。
1回2回ではなくて結構な方に結構何回も聞かれました。
その時思ったのは
「ははぁ~ん、だからたくさんの経営者が「多く、たくさん」にこだわるように
なるのか。」と知りました。
相手からしたら悪気も無く、売上を増やすのが当たり前、
規模を大きくすることが当たり前という前提があっての会話です。
これが「売上中毒」に繋がる大きな罠なんだなと思います。
ベンチマークは借入がありません。
仕入が発生しないので銀行から借り入れる必要がないんです。
それ以上に、財布の中にお金が無い状態で買い物をしません。
事務所も大きな自社ビルを建てたり、立派なテナントに入ることもありません。
何故ならそのお金はお客様からお預かりしているお金を使うことになるからです。
無理な借り入れをして苦しむ必要は全くないのです。
誰かから「立派に見られたい」「ちやほやされたい」と思うから
売上を大きくして自分を大きく見せようと思うのかもしれません。
そんな表面的な誰かの評価なんてお尻ぺんぺんじゃない?
【第64回】物心両面にて豊かになるとは
ベンチマーク代表射場(イバ)です。
「物心両面にて豊かになる」
これは弊社や弊社クライアント様の共通のテーマです。
経営塾等に参加されたり、経営指南の書籍にもよく紹介されている言葉です。
物…お金
心…心
お金がどれだけあっても心が貧しく荒んでいたら幸せではない
心がどれだけ満たされていると言ってもお金がなければ心も荒んでいく
だからこそ物と心の両面にて幸せになることが真の幸せであるという
考え方です。
だからこその弊社が強く強く推奨している「ストック型経営」を
私は大切なクライアント様にご提案しております。
売上をガンガン上げていくのは実はそれほど難しくはありません。
会社規模をどんどん大きくしていくのも、実はそこまで大変ではありません。
大変なことは「維持」していくこと。
それはお金も心もです。
私自身もそうですが、携わって下さっているクライアント様、ご縁があって
当ブログをご覧頂いている方には「物心両面」にて幸せになっていければと
強く思っております。
ただ「幸せ」は人によって定義はまちまちです。
何が良い、何が悪いではなく、まずあなたにとっての「幸せ」は何か?
ちょくちょく立ち止まって確認してみてもいいんじゃない?
【第63回】自分の周りをみてごらん
ベンチマーク代表射場(イバ)です。
最近ご縁を頂いた方とお話しさせて頂いた際に
「射場さんのいる世界は良い人ばかりで素敵なことばかり起きて本当に綺麗な世界だね」
と、仰って頂きました。
最初「??」と思い、何故そのようなことを言われるのかお伺いすると、
その方は信じていた方にお金や仕事がらみで裏切られ、疑心暗鬼になっていて
損得を基準に毎日過ごされていると聞いて、とても心が苦しくなりました。
私自身正直自分に自信があるわけではありません。
自分が絶対的に正しいとも言い切れません。
ただ、日ごろから気にかけているのが「自分の周りにどんな人がいるのか」と
いうことを注視しています。
今現在の私の周りにいらっしゃる方は、
一生懸命コツコツ努力される方、困っている人がいると自分が損をしてでも当然のように手助けされる方、
自身に携わる人に少しでも喜んでもらう為にと日々尽力される方、
お金儲け以上に「粋(いき)」な生き方を選ばれる方、私の起業祝いにわざわざサプライズを用意して
頂くような温かい心、優しい心を持っていらっしゃる方等々、
そんな周りの方を確認して思うことは
「こんな素敵な方たちと一緒にいられている自分は今のところ間違った方向に進んでいないだろう」と
周りの方を通じて道しるべを明確にし安心させて頂いております。
もしご自身の現状が思うようにいかず、辛い事、傷つく事ばかりが降りかかる場合は
ちょっと冷静になって周りのお付き合いしている人を見てみて下さい。
類は友を呼ぶとはよく言ったもので、もしあなたの周りがダークサイドな方たちばかりであれば
酷な話ですが、あなた自身もダークサイドに陥っている可能性が非常に高いです。
でも安心して下さい。
自分の心の持ち方が変われば付き合う人もおのずと変わってきます。
そうすると人生までもたちまち好転していきます。
ワクワクしながら理想の自分と、理想の環境を想像して創造していこうぜ。
【第52回】ご自身の損益分岐点は把握出来ていますか?
ベンチマーク代表射場(イバ)です。
みなさんご自身の「損益分岐点」は把握されていらっしゃいますでしょうか?
「損益分岐点(そんえきぶんきてん)?」
分からない人はググってみてください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/損益分岐点
簡単に言うと赤字でもなければ黒字でもない「+-0」の金額ということです。
ただ、会社員たるもの「会社に利益を出す」という約束の上で
お給料やら福利厚生やらを与えられているので、+-0はもちろん、
赤字なんて会社との約束違反になってしまいます。
では、一体いくら利益を出せばいいのでしょうか?
ざっくりとですが、以下がご自身の損益分岐点の算出方法になります。
あなたの給料(総支給)×3÷あなたの会社の粗利率=売上(損益分岐点)
となります。
会社員は思っている以上に経費を使います。
ご自分の給料以外でも年金、保険料、通信費、電気代、車両費、テナント賃料等々、
会社はあなたを雇う為にあなたの見えないところでたくさんたくさんお金を使っています。
会社は当然営業以外の経理や総務、事務などの直接お金を生み出さない人も
雇わなければいけないので、そういったことも考えるとあなたのお給料の3倍の
「粗利」を出さなければいけません。
では、その「粗利」を稼ぐためにいったいどれだけの「売上」が必要なのか?
私のクライアント様で利益率「50%」の会社があります。
100円売れたら50円儲かるといった会社です。
そこの社員のお給料が残業代等も含め30万円だとすると
30(月給)×3÷0.5(粗利率)=180
となります。
毎月180万円売上があって、初めてトントンなのです。
これが損益分岐点、これをもとに月500万円売上を作れたとします。
そうすると、あなたは経営陣に
「もっと給料を上げてくれ!」と堂々と言えるわけです。
逆に損益分岐点にも言っていない成果で
「頑張っているんだからもっと給料を上げてくれ!」なんて
言っちゃった日には
「なにこいつ?わかってないな、寒!」と思われて
お給料が上がるどころか、「勘違いさん」という
あだ名まで付けられてしまうので要注意です!
大人たるもの 自分の食いぶちは自分で稼ぐんじゃい‼
不平不満はそれからだ‼
【第47回】強い会社、強い営業
ベンチマーク代表射場(イバ)です。
強い会社、強い営業とはどんな会社か?
それは
「顧客を創造出来る会社」「顧客を創造出来る営業」です。
顧客の創造とはなにかと言うと、簡単に言えば
「新規開拓が得意」ということです。
良い商品がある、良いサービスがあるということよりも
売上が下がった場合「新たな売上計上先」を開拓出来ることは
最強の強みになります。
ただ「強い会社」=「良い会社」とは限りません。
このお話しは後々ご案内出来ればと思いますが、
「新規開拓先の見つけ方」に関しては
次回ご案内させて頂きます。