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【第129回】営業という仕事において勉強って?
ベンチマーク代表射場(いば)です。
最近お会いさせて頂いた営業マンからこんな相談を受けました。
「上司からもっと勉強をしろ!」と叱られると。
どんな仕事においても、そもそも人生においても
一生勉強です。
この子を叱っている上司は愛情を持っているんだなぁと思います。
ただ、勉強しろと言われて何を勉強して良いかわかりませんよね?
商品のこと?自社のこと??
全てにおいて無駄はないのですが、いかんせん営業マンは成果を出さなくてはいけない仕事です。
勉強するにしても、テーマをしっかり絞って、「成果を出すための勉強」に特化しなくては
いけません。
商品のことや自社のことを勉強してもいいのですが、大切なことは
「成果が出る勉強なのか?」ということを意識して取り組まないと
「勉強のための勉強」という訳のわからない事態に陥ります。
ちなみに私が一時期夢中になって勉強したことは
「ディズニーランドに学ぶホスピタリティ」や
「リッツカールトンのおもてなし術」なる本を相当読み込みました。
理由は、「どうすればもっと自社のファンになって頂けるか?」
「どうすれば、今購入頂いている方にもっとご満足頂けるか?」
ということを身に付けたかったからです。
子供の様に「与えられたものを勉強する」のではなく、
自分が必要と思うものを身に付けていくのが「大人の勉強」ってやつじゃない?
【第128回】続・ボーナスをもらって辞める
ベンチマーク代表射場(いば)です。
前回のブログでボーナスをもらって辞める人について書きました。
サラリーマン時代、採用も携わらせて頂いた身としては、
7月8月、12月1月に面接に来られる方は、人材紹介の会社とのお付き合いもあるので
面接依頼があれば会うには会っていましたが、どれだけ優秀な人材でも採用することはありませんでした。
理由は至極単純。
「ボーナスをもらってから辞める人だから」です。
一部上場企業もですが、特に中小企業の経営陣からすると
ボーナスを支給した後すぐ辞められることは致命的です。
それは経営的にはもちろんですが、心理的にけっこうくらうからです。
少しでもお世話になった会社の社長を苦しめてはいけません。
悲しませてはいけません。恨まれてはいけないのです。
酷い仕打ちをしてきた会社は別ですが、そもそもそんな会社はボーナスを支給しません。
辞める選択肢は悪ではありません。
ただ、辞めるタイミングは考えなければいけません。
飛ぶ鳥跡を濁さずって大切じゃない?
【第127回】ボーナスもらって辞める…
ベンチマーク代表射場(いば)です。
12月はボーナス時期ですね。
ボーナスをもらえる会社は全体の68%~73%と言われています。
みなさんボーナスは出ましたか?
基本ボーナスは会社が利益を出した際に社員に分配するとうものです。
だからボーナスが出ていないということは、もっと頑張ってボーナスが出せる会社に
あなたもしていかなくてはいけません。
そんな中で、よく「ボーナスをもらって辞める」という選択肢を選ぶ方がいらっしゃいます。
中でもひどい人は、ボーナスをもらったタイミングで辞表を提出される方もいらっしゃいます。
個人的にボーナスは「頑張ってくれて有難う」と「これからも頑張ってね」の二つの意味で
支給されているのだと思います。
ただ、普通に会社員として働いていると、そういった経営陣の気持ちが分からなくても
仕方がないのかもしれませんが、営業という「人様のハートに寄り添う仕事」に就かれている方は、
そこらへんは考慮してあげて欲しいなと個人的に思います。
「会社からひどい扱いを受けた!だから貰えるもんは全部もらっていくんじゃい!」
という考えの方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、そもそも嫌いな奴から給料をもらう?施しを受ける?
そんなもん、そもそもロックな生き方じゃなくない?
誰にも媚びずにカッコよく生きていこうぜ?
【第125回】お金をもらうことは悪い事?
ベンチマーク代表射場(いば)です。
よく若い営業マンとお話しをさせて頂く際に
「お客様からお金をもらうことに抵抗があります」と
言う子が多々います。
そんな相談を受けた際にいつも私がお話しさせて頂く事は
「もらったんじゃないよ、お預かりしているんだよ」
というお話しをさせて頂いております。
そう、お客様からの売上はあくまであなた個人に渡したお小遣いではなく、
会社に託した「預けたお金」なんです。
自分がもらうと思うから後ろめたさがある。
でも決して勘違いしてはいけません。
あなたのお金ではないのです。
ベンチマーク代表である私ですらも、
今クライアント様からお預かりしているお金は自分のお金ではないと思っています。
これはあくまで「ベンチマークへのお金」です。
このお金は私の大切なクライアント様が困ったときに助けに行く為のお金です。
だからこそ、どれだけたくさんのお金をお預かりしても身の丈に合わない贅沢はしない、
無駄遣いをしないのです。
もしあなたの所属する会社の経営者がそんなことも分からず
私利私欲の為だけにお金を遣う人であれば(人様の人生で人様の商売なので余計なお世話ですが)
その会社はその内お客様から愛されなくなりますので、今のうちに将来のことも考えてみても
いいんじゃない?
【第124回】利益度外視は超怖い
ベンチマーク代表射場(いば)です。
年末年始に向けて各社「年末セール」や「新春セール」などの
文言が入ったチラシを見る機会が増える季節になりました。
ただ、ここで気を付けないといけないのは
「利益度外視!」と言う言葉。
サービストーク、リップサービスでこの言葉を遣う分には大丈夫ですが、
営業マンで本気で利益度外視をされる方は多々いらっしゃいます。
利益度外視ということは「利益を受け取りません」ということです。
利益を受け取らないということは
あなたの会社が宣伝する際の広告費が捻出出来ません
あなたの会社の家賃が払えません
あなたの会社が維持できません
あなたを信じて下さったお客様に継続してサービスを提供出来ません
あなたのお給料が支払えません
あなたの生活を守ることが出来ません
営業は「利益ある売上を獲得する仕事」です。
その場の良い恰好したいが為の利益度外視は実は本当に怖い行為なんです。
お客様により永く喜んで頂くためにも、しっかり利益を「お預かり」し
会社を成長させ、またお客様に還元し、自分の生活も豊かにしていくことが
必要なんじゃない?