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【第218回】遊びに来てねと言われても…
ベンチマーク代表射場(いば)です。
有難いことにサラリーマン時代にお世話になった方が未だに私のことを
覚えていて下さり、連絡を頂きます。
中には弊社の事業内容を全くお伝えしていない状況にも関わらず
「何やってるかわかんないけど契約しよう!」と、涙が出るほど嬉しいお言葉を下さる方も
多々いらっしゃって、本当に今回の人生は恵まれているなぁと喜びを噛みしめている中で、
たまに「近くにきたら遊びに来てよ」とおっしゃって下さる方がいらっしゃいます。
先方に悪気も無く、むしろ好意でおっしゃって下さっていることは分かるのですが、
その言葉を言われた際に、いつもお伝えさせて頂いていることがあります。
「遊びに来てよと言って頂いて本当に嬉しいです。ただ、大変申し訳ないんですが
今の私の時間、あなたに会いに車を走らせるためのガソリン代は、起業してよちよち歩きの
私を応援し、信じて託して下さったクライアント様から頂いているものなので、私はその人たちに
恩返ししないといけないんです。だから遊ぶ時間があればその人たちに時間も経費も全て費やしたいんです」
と、お伝えさせて頂きます。
優れた経営者はそもそも時間、経費がいかに大切か分かっているので「遊びにきてよ」とは
言いません。大人の世界での「一緒に遊ぶ」ということは「ビジネスで携わる」ということを
分かっているからです。
ただ、このことが分からない状態で経営をしていらっしゃる方も多々いらっしゃいます。
だから少々棘が立つのかもしれないですが、こういったことをしっかりお伝えしておかないと
「あいつは冷たくなった」「あいつは変わった」と思われ相手を不快にさせてしまうのと、
それ以上に私以外の人に「あの人は分かってない」とその人が思われないようにお伝えさせて
頂いています。
それが私に対し好意を持って下さる方に出来る恩返しの一つじゃない?