最新ブログ
【第433回】報告・連絡・相談
社会人になって一番最初に教えられる「報・連・相」。
だいたいどの会社でも「出来ない人」ばかりです。「日報を書きなさい」と言っても出来ない、「連絡しなさい」と言われても出来ない、「事前に相談しなさい」と言われても出来ない。なぜ出来ないのか?答えはシンプルで「面倒だから」が勝ってしまっているからです。そして、それ以上に「報・連・相」をすることによって、社内ではもちろんのこと、社外でも物事が円滑に進むことが分かっていないケースが非常に多いからです。日報はなぜ取り組むのか?一日の自分の動きを客観的に見直し、より良い成果が出るように改善する機会であり、お客様との商談の証拠になり、メモになり、次回の商談の際に活かせる情報になります。連絡はなぜ必要なのか?今起こっていることを関係者各位に素早く伝えることで、周りも事前準備・事前対策が出来るため物事がスムーズに進みます。相談はなぜ必要か?自分より能力の高い人に相談することによって、自分とは違った解決策を見いだせる、もしくは第三者から客観的に物事を見てもらった上でアドヴァイスをもらえるので、こちらも物事が非常に潤滑に進めることが出来る。
「やらないといけないからやる」ではなく、「より良い方向に進むためにやる」。これが分かっているのとそうでないのとでは、取り組む姿勢が変わってきます。なので、部下がいらっしゃる方には、このことを細かく丁寧に教えてあげる必要があるのです。だって社内で出来ないことが社外で上手に出来る訳ないでしょう?
特にビジネスの世界で自分からどんどん「報・連・相」が出来る人は信頼されどんどん新しいチャンスに恵まれます。逆にこれが出来ない人だと、少なくとも私は信頼出来ません。
信頼出来ない人はどうするかって?何も言わずにフェイドアウトじゃない?