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2024-10-13 18:18:00

【第826回】やらない人、出来ない人ほど口を出す

たくさんの企業やそこで働かれる人と携わらせていただいていると、人というものの共通点と言いますか、ある一定の属性というものが見えてくるようになります。特に仕事においては顕著で、成果を出し続ける人はひたむきに黙々とやるべきことをやり続けることが出来るのに対し、成果がなかなか出ない人は「やらないくせに、出来ないくせに一丁前以上に口を出す」ということがあります。「俺だったらこうするけど」「わたしはこれはどうかと思う」などなど、重箱の隅をつつくように評論家気取りでダメ出しをしてきて、それに対してキズついたりやる気が削がれた頑張り屋さんから相談を受けた際にお伝えさせていただいていることは「雑音だから気にしなくていい」ということです。出来ない人、やらない人になればなるほど自信の無さなのか、マウントを取ることによってしか自分の居場所を確立できないからなのか声が大きいもの。だってそれがその人たちができる唯一の自己表現だから。中には悪意を持ってキズ付けてくる人もいます。わたしはそういった人たちの言葉は「雑音」だと思っています。だからこそ、そんな時に雑音に耳を傾けてしまうと軸がブレる、軸がブレるから成果が出ない、楽しくないという負のスパイラルに陥ってしまうので、もし雑音が耳に入ってくるときこそ、耳を傾けるべきは「自分自身」なのです。ゴールはどこなのか?今自分がやっていることは着実に確実にゴールに向かっているのだろうか?もっと早くゴールに辿り着くにはどうすればいいのか?求めてもいないのにアドヴァイスを言ってくる人にロクなものはないし、だいたいそんなアドヴァイスは的外れでクソの役にもたたないものばかりなので、もしやっても無い人があーだこーだ言ってきたら「そうなんですね、じゃあそれでやってください、では!」と言ってみてください。きっとそれっぽい理由を付けて逃げていくはずです。ただ、年を重ねると体力や気力も衰えて自分もやらないのに口だけは一丁前のサムい大人にならないように自分自身も気を付けていく必要があるんじゃない?

2024-10-09 18:18:00

【第824回】成果が出せない人はコンサルやっちゃダメ

少し前の記事で紹介されていましたが、東京商工リサーチによるとここ最近「経営コンサルタント業」の倒産が過去最多とのこと。理由は顧問先の仕事がコロナ後から著しく悪くなったこと、ウィルス感染対策におけるリモート対応が出来ずに業績不振になったこととのこと。コンサル業は起業する際に比較的資金や資格を必要としない兼ね合いから新規参入がしやすい業種とされていますが、だからこそポンコツや詐欺師のようなコンサル会社が横行して「コンサル」という職種が非常に胡散臭いものとみられるのでしょう。「コンサル業」というカテゴリーに位置する弊社ですらも、いまだに「コンサル会社とは契約しちゃだめだよ」と顧問先問わずにお伝えしています。弊社の場合は「伴走者」というカテゴリーをお世話になっている人から見出していただき、未だに自社のことを「コンサル会社じゃない」と言っているので、時にはお客様を混乱させるかもしれないのですが、やはり「コンサル」という言葉にどうしても抵抗があるのです。にも関わらず、そんな会社に最近いつにも増してコンサル業を生業としている会社から多数お問合わせをいただきます。「貴社のコンサル業のノウハウをレクチャーしてください」「弊社と組んで貴社のノウハウを販売しませんか?」と、コンサル会社からたくさんお問合わせをいただきます。中には「弊社顧問先を貴社の新規開拓の場として活用しWin-Winの関係を築きませんか?」と図々しい提案をしてくる会社もあります。「新規困ってねぇよ」「新規する暇があったら既存の顧問先に全力を費やすよ」「そもそもコンサルじゃないし、その人、その会社に合った戦略を一緒に考えてるんだからノウハウ化出来るわけねぇよ」なのです。本当に優秀なコンサルであればそもそも困らないのです。無駄な広告を発信することもないし、新規開拓をする必要もない、資金繰りに疲弊することもなければいかなる状況でも打開策を見出していくものです。現に弊社はリモートのお陰で沖縄や和歌山、東京や北海道のクライアント様ともお取引が出来ています。チャンスに出来るかどうかは自分次第なのです。今まで何人かのコンサルに「コンサル方法を教えてくれ」と直接言われたこともありますが、こちらのアンサーとしては「相手のためにもあなたのためにも、その時点でコンサル辞めたほうがいい」という言葉をお伝えしてきました。本当は困っている癖にその状況を隠してお客様の前では偉そうにそれっぽいことをそれっぽく言う、「詐欺」でしかありません。現状仕事に困っているコンサル会社、そしてその社員の方々、世の中に仕事はたくさんあります。コンサル業に依存する必要もありません。人生は思ったよりも短いもの。自信と誇りを持って携われる仕事をしませんか?

2024-10-01 18:18:00

【第820回】選ばれる自信ありますのん?

とある会社の会議にオブザーバーとして参加した際に、その会社は法人営業をしている会社だったのですが「景気が悪くて倒産する会社が増えてくるから取引先で景気が悪そうな会社には気を付けるように」と言っていて「射場さんから何かありますか?」と意見を求められてわたしが伝えたことは「なんじゃそりゃ?そもそもそんなサムいこと言う会社が顧客から選ばれると思ってますん?」です。法人営業はお客様のお役に立ってこそ成り立つ商売です。もし取引先の経営状況が悪いのであれば助けにいくのが法人営業の営業マンです。自身の持てる知識と技術、サービスや商品を活用して取引先の業績を上げていく、その上で自社にも還元していただく。これが法人営業です。法人営業の場合、取引先は「パートナー」なのです。パートナーが困っていたら助けにいくのです。にも関わらず「業績が悪いんですね、うち売れないっすわ~」と言う会社にどこが「一緒にやりたい」と思えるのか?そんなことを言う会社と付き合いたいと思う会社がどこにいるのか?仮に業績が良くなった場合も手を離された側は決して忘れません。パワハラ、モラハラがひどい顧客はどんどん取引を停止していくべきですが、業績が悪いという理由で手を放すのであればそれはとても失礼なことであることを理解しなければいけません。良い時は放っておいても人は寄ってくるもの。ただ、悪いときこそ一緒にいてくれた人、一緒に頑張ってくれた人は「生涯のパートナー」になることを法人営業の営業マンは分かっておかなくてはいけません。現に弊社のクライアント様の離脱率は起業してから5%ほどです。離脱先もこちらが「こちらがお役に立てないもしくは取引をすることによって社会のためにならない」と思い顧問契約を解除したのですが、なぜ多くのクライアント様がずっと一緒にいてくださるかというと「苦楽を共にしたパートナー」だからです。お客様をジャッジする前に自社は自分自身は人様から選んでもらえるほど魅力があるのか?をしっかり見つめ直したほうがいいんじゃない?

2024-09-25 18:18:00

【第817回】名古屋セミナー終わりました

本日名古屋でのセミナーを無事終えることが出来ました。東京で開催したときとは違って今回はホームということもあり参加者の中には弊社クライアント様の顔もちらほらいらっしゃって、セミナー中「心の栄養剤」として顔を拝見させていただく度に安心しました。本当に有難うございます。改めてセミナーにご参加いただいた方はもちろん、集客から会場の段取り、セミナーの準備をしてくださった主催者側のみなさまに心から感謝しております。本当に有難うございます。今回のセミナーもしっかり「緊張」させていただきました。わたし自身「緊張」はとても大切な感情だと思っています。責任感があるから緊張する、上手くやろうと思うから緊張する、真剣に向き合うから緊張する。自分はセミナーを何回もやっていても、聞いていただく方は「初めて」です。また、わたしのセミナーコンテンツとしては「なにかヒントを手に入れたい」という方が貴重な時間とお金を遣ってお越しいただく内容なので、わたし自身も新鮮な気持ち、初心な気持ちを忘れてはいけません。実はわたしはサラリーマン時代からセミナーをさせていただく機会がたくさんありました。一度だけ、あまりに何回もやっているセミナーだからこと「慣れてしまったこと」があります。その時のセミナーは最悪でした。話していることは同じなのに、参加者の熱が全く違う。全然盛り上がらない、全然喜んでもらえない、なぜならわたし自身が「飽きていた」からです。「商い(あきない)は飽きちゃいけないから「あきない」」なのです。だからこそ今回もしっかり準備し、東京のセミナーでお話しさせていただいた内容に若干+αした内容をお話しさせていただきました。参加者の方に少しでもお役に立てれば幸いです。次は大阪、福岡です。本日のセミナーを踏まえた上で内容をパワーアップさせていきます。次もちゃんと緊張できるように、ずっとチャレンジャーで成長を望む自分でいられるように、心の準備を進めて参ります。今回セミナーにご参加いただいたみなさま、顧問契約は現在3年、下手をすれば4年先まで埋まっていますが、研修やセミナーの講師といった単発のご依頼は喜んで受けさせていただきますので、主催者様を通してお声がけいただけましたら幸いです。

2024-09-17 18:18:00

【第813回】相手の状況に配慮する

義務教育期間は基本土日祝日がお休みです。ただ、仕事の内容によっては平日休みもあるので当然自分の休みと相手の休みが違うケースがあります。公務員や法人営業だと土日祝日がお休み、不動産・建築業界であれば水曜日休み、美容師さんだと月曜日休み、工場勤務だとシフトによってバラバラ。現にわたしは起業してから「休み」といえばG.W、お盆、正月くらいがまともな休みで基本働いているのですが、気を付けていることは「相手のお休みや忙しいであろう日は連絡しない」ということ。わたし自身も基本土日はクライアント様からの連絡だろうと基本は対応しないようにしています。なぜなら、土日は営業フォローでお手伝いさせていただいているクライアント様の「営業」に全力で集中するためです。自社の案件であれば失注しても「自分の責任」なのでそこまで気にしないのですが、顧問料とは別にお金をお預かりしている以上、そのクライアント様に最大の成果が出るよう時間も気持ちも全てそこに注ぎ込むことが自分の中では誠実な対応だと思っていて、これは今顧問をさせていただいているクライアント様に事前にご案内させていただいております。また、土日に仕事が入らず休みになった際は「家族」と「自分」に最大限時間と気持ちを使いたいため基本仕事の連絡はよっぽどのことでもない限り対応しないようにしています。平日も朝基本8:30~19:00以外はお客様からの電話やLINEは対応しないようにしています。にも関わらず夜の21:00くらいにLINE等入れてくる人がいれば、愛情がある相手に限定して「時間考えた方がいいよ?」「せめて「夜分恐れ入ります」っていれてよ」「お休みであれば申し訳ないのですがと一言ないのはサムいよ~」とご案内させていただきます。意外に大の大人でもこれが出来ない人が多いのに驚きです。自分が働いているからと言ってお客様や取引業者、友達に「相手の状況を配慮しない立ち振る舞い」をやってしまうと応援してもらえないどころか、どんどん相手に嫌われちゃうんじゃない?

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