BENchmarkブログ

2025-06-20 18:18:00

【第952回】東京セミナー無事終了しました

6月19日東京にてヤマダホールディングスグループ企業の1社、株式会社家守り様のセミナーに講師として参加させていただきました。

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今回は東京駅から歩いて1分のセミナー会場。「これからの日本の住宅品質を向上させるため、次の代に残せる品質の良い家を増やすための取り組み」という、非常に貢献度の高い取り組みにわたしも加わることができ、とても栄誉なことだと思っています。

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日本の住宅業界はまだまだ「不明確」なことが多すぎます。車はある一定の品質が保証されていますが、家は違います。建てる会社、作る職人の手によって「当たり外れ」が激し過ぎるのが実情です。わたしの自宅もそうです。当時マーケティングが上手で、見せ方や伝え方が上手く受注を獲っていて「売ること」には長けているものの、肝心の家づくりは「欠陥住宅製造マシーン」のように地域に欠陥住宅を大量につくりあげている住宅会社で家を建てたので工事中はもちろん、建てた後も色々と大変でした。ただ「こういった住宅会社のお手伝いはしてはいけない」という想いが芽生え、そこから売上を増やすために仕事を増やしていくのではなく、お客様に喜んでいただけるようゆっくり、じっくり、丁寧に仕事に携われるようにと現在の「ストック型経営」を提案していくきっかけになったので、全てに意味があるのだなと思っています。幸いわたしはたくさんの住宅会社とお付き合いがあるので、メンテナンスや不具合があった際にも頼める先があるのですが、他の人はなかなかそういう訳にはいきません。だからこそ、微力ではありますが「丁寧な家づくりをしている会社」を応援しているのです。こうした取組が少しづつですが着実に・確実に次の代に負の遺産を残さないことに繋がっていると信じています。住宅を手掛けるみなさん、ご自身が手掛ける家は「絶対大丈夫!」と言い切れる家ですか?そう言い切れる根拠がありますか?是非株式会社家守り様の品質検査を受けてみてください。「井の中の蛙大海を知る」かと思います。車に「車検」という検査があるのと同じように、より永く安心に暮らしていく家にも「家検」が必須なのかと思っています。

2025-06-16 18:18:00

【第950回】付き合ってくれているのは人として?取引先として?

事業をしていたり、役職が上がってきたり、年齢が重ねていくと「お付き合いする人」や「お付き合いをしようとしてくる人」が増えてくるもの。ただ、それは「人として付き合いたい」と思ってくれているのか「取引先だから付き合わないといけない」と思ってくれているのかは見極めないといけません。「お前のこと本当に嫌いだけど、売上のために付き合わないといけないんです」と正直に言ってお付き合いしてくれる人はなかなかいません。みんな表面上は「人として好きだからお付き合いしてますよ~」と言いながら陰では「あ~あの人話し長いんだよなぁ」や「あいつ本当面倒だなぁ」と思われている経営者、役職者は結構いるものです。にも関わらず「自分には人望がある」と思っちゃっている勘違いさんはたくさんいます。中には「あいつにはご飯食べさせてあげてるから」と食事を奢っただけでマウントを取るアホもいますが、戦後でもあるまいし、今の時代なんやかんや言ってもお腹を空かして今にも死にそうという若者はなかなかいなくて、みんな断れないから仕方なく付き合っているだけで、にも関わらず「いやぁ、いつもあいつには奢ってやってるんだよぉ」と言っているおっさんを見ると「こんなサムいおっさんになってはいけない」と思わせてもらえます。今あなたの周りにいる人は、あなたの人間性に惹かれてお付き合いしてくれているのでしょうか?それとも取引先だから仕方なくお付き合いしてくれているのでしょうか?

2025-06-08 18:18:00

【第946回】あーだこーだ言う時間があれば

「頭が良い人よりバカの方が成功しやすい」という言葉があります。若干言葉は汚いですが、一理あるかと思います。「頭が良い」というよりは「考え過ぎてしまう人」はどうしても動作が遅くなります。例えば営業一つするにしても「相手がこう言ってきたらこう返そう」「きっとこうなるからそのときこうしよう!」など、妄想の相手や起こるかどうかも分からないことに一生懸命時間を使ってから実際動く、準備は悪いことではないのですが、よく言われる「準備8割」とは「正しい準備を行うこと」なのです。極端な例ですがわたしが「もしドラゴンが出てきた際に戦う必要があるから剣と盾を準備しよう、鎧なんかも必要かも。でも剣を振るうために筋トレもやっておくか、筋肉が付くまで半年はかかるかも…」と本気で言っていたら、きっと周りの人はドン引きするかと思います。「怖い怖い怖い、ドラゴン?えっ!?大人なのに!?ちょっと大きめの病院行きなはれ」です。大袈裟かもしれませんが、「会ってもない相手のことを考える」というのは「実在しないドラゴンのことを考えている」ことと同じことなのです。逆に「バカ」というよりは「まず動いてみましょう!」という人は、考え過ぎてしまう人が考えている間にどんどん経験を蓄えていきます。実戦に勝る修行はなし。数多くの経験の中でどんどん知識と技術を習得していきます。だから成功しやすいのです。ただ、失敗を失敗と気付かず、もしくは失敗を気にせず何度も同じことを繰り返すのは「バカ」ですが、それでも考え過ぎて結局何も動かなかった人よりは断然成果は出るかと思います。要は「あーだこーだ言う時間があるなら動こうぜ?」なんです。ビビってんじゃねぇよ。Move!Move!!Move!!!

2025-05-27 18:18:00

【第939回】嫌な迷惑と嬉しい迷惑

弊社クライアント様は基本わたしよりも「年上」の方が代表を務める会社ばかりです。中にはわたしより1回り、二回り年上の方もいらっしゃいます。わたしが今年で41歳になる年なので、二回り上と言うことは65歳。そろそろ事業継承や今後のご自身の進路について考えていく時期になるかと思います。なんでもそうですが、準備は「事前にやるもの」です。大変になってから物事を進めていくのはとても大変なこと。死にそうになってから終活をしていては遅いのです。だからこそ、余力があり、意識や考えがしっかりしているうちに今後のことを考えていかないといけないので、わたしも各クライアント様に「将来どうします?」ということを都度お伺いしているのですが、「自分に万が一のことがあっても射場さんがいてくれているから家族には大丈夫だと伝えてあります」と仰っていただく方が有難いことに何人かいらっしゃいます。仕事だけではなく、その人の人生においてわたしが「安心」や「余裕」に繋がっているのであれば、これほど名誉なことはありません。任せられる身としてはとても責任が重いのですが、これは「嬉しい迷惑」です。利用されるのは嫌な迷惑ですが、頼ってもらえるのは嬉しい迷惑です。この違いが分かるってことは大人ってことじゃない?

2025-05-11 18:18:00

【第931回】ときには与えないことも与えること

すべてにおいて「これあげる」「これもやってあげる」としていたら、相手は成長の機会を失い結果不幸になってしまうケースもあります。大切な相手だから「与えない」「与え過ぎない」ということも大切かと思います。わたしも起業したてのときはクライアント様から「これ教えて」「これが分からない」というお声がけをいただいた際に「ほぃさっさー!」と対応していたのですが、あるとき「あれ?これこの人もう何回も同じ話し聞いてきてない?成長できてないじゃん!その理由は俺じゃん!?」と想い、心を鬼にして「メモりや」「ちゃんと覚えや」「次は教えません」とお伝えさせていただいたところ、やはりしっかり身に付くのです。だからこそ最近は相手にもよりますが、すぐさま手を差し伸べるのではなく「ググりや」「一回自分で調べた上でどうしても分からない場合に頼りや」とお伝えしております。これがわたしなりの「愛情」です。仕事がら、お客様にずっと頼っていただいたほうが売上も安定するし、わたし自身も「頼られている」と安心に繋がるのですが、弊社の基本理念は「お客様のお役立ちに尽くす」です。それも「長期的に見て」です。今現在顧問をさせていただき、わたしがすぐ「答え」を与えない方、これがわたしなりの「愛情」と「信頼」です。まだわたしがすぐ答えを与える方、どんどん塩対応になっていきますのでご了承ください。その時は「この人なら大丈夫、きっとやれる」と思っているときです。そこを踏まえた上で「甘々モード」をご要望いただく方、とりあえず往復ビンタさせていただきます。そしてこうお伝えさせていただきます。「目を覚ませ!お前の可能性は無限だ!」あなたの可能性は無限です。顧問だからこそ、とことん成長の伸びしろを信じております。これが本当の「相手を思い遣る気持ち」ってやつじゃない?

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