BENchmarkブログ
【第913回】成果が出ない一番の原因は「やっていない」
成果を出すためにやることは実はそんなに難しくなくて、「成果を出すために決めたことをやっていく」ということに尽きます。商売はどこまでいっても「人様」あってこそ。人に応援していただけるような立ち振る舞いなのか?挨拶は丁寧で気持ちの良い挨拶か?時間はしっかり守れているか?自分の利益だけではなく相手の利益も考えられているか?敬意や感謝、時には謝罪もしっかりできているか?ここまでは「基本のき」。ただそこからも提出物を期限内に出しているか?ブログやSNSの発信など継続できているか?自分の行動を数値化し改善を考えながら動けているか?うじうじ悩む暇があれば身体を動かし、人にあったり自分をPRするポスティングなどの地味な作業が出来ているか?言われたら「確かに」と思うことですが、「うわぁ、やれてないわぁ」というものもあるのではないでしょうか?もし「これ全部やってるよ?」と自信を持ってやっていらっしゃる方はきっと成果に困っていないかと思います。「グムム…」と思う方は成果が出ない原因は「やっていないから」で商品や営業力が問題ではなくやっていないことが問題なのでやればいいだけの話なのです。ただ、一番タチが悪いのはやっていないにも関わらず「やってるのになぁ」と言うおポンコツはどうにもなりません。周りもいちいち「お前はなんもやってねぇよ」なんて言ってくれないので、「あちゃ~、サム~」と思われて距離を取られ益々苦しい状況に陥ってしまいます。成果が出ないのは市場のせい?誰かのせい?自分のせい?
【第912回】あっという間に5年ですってよ
わたしがこのブログを始めたのがちょうど今日から5年前の2020年4月3日です。2020年1月に起業して、最初から顧問契約+単発の研修もしている中で研修の際に参加者が一生懸命メモをとってくださり、逆にそれが理由であまり話に集中できていない様子を見て「メモ取らなくてもいいです。ブログに書いておきます!」という理由で書き始めたこのブログ。最初は投稿日なんて気にしていなくて、3日置きやら毎日やら気分がノッたときに書いていたのですが、アクセス数が当初20~30程だったものが途中からいきなり100、200、300となり、気合をいれて毎日書いたら逆にアクセス数が下がり「そりゃあ毎日見るのは疲れるわな」と思い2日に1投稿を続けて早5年。お陰様でいまでは一日3000人前後が毎回見てくださるブログになりました。最初は「人のため」という想いで始めたのですが今では半ば「意地」と言いますか、人様にあれをいつまでにやろう!という立場の人間が自分をコントロールできずに何が経営指南だと思い自分を律するために取り組んでいるいわば生活の一部になっているかと思います。だからこそ、どんな理由があれこの2日に1投稿のブログが継続できなくなってしまったのであれば、わたしはこの仕事を辞めなければいけないと思っています。誰に言われたわけではないのですが、わたしがクライアント様や研修を受けてくださっている人に顔向けが出来ないと思っての考えです。自分だったらどんな人から教えを乞いたいか?どんな人が一緒に伴走してくれたら心強いか?を考えたとき、結局「自分に厳しく出来る人」というのは必須条件だと思っています。だからこそ特に仕事において自分に甘い人が得意ではありません。5年続けてきたブログ、でも振り返ってみるとアッという間です。きっとあと5年先も「あっという間に10年経ちました」と書いているのでしょう。そうなるよう、より精進して参ります。意外に今より過去の記事の方が面白かったりします。お時間がある方は、是非過去のベンチマークの記事をご覧いただけましたら幸いです。
【第908回】答えを与えてくれる人より
あなたは「答えを与えてくれる人」が欲しいですか?ちなみにわたしは答えを与えてくれる人を必要としていません。たまに「こうしたら事業を大きく出来るよ」や「こうするともっと楽が出来ますよ」などと「答えを与えようとする人」と出会うのですが、わたしにとってはノーサンキューなのです。だって事業を大きくする気もないし、楽をする気もないのですから。カテゴリーでいくと株式会社BENchmarkは「コンサル業」になるのでしょうが、この立場で言っていいのかは分かりませんが、弊社はセミナーやこれから顧問契約をご希望いただく方に一番最初にご案内させていただくことは「コンサルに頼っちゃダメですよ!」です。理由は二つ。この世に「ちゃんとしたコンサルタントがいないと思うから」と「自分の人生だからこそ自分で考えないのはもったいないと思うから」です。なのでわたしは「答えをくれる人」を必要としていません。ただ、必要+重宝している人はいます。どんな人かと言うと「一緒に考えてくれる人」「一緒に寄り添ってくれる人」、弊社のコンセプトとしている「伴走してくれる人」です。そんな人と一緒に貴重な時間を共有出来たら、そして共に成長でき成功できたら、なんて素敵な人生でしょう!あなたはどんな人を求めますか?
【第907回】恐怖・欲望よりも継続するモチベーション
昨日・一昨日と、二日間、三重県熊野市のクライアント様の会社へ泊まり込みでミーティング兼お仕事をご一緒させていただきました。このクライアント様は前職からのお付き合いで、もうかれこれ15年ほどご一緒させていただいております。場所が熊野市ということもあって、普段のミーティングはリモートで実際にお伺いさせていただくのは半年もしくは1年に1,2回ほどなのですが、いつもご夫婦揃って深い愛情を持って接していただいております。今回、もホテルの手配までしていただき、予約いただいたホテルもドケチな私が一生泊まらないであろう素敵なホテルで、恐縮していると「普段頑張っていて別段贅沢もしていないんだから、今日くらいは贅沢してください」と温かな言葉と気持ちを添えていただきました。わたしが大学を卒業して入社した不動産会社は体育会系宗教法人のごとく「人が動くのは恐怖と欲望だ!」と言い切り、「数字どうすんだ!?」「出来なかったらどうすんだ!?」という激ツメと「あれを買え!これを買え!もっと欲しがれ!」という欲求を無理くり駆り立てられモチベーションを維持させていたのですが、単発ではそういった方法でのモチベーション維持は効果的なのかもしれませんが、やはり長くは続かないもの。次に転職した輸入商社では社長や先輩からたくさんの愛情を注いていただき「この人のために頑張りたい」「この人に喜んでもらいたい」「この人の役に立ちたい」と思ってとても気持ちよく仕事をさせていただきました。今回の熊野市のクライアント様も、わたしにとってはそんな愛おしい方、尊い方で、「もっともっと頑張ろう!」と思いホテルの滞在時間はすべてこのクライアント様の集客や受注活動のサポートのために使わせていただきました。自分を贔屓して欲しかったり、特別扱いして欲しいのであればやはり「こちらから愛情を注ぐこと」が一番長く効果的に双方良くなるんだなと改めて勉強させていただきました。学ばせていただいたからにはわたし自身たくさん愛情と敬意、感謝を持ってすべての物事に携わっていけるよう精進して参ります。
【第906回】「礼」さえあればなんとかなる
毎月顧問外も含めるとなんだかんだ60社ほどお付き合いさせていただいている中で、同じ職種、同じような商品を扱っているにも関わらず成果が出ている会社と成果が出ていない会社を拝見させていただいている上で大きな違いとしては「礼」があるかないかの違いなのかな?と最近思います。「礼」がある会社とはどんな会社でしょうか?それは相手に対しての「敬意」「感謝」「配慮」がある会社なのだと思います。お客様だけではなく携わる人全員に対して敬意を払い、感謝の言葉を伝えて、相手が更に良くなるための配慮をしている会社に関しては景気なんて関係なく業績が良いのです。逆にそれらがない会社は業績不振に陥っています。「礼」がない状態というのは「無礼」「失礼」なのです。そんな人や会社に「応援しよう」と思ってくれる人はいません。あなたやあなたの会社は「礼」をしっかり身に付けていますか?