BENchmarkブログ
【第987回】他社はどうでもいい
様々な企業と携わるなかで、「社内会議にオブザーバーとして参加して欲しい」という要望を多くいただいております。通常わたしはその企業の代表とミーティングをさせていただくのですが、全社会議の場に出て欲しいという場合は率先してガンガン意見を発信していくというよりは会議の進め方の無理・無駄をあぶり出すことと、会議に参加される人たちが発言しやすいようにサポートさせていただくのですが、「競合他社の話し」になった際は口を出させていただきます。「他社はどうでもいい」と。他社のことを見ている時間があるのであればもっとお客様や自分たちを見ようぜ?とお話しさせていただきます。だって他社のことを知ったところで「表層的な情報」だけしかないのにそれについて議論をしているなんてナンセンス。24時間、365日しかないにも関わらずその貴重な時間を噂話や表面的な話に割くのは非常に時間の使い方がもったいないのです。また、他社の動向について話す人に限って「わし、こんなにも知ってます」とドヤ顔する傾向にあるのですが、そんな人には一言「仕事しようぜ?」だけです。仕事とは「人に喜んでもらうこと」なのです。その「人」とは「お客様」なのです。お客様に喜んでいただくためにはどうすればいいのか?自社の商品やサービスはもっと改善の余地はないのか?5年後、10年後を見据えて今何をするべきなのか?ほら、考えること、やることは山積みでしょう?他社に目を向けている時間なんてないんじゃない?
【第985回】自分の目で見たもので評価する
人にはいろんなタイプがあって、その日のコンディションによっても性格や立ち振る舞いも変わるのですが、わたし自身こういう仕事をしていると色んな人と携わらせていただくのですがこの世の中には「話をつくる人」「情報操作をする人」が少なからずいます。その理由は「自分を有利にしたい」や「あの人を貶めたい」や、信じられないかもしれませんが「ヒマつぶし」でやるような人もいます。先日もとあるクライアント様先でスタッフのAさんが「相談があるんです」と言って「Bさんが社長の悪口を言ってるんですぅ、わたしはそういうのやめたほうが良いって言ってるんですけどね…」と言ってきたので「ほほ~ん」と思いその場ですぐBさんを呼び出して「Aさんがあなたがこんなこと言っているって言ってるよ」というとBさんは「!?全く身に覚えがないんですけど!」とのこと。わたしは普段Bさんと携わる機会が多くBさんの人となりも分かっているつもりだったのですぐ「あ~、Aさんの悪いとこ出てるわぁ」と思い確認してみたら案の定。被害者ぶる人、自分を良く見せるために人を下げる人は要注意。ただ、優しい人や正義感が強い人になればなるほどネガティブな情報を信じる傾向があるのですが、だからこそちゃんと自分の目で見て、耳で聞いたことから次の選択肢を選んでいくってことが必要です。ちなみにAさんいつでもどこでも誰にでもこんなことばかりやっていたので誰からも信頼されず気まずくなって会社を辞めたとのこと。新しい環境でも「被害者」として頑張ってください。でもこれって自業自得じゃない?
【第976回】叱ってくれる人はいるのか?
もしわたしが調子に乗って、立ち振る舞いや言動に変化が出た場合、おそらく今お付き合いさせていただいているクライアント様はほぼほぼ全員指摘してくださるかと思います。「射場調子乗ってる」「射場変わっちゃったね」「射場残念な人になっちゃったね」と言ってくださる方ばかりかと思います。人に言われるのは嫌だけど、言う方はその1万倍嫌です。だからこそわたし自身も、もしクライアント様達にご指摘をいただいた際は「やべべ、本当すみません」「強めに殴ってつかぁさい!」と素直に言えるかと思います。逆もしかりで、わたしは立場上大好きで大切なクライアント様であればこそ「言わないといけない」「指摘しないといけない」という立場だからこそ言います。ただ、有難いのがその場合「ほぼ」ではなく「すべて」のクライアント様が「有難う」と仰ってくださいます。年を重ねれば重ねるほど「叱ってくれる人」はいなくなっていくもの。だからこそ、もしあなたのために叱ってくれる人が傍にいるのであれば、その人のことは本当に大切にされた方がいいと思います。ただ、「起こってくる人」「怒鳴ってくる人」に関しては自身の鬱憤をぶつけてきているだけなので相手にする必要はないどころか、距離を取ったほうがいいかと思います。あなたの周りには、あなたのためを思って叱ってくれる人が何人いますか?
【第972回】大企業はお断りさせていただいております
最近有難いことに「〇〇さんからお伺いして」や「株式会社★★の〇〇社長からのご紹介で」と「ご紹介」でお声がけいただく機会がどんどん増えております。弊社のように三重県の田舎で規模も決して大きくない企業にそれこそ関東から関西、中四国まで広いエリアからたくさんの企業様からお声がけいただいているのですが、生意気なことばかり言って大変恐縮なのですが「規模の大きい会社」いわゆる「大企業」からのお声がけは全てお断りさせていただいております。先日も売上で言うと約100億を超える企業の役員の方からお声がけいただいたのですが、即お断りです。理由としては「楽しくない」からです。ある程度大きな企業はある程度の「仕組」が出来上がっています。わたしが入らなくてもなんとかなっていくのでしょう。お断りした際に弊社が設定する顧問料の何倍もの金額を提示いただくときもあるのですが、益々お断りです。それだけお預りすると、どうしても他のクライアント様とのサービスに「差」を付けてしまうことになります。わたしが好んで顧問契約を結ぶのは地域密着の企業で現状困っている企業。なおかつガムシャラにもがいていらっしゃるようであれば尚良し!本気・必死・ガムシャラにわたしは弱いことと、そういった企業が時にはマイナスからプラスに転換されるときがなんともたまらない満足感、達成感を得られるのです。そもそも事業を大きくすることを良く思っていないので、上手くいっている企業は「そのまま頑張ってください!苦しくなったらお声がけください!」とお伝えさせていただいております。例えが悪いかもしれませんが、ペットショップに行っていきなり大きくなった犬から飼う人はいないでしょう?保護犬等は別ですが、基本子犬から飼いたいもの。そこから育てていく過程でお互い絆が出来て家族になれる。だからこそ顧問契約においては大企業はお断りさせていただいているのですが、社内研修等は喜んで尻尾を振って行きますのでその際はお声がけください!強めにお願いします。
【第970回】わたしが一番学ばせていただきました
昨日神奈川県に研修講師としてお伺いさせていただきました。今回もわたしがいつもお世話になっている会社のわたしの大好きな営業スタッフの方からのご紹介で、主に大工さんたちに向けてビジネスマナー研修を中心とした「働き方」のお話しをさせていただきました。
普段は研修を受けたことがないという皆さんに対して、10:00~15:00までのロングラン研修になったのですが、誰一人として居眠りされることなく、それどころか真剣に話を聞いてくださる姿勢に純粋さ素直さがこちらに伝わり、逆にこちらの方が勉強になりました。また、お昼ご飯も参加者のみなさんと机を囲んでご一緒させていただいたのですが、「仲間と共に働く」ということが大好きだったわたしからしたら、ふと昔を思い出し大袈裟ではなく涙が出そうになるくらい嬉しい幸せな時間でした。また、わたしをこんな素敵な会社さんにご紹介いただいた営業スタッフの方も朝新横浜駅まで迎えにきてくださり、慣れない地でわたしに不便がないよう終始スマートにエスコートいただき、帰りもご自身の帰り道とは真逆にも関わらず新横浜駅までお見送りいただきました。しかもホームまで。その思い遣り、おもてなしの姿勢に頭が下がります。学ばせていただく相手に年齢や経歴は関係ないですね。またもやたくさん学ばせていただきました。もし横浜周辺でご自宅の新築やリフォームを計画される方は、是非わたしにお声がけください。とても素敵な方たちが働く工務店さんを紹介させていただきます。
