BENchmarkブログ
【第967回】上手くいかないのは「間違った選択」をしているから
人生は「選択」の連続です。「今日は何を食べようかな?」「コーヒーと紅茶どっち飲もうかな?」「お手洗いは今行くか、後でいくか」などなど日々というか「秒単位」で我々は選択を迫られているのですが、仕事や人生がうまくいっていないのは「選択」を間違えているからなのです。「あの人にメールを送ろうかな、面倒だ!送らないでおこう!!」「挨拶しないとな、でも面倒だな、よしここはスルー」、「お礼を言わないといけないな、でも次会ったときでいいっしょ!」などなど、間違った選択のほとんどは「面倒」と「まぁいいか」が間違った選択を選ぶにあたって大きな影響を与えています。逆を言うと「面倒」「まぁいいか」と思うことがあれば「逆に動く」ことをすれば間違った選択を選ぶ率はグンと下がります。また、年を重ねるとどうしても「今までの経験」に頼りがちになるのですが、年を重ねて上手くいっていない状況が長く続くのであればそれは完全に「選択が間違っている」ということ。であれば、「自分を疑う」ということをしないといけません。だからこそうまくいっていないのであれば「自分が選ぶ選択の逆を選ぶ」くらいのほうが成果は出てくるかと思います。上手くいっていない人はすべからず「間違った選択」をしています。上手くいっていないのであれば自分を信じるのをちょっとやめてみ?
【第963回】1発アウト
最近長いことTVで活躍していた芸能人が不祥事を起こしいきなりTVに出なくなるということが続きましたね。ただ、芸能人だけではなく誰しもが「一発アウト」を喰らう可能性があることを理解しておかなくてはいけません。パワハラ、カスハラ、セクハラetc...。やってはいけないことがたくさんあります。ただ、年を重ねるとこれらのハラスメントをしやすい傾向になるかと思います。理由としては何点かあるかと思いますが、まずは年齢を重ねることによる「油断」「慢心」、そしてこれが一番大きなポイントかと思うのですが「言ってくれる人がいなくなる」ということ。先日弊社クライアント様が集まってみんなで食事をする機会があったのですが、そのうちの一人でわたしと一番長いお付き合いのクライアント様が「この年になると言ってくれる人が本当にいなくなる。本気で叱ってくれるのは射場くんくらい。」と言っていただき「オレそんなに叱ってんのかな?」と思いながらも「そう言ってくれて本当に嬉しいなぁ」と思いました。この言葉を言ってくださった方は業界ではカリスマです。毎年全国から同業他社が視察に訪れ、いろんなメーカーがコラボさせて欲しいと声を掛け、社会的にも経済的にも成功されている方です。ただ、こんな人に意見は言えないですよね?誰も言えない、言ってくれないからこそ射場が言う。これこそが顧問料をお預りしている立場としてのミッションかと思っています。それで気分を害され顧問契約を解消されても全然OK。だってそんなサムいことしない人たちであることはわたしが一番わかっています。人間誰しも「一発アウト」のリスクを背負っています。ただ、そうなる前にストッパーとなってくれる人はあなたの周りにいますか?
【第962回】機密事項は守れていますか?
先日クライアント様とのミーティングの際に、たまたま取引先の会社が立ち寄られてミーティングも終了間際だったので「せっかくなので」と同席いただき世間話をしていると、その業者さんはご自身の取引先の情報を良かれと思って聞いてもいないのにガンガンお話ししていただきました。「あそこの会社は人の出入りが激しい」「あそこの会社は表では調子が良さそうだけど経営状況は悪い」や「あそこの会社は最近集客にこういった手法を取り入れている」などなど気持ちよさそうにたくさん教えてくださったのですが、その業者さんが帰られたとたんに弊社クライアント様がボソッと言われたのが「あの人には絶邸社内の情報を話したらダメですね」という一言。そうなんです。「おしゃべりな人」は間違いなくあなたにたくさんよそ様の話しをするように、よそ様にもあなたの話しを勝手にしてしまうのです。ビジネスにおいて「情報」はときには経営に大きな影響をもたらすほど大切なものです。にも関わらずドヤ顔で「自分の情報」と言わんばかりにおしゃべりする人は要注意。自社の情報をどんどんライバル企業に流されています。弊社では他クライアント様の成功事例、失敗事例を他のクライアント様にご案内する際は必ず事前にご本人の了承を取った上で他クライアント様にご案内するようにしています。「口は災いのもと」とは良く言ったもので、時には訴訟問題に発展する場合もあるので自分自身はもちろんですが、取引先でおしゃべりな人がいたらちょっと要注意じゃない?
【第960回】こういう人とわたしはお付き合いをしていきたいしお付き合いしています
人に温かくて、自分のことより人の為に頑張れて、弱音や悪口はグッとこらえていつも笑顔で穏やかに。心の中ではたくさん涙を流して、でもそれでも被害者ぶることはなく常に希望と期待を胸に秘め、不器用ながらもガムシャラに頑張っている。わたしがお付き合いしたい人はそんな人です。人間誰しも平等に不幸であり、だからこそ誰しもが幸せに生きる権利を持つ中で、決して腐らず誰かのせいにせず、自分自身に目を向けて「より良くなろう、より良くしよう」とひたむきに頑張れる方。弊社クライアント様で「2年以上受注が行列待ち」の状態の企業のトップはこんな方たちばかりです。そしてわたしもこのような人になりたい、なれるように日々精進しています。じゃないとこんな素敵な人たちに会わせてもらった意味が無いから。学ばせてもらうために出会わせていただいている。その人を超えて、もっと多くの人の役にたつために成長させていただいている。有難いことに顧問数も毎年増えていく中で、わたし自身が「これでいいのかなぁ」と思うことも多々あり、改めて「自身が心から応援したいと思う人、応援したいと思う企業」のみお付き合いしていくという理念を再度しっかり自分自身に落とし込み、人付き合い、仕事付き合いをしていこうと思っています。
【第958回】自分に捧げる愛情、人に捧げる愛情
24時間365日、時間は誰しも平等。自身の持つ愛情が仮に「10」あるとして、あなたは自分に捧げる愛情と人に捧げる愛情は何対何でしょうか?自分10相手0、自分5相手5、自分0相手10、日によっても自分自身のコンディションによっても変わるかと思いますが間違いなく言えることは自分10相手0の人になればなるほど「苦しい状況」に置かれています。「自分はこんなに頑張っている」「自分はもっと評価されるべきだ」「自分が一番であるべきだ」。自分、自分、自分、こういった状況になればなるほど当然ながら「応援してくれる人」は少なくなるもの。冷静に考えたら分かりそうなことなのですが、冷静になれないのが人間。業種問わずたくさんの経営をされる方とお会いさせていただき思うことは「結局景気は関係ない」ということ。絶好調な会社は絶好調だし、成果が出ない会社はいつまでたっても成果がでない。その問題は市場や景気ではなく「本人そのもの」なのです。自分に愛情を注ぎたいのであればこそ、まずは人に愛情を注ぐ。自分を楽にするためにはまずは人に楽になってもらう。上手くいっている人は分かっている一種の方程式。これが分からないようであれば、もうちょっと苦しむ必要があるんじゃない?
