BENchmarkブログ
【第952回】東京セミナー無事終了しました
6月19日東京にてヤマダホールディングスグループ企業の1社、株式会社家守り様のセミナーに講師として参加させていただきました。
今回は東京駅から歩いて1分のセミナー会場。「これからの日本の住宅品質を向上させるため、次の代に残せる品質の良い家を増やすための取り組み」という、非常に貢献度の高い取り組みにわたしも加わることができ、とても栄誉なことだと思っています。
日本の住宅業界はまだまだ「不明確」なことが多すぎます。車はある一定の品質が保証されていますが、家は違います。建てる会社、作る職人の手によって「当たり外れ」が激し過ぎるのが実情です。わたしの自宅もそうです。当時マーケティングが上手で、見せ方や伝え方が上手く受注を獲っていて「売ること」には長けているものの、肝心の家づくりは「欠陥住宅製造マシーン」のように地域に欠陥住宅を大量につくりあげている住宅会社で家を建てたので工事中はもちろん、建てた後も色々と大変でした。ただ「こういった住宅会社のお手伝いはしてはいけない」という想いが芽生え、そこから売上を増やすために仕事を増やしていくのではなく、お客様に喜んでいただけるようゆっくり、じっくり、丁寧に仕事に携われるようにと現在の「ストック型経営」を提案していくきっかけになったので、全てに意味があるのだなと思っています。幸いわたしはたくさんの住宅会社とお付き合いがあるので、メンテナンスや不具合があった際にも頼める先があるのですが、他の人はなかなかそういう訳にはいきません。だからこそ、微力ではありますが「丁寧な家づくりをしている会社」を応援しているのです。こうした取組が少しづつですが着実に・確実に次の代に負の遺産を残さないことに繋がっていると信じています。住宅を手掛けるみなさん、ご自身が手掛ける家は「絶対大丈夫!」と言い切れる家ですか?そう言い切れる根拠がありますか?是非株式会社家守り様の品質検査を受けてみてください。「井の中の蛙大海を知る」かと思います。車に「車検」という検査があるのと同じように、より永く安心に暮らしていく家にも「家検」が必須なのかと思っています。