BENchmarkブログ

2025-02-26 18:18:00

【第894回】成果が出ないと払わないんじゃなくて払えないことを伝える

クライアント様先で来年度の新卒を募集することになり、わたしもそのプロジェクトに携わることになりました。前職の際も営業ではあったもののリクルーターとしての経験を積ませていただいたものがここで役に立つとは。学生のころのバイトは基本「時給」だと思います。成果が出ても出なくても、そこにいるだけでお金をもらえる。バイトスタッフからすれば「自分の貴重な時間を提供しているからもらう権利」と思うものの、冷静に考えて「そこにいるだけでお金が発生する」ということがそもそも社会ではありえないことです。だからこそみんな社会人になってそのギャップに慌てるのでしょう。特に営業職は「外からお金をもらってくる仕事」なので、営業で成果が出ないというのは本人はもちろんですが会社の存続を危険に晒す行為になるので、成果の出ない営業においては「罪」でしかありません。だからこそ、新卒で特に営業職を選んだ人に対しては「チューニング」を合わせる必要があります。成果が出ないと給料を払わないのではなく「払えない」ということ。営業という立ち位置が会社の「生命線」であること。ここをしっかり押さえておかないと、成果も出せないくせに権利ばかり一丁前に主張しちゃう「アホ社員」になってしまいお互い残酷なので、若いうちから社会の成り立ちをしっかり理解してもらうことが必要じゃない?

2025-02-24 18:18:00

【第893回】株式会社家守り様主催セミナーin大阪

3月12日㈬大阪にて日本で一番検査実績の多い住宅の品質検査会社である株式会社家守り様主催のセミナーで講師をさせていただきます。

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昨年開催された東京、名古屋は満員御礼のセミナーとなって手前味噌ではありますが大好評のセミナーとなりました。ただ今回ラッキーなことに大阪は若干空きがあるとのことですのでまだ予約可能とのことです。二部構成にになっており弊社の話より、もうお一方セミナー講師として登壇されるアーキデイトデザイン有限会社出口社長のお話しはとても勉強になります。物事の考え方や立ち振る舞い、全てにおいてパーフェクト。こんな人が時代をつくっていくんだろうなぁと思うほど目から鱗の内容がもりだくさんとなっています。そしてこの株式会社家守り様のセミナーの凄いところが「一切売込がない」ということ。通常セミナーと言えば主催者、登壇者含め何かしら商品PRがあるものの、本当に参加者のお役立ちに特化されているセミナーとなります。年間にたくさんの企業からセミナーの依頼をいただき登壇させていただいておりますが、私がPRするのは株式会社家守り様のセミナーのみです。株式会社家守り様はお役立ちのために開催している、アーキデイトデザイン様もお役立ちのためだけに講演している、弊社も新規顧客開拓の場ではなく、株式会社家守り様を応援するためとお役立ちのために講演している。むしろ弊社に至っては講演開始早々に「新規の顧問は受け付けておりません」とお伝えした上でお話しさせていただくというなんともよくわからんところからお話しさせていただいております。お金のためじゃないから本音を話す、自身のためではないから本気で話す。参加して学ぶこと、気付くことが多いセミナーかと思います。是非西日本で建築を通じて人様や社会のお役立ちに尽くしたいと思われている方はご参加ください。詳しくは家守り様のHPをご確認ください。

2025-02-22 18:18:00

【第892回】どんな内容でも働くことは尊い

働くことは尊いこと。素晴らしいことだと思っています。ここで言う「働く」ということは「お金を稼ぐこと」ではなく、「傍を楽にすること」です。学生だろうが、無職だろうが、「自分の利益のために動くのではなく、他者のために動けている」その時点でちゃんと働けているのです。人間自分が一番かわいいもの。根底に自分のことを甘やかしたいという気持ちがある中で自分以外の人の助けになろう、自分以外の人に楽になってもらおうと思えて動けることはとても尊いことです。気持ちの良い挨拶一つでも立派に働いています。家族のために料理を作ったり、家事をしたり、直接的なお金に換算しづらいものでも「家族のため」や「大切な人のため」に働けることはとても尊くて美しくて素晴らしいことです。あなたは最近ちゃんと「人様のため」に働けていますか?

2025-02-20 18:18:00

【第891回】時には喧嘩も良いもんだよ?

現状顧問先だけではなく、毎月なんやかんやで60社ちょいの企業と携わらせていただいているのですが、「良い会議だなぁ」と思う会議は「スタッフ同士が本気で喧嘩している会議」です。大の大人が本気で仕事のことで喧嘩する。当の本人たちは大変ですが、傍から見ているとそこまで本気になって議論が出来るってとても素敵なことだと思っています。いつも喧嘩が始まるとしばらくはその様子を見守るのですが、議論を超えて討論になる場合にはこちらも口を挟ませていただきます。その際にお伝えさせていただくことは「喧嘩が出来るって素敵!僕は基本一人でやっているから喧嘩もできやしない」ということをお伝えさせていただきます。一人じゃ喧嘩できないんです。相手がいるから喧嘩ができる。お互い本気だから喧嘩になる。そういえば私が勤めていた前職でお世話になった社長も、会議の際は一切口を挟まず時には「ちゃんと聞いてるかな?」くらいのときもありましたが、そんな社長が嬉しそうにしていたのは「社員が会議で喧嘩をしているとき」です。社長からしたら社員が「私事」と考えて仕事に向き合っている姿は本当に嬉しかったのでしょう。喧嘩は大切、ただしそれはあくまで「仕事上の喧嘩」。当然のことながら人格否定や仕事外でもねちねち言い合うのはご法度ですが、仕事中は喧嘩できるほど本気になってもいいんじゃない?

2025-02-16 18:18:00

【第889回】すべての発信に「意味」を持たせているか

看板、チラシ、ホームページ、SNSなど、今の時代「自分の情報を発信する手段」はたくさんあります。個人に限らずたくさんの企業が自社PRをしていく中で、企業が発信する場合は「すべての発信に「意味」を持たせているか」ということです。365日毎日何かしら発信することも素晴らしいのですが、せっかく発信するのであれば「自社のターゲットとしている人に向けての発信なのか?」「自分が発信したい内容なのか?自分のターゲットが欲する内容なのか?」を常に確認しながら進めていかなければいけません。例えば「家を建てるお客様を集めたい」と思っているにも関わらず「ここのカレーが最高に美味しい!」という発信をしていてもなかなかリンクしないですよね?もし「カレー美味しい!」という発信をどうしてもしたいのであれば「ここのカレーはつくり方にめちゃくちゃこだわっていて最高に美味しい!弊社の家づくりもめちゃくちゃこだわっているので長持ちするんです!」のように強引でもいいので「繋げる」ということを意識する必要があります。でないと、一生懸命発信しているにも関わらず全く反響が無くて心が折れて辞めちゃうという一番もったいない結果に繋がっちゃうんじゃない?