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【第791回】相談するのが上手な人、下手な人
こんな仕事をやっているからこそ、毎日のようにたくさんの方から様々なことを相談していただく機会が多いのですが、そんな中でビジネスにおいて相談するのが上手な人と下手な人がいます。上手な人は「事前」に相談されます。例えば「来週お客様との成約してくれるかどうかの大切な打合せがあって、良い成果を出すためにどうすればいいか?」という相談をされる方は上手くいきます。だって大の大人二人分の脳みそを使った上で戦略を立て商談に臨むのですから、しかもその内一人の脳みそは客観的に第三者としてある一定の距離を持って物事を見ることができる立場の人なので、そりゃあ良い案が出るものです。わたしも相談する場合は圧倒的に「事前」です。相談が下手な人は「この前の商談で失敗しちゃって、どうしたらよかったですか?」と「事後」に相談してくれます。これだと中々成果には結び付きません。だってチャンスは何度もないのですから。限られたチャンスを確実にモノにするためにはとにかく「事前の準備」が必要なのです。テスト前に勉強するのと、テスト後に間違えたところを一生懸命勉強し直すのと、通知表はどちらが良い点を取れるのでしょう?あなたが相談しているタイミングは「事前」?「事後」?
【第789回】能力が高い人と働くのではなく、信頼できる人と働く
自社スタッフでも取引先でも、携わる相手を選ぶ際「能力の高さ」「メリット・デメリット」などを選んで人を選びがちですが、わたしが大切にしていることは「信頼できる人かどうか」です。いくら能力が高くても「この人絶対何かあったら逃げるな」や、「この人は裏で人のことをなんて言っているかわからんな」、「この人、人を大切にしないな」という信頼できない人とはお付き合いしないようにしています。だってこの穏やかで健やかな生活を脅かす可能性が生じるのですから。「こいついつ裏切るんだろう?」「本当に裏で悪いことしていないかな?」と思いながら一緒に働くと本来持っている能力が最大限活かすことが出来ません。だからこそ「とことん信じる」ことが大切なのですが、そもそも「なんでもかんでも信じる」というのは非常に危なっかしいので「信頼できる人を信じる」というスタンスで接していくことがストレスなく、最大限の力以上の力を発揮でき、思っている以上に思った以上の成果が生まれるのだと思っています。あなたの周りに信頼できる人は何人いますか?
【第788回】コツコツするのが勝つコツ
先日、普段めったに人が集まる集い等には出ないのですが、たまたまクライアント様先の総会に出た際、有名なコンサル会社の方が私の席の隣にいて、お互い「自分の持つ最強の提案カードを出し合いっこしよう!」というノリになり、せーので出し合ったのですが、二人そろって「コツコツ頑張る」という結論に至りました。一気に意気投合したのは言うまでもありません。そう、「コツコツするのが勝つコツ」なのです。そのコツコツというのは気が遠くなるような時間と強い意志が必要不可欠になります。ただ、これを乗り越えた人が自分の求める成果に辿りつけるのだと思います。あなたはコツコツ自分の力で継続していることはありますか?
【第786回】オシャレは足元からと言いますが…
暑い日が続きますね、特に革靴を履いていると蒸れて蒸れて、せめて事務処理をする時くらいは楽な靴を選びたくなりますよね。ただ、私が死んでも履かないものは「健康サンダル」です。どうしても社内で過ごす時間が増えると慣れも生じてきたタイミングで快適に過ごしたくなり「家」と「会社」の境界が曖昧になりがちです。これが緊張感がない会社の特徴です。こういった会社は、急な来客があった際、健康サンダルでそのままお客様や業者の対応をしてしまいます。お客様や訪問客からしたら健康サンダルを履いている人は、どれだけ容姿が整っていても、どれだけ清潔感のある服装を選んでいても、足元のだらしなさだけで「だらしのない人」というレッテルを張られてしまします。特に会社員になると、一人がだらしのない恰好をしていると「だらしのない会社」と他の頑張るスタッフも巻き込んでしまいます。たかが足元、されど足元。あなたはどんな靴を履いて仕事をしていますか?
【第782回】軌道に乗ってももがけ
全ての物事には「波」があって、良い波のときもあれば悪い波のときもあるのですが、多くの人が良い波がきたらそれがずっと続くものだと勘違いして気を抜きます。仕事との向き合い方、人様との携わり方、お金の使い方がどんどん雑になっていきがちです。面白いもので今まで成功体験をあまり経験していない人になればなるほど良い波がきたときに気を抜く傾向が強いように思えます。ちょっとくらい調子に乗るのであればいいのですが、基本「良いこと」は自分の力ではなくて自分を支えてくれる人の力や思い遣りによって生じているケースが多いので、ちょっと良い波がきたからといって調子に乗った状態が続くと、ただの「勘違いしているイタイ人」になり状況が一変してしまうので、良い波がきたときこそ「もっともがく」必要があります。支えてくれている人や応援してくれている人が「ちょっと休んだほうがいいんじゃない?」と言うほど、より必死になって物事に取り組んでいくのです。そうなるとどうなるか?もっともっと応援してくれる人、支えてくれる人が増えていきます。そうなると、より永く良い波が続きます。弊社のクライアント様で今大成功されている方たちに共通していることは、みなさん元々非常に苦しい状況からスタートされた方ばかりなので、成功しても「気を抜いたらすぐあの時に戻る」という恐怖感や不安感もあって、より気を抜かない方ばかりです。だからこそより仕事や人様、お金を大切にされます。こういった方とお付き合いさせていただいているからこそ、わたしも気を抜かずにいられます。だって、調子こいちゃうと、こんな素敵な人たちと一緒のステージに立てなくなるじゃない?