BENchmarkブログ

2024-11-08 18:18:00

【第839回】自由になる

こどもたちへ

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これから君たちはたくさんの人と会っていきます。その中には「この人大好き!」と思える人もいれば「こいつの顔は二度と見たくない!!」という人もいるかと思います。もしかしたらもう既にいるかもしれません。人間不思議なもので「嫌いな人」のことの方が頭に残るもの。それだけ「怒り」や「悲しみ」「憎しみ」の想いは強いのです。ただ、君たちがいくら相手のことを憎んだり、怒ったり、呪ったりしても相手は何も変わりません。君たちがイライラ・モヤモヤしている時間も相手はグースカ寝ています。もしかしたらパフェでも食べてご機嫌かもしれません。そう考えるとどうでしょう?なんか損した気持ちになりませんか?「あいつは気持ちよく寝ているのに、なんで俺だけこんなにイライラしてるんだ?」と思うとアホらしくなりませんか?限られた命、限られた時間、そんな貴重な時間の中で嫌な奴のことを考える時間はとても勿体ないもの。だからこそ、そんな負の感情は捨てる、捨てると相手から解放されるので自分自身が自由になれるのです。誰にも心を縛られない自由。自分の好きな人、自分の好きなもの、自分の心ときめくものだけで自分の心と頭を満たす。君たちの心を支配できるのは他の誰でもなく君たち自身です。だからこそ人に心の舵を奪われないよう、自分の心を自分で操作して自由な人生を歩んでほしいと思います。もし嫌いな相手が出てきて、心や頭からその人を消せたとき「これで自由になったぞ!!」と思いっきり叫んでみてください。きっと心の自由を実感できてなんとも言えない解放された気分になるはずです。

2024-11-06 18:18:00

【第838回】自分よりアホな人の下につくのは最大の屈辱

サラリーマンの方で「うちの経営者は無能なんですよ」「ほんとにうちの社長は残念なんですよ」という言葉を発する方は結構な数でします。「うちの上司最低なんですよ~」と言う言葉に関しては「じゃあ、あなたがしっかり成果を出して上司を追い抜いちゃえばいいじゃない」とお伝えさせていただくのですが、「社長が無能」というワードが出た際にお伝えさせていただくことは「辞めたほうがいいんじゃない?」とお伝えさせていただきます。だって「自分よりアホな人の下につくのは最大の屈辱」だからです。アホに指示される、アホに指摘される、アホに使われる、アホに養ってもらう、もうこれは地獄の苦しみかと思います。この世には優れた人がたくさんいます。優秀な経営者、優しい経営者、尊敬できる経営者がたくさんいます。小さい世界を全てだと思わず、せっかく働くのであればあなたが「付いていきたい!」と思える経営者の下で働いたほうが限られた人生をより豊かに出来るのかもしれません。もし「自分がすごいと思える経営者はいない」と思うのであれば、あなたが経営者になっちゃってもいいんじゃない?

2024-11-04 18:18:00

【第837回】勉強したら実際に試してみる

子どものころから勉強が大好きと言う人はあまりいないのかもしれませんが、大人になると勉強が楽しくなる人は多いのかと思います。なぜなら大人は自分が好きな知識や技術を取り組むための勉強だから。自発的だからこそ本気で勉強できるし、自発的だからこそ身に付く、だからより楽しくなる。ただ、多くの人は「勉強して満足」という方ばかりです。仕事がら顧問契約を結んでいるクライアント様は「勉強する⇒行動に移す⇒移していないと指摘する⇒行動に移す⇒結果に繋がる」になるのですが、セミナー講師の際はこちらが一方的に話をしてその後のフォローをするわけではないので、あとから主催者の方に「この前セミナーに参加された方ですがその後どうですか?」とお尋ねすると「セミナー後はテンションが上がっていたんですけどねぇ…」と「参考書を買って満足するパターン」に陥りがちです。特に世の経営者は勉強が大好き。いろんなセミナーに行っては勉強、いろんな付き合いに行っては勉強、ただそこで満足している。やった気になっている。「知っている」のと「やっている」のは雲泥の差です。だからこそ時には高いお金を払って自分にプレッシャーをかけるのかもしれません。セミナー講師をさせていただいている立場でこれを言ってはお終いかもしれませんが、「実践に勝る学びなし」です。MOVE!MOVE!!MOVE!!!そうするときっとたくさんのことを学べるんじゃない?

2024-11-02 18:18:00

【第836回】最低限のマナー

挨拶をしっかりする、身だしなみを清潔にする、時間を守る、約束を守る、感謝や謝罪を伝える、これが「最低限のマナー」であるにも関わらず、完璧に出来ている人はなかなかいらっしゃらないもの。全部出来ていない人は論外ですが、全部出来ている人もなかなかいなくて、挨拶はしっかりできるけど時間にルーズ、身だしなみは清潔だけど約束を忘れる、約束を破る、感謝は伝えられるけれど謝れないなどなど、どれかはできているけれどどれかができていない人と言うのはわたしも含めたくさんいます。完璧にはいきませんよね、だって人間だもの。ただ、「長期的にうまくいっている人」はこの全てが出来ていることが多いです。基本をしっかり出来る人や会社は強いもの。景気や市場の問題ではなく、こうして自分でも事業をやったりたくさんの経営者と携わらせていただくと結局今自分がやっていることがそのまま鏡となって自分に返ってきているんだなと思います。もし今現在、自分の環境に不満を持っているのであれば、ひょっとしたら自分自身の立ち振る舞いを振り返るチャンスなんじゃない?

2024-10-31 18:18:00

【第835回】自分の意思で止められる経営をしているのか?

わたしが事業をするにあたり大切にしていることは「自分でコントロールできているかどうか」を意識しています。事業を大きくすることは意外に簡単で、ただそれを継続していくことやコントロールしていくことは本当に難しいことです。以前業界でも有名な経営者とお話ししている際に、表面上は「The成功者」としてきらびやかに見せていたのですが、二人きりになったときとても疲れた顔をしていらっしゃって「ここまで大きくなったら止められない…」とお話しされた際に「この人はなんて不自由なんだろうか」と可哀そうに思いました。自分のやりたいことをするために事業をしているんじゃないのか?自分が愉しむために事業をしているんじゃないのか?自分で決められる自由があるのが経営者の醍醐味じゃないのか?改めて「なんのために経営者をやるのか」ということに気付かせていただいた瞬間でした。だからこそ弊社では借り入れは一切しない、事務所を借りたり立派な社屋を建てて商売をしない、スタッフを雇うのではなく仲間を増やし協力してもらう、後継者は作らない、「こうあるべき」という常識を常に疑いすべては顧客と自分の自由のために商売をしていくことを大切にしています。するとどうでしょう。物心ともに非常に豊かな人生を歩ませていただいています。世の経営者のみなさん、人の目や評価を気にするのではなく、本当に自分自身と向き合って「幸せな人生」を歩むための経営ができているのか、一度立ち止まって自問自答してみてもいいんじゃない?