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【第689回】人の目を気にしなくても良い
みなさん休みボケからボチボチ通常運転に切り替わってきたでしょうか?2024年のプライベート目標、仕事目標は立てましたか?それも自分の心に正直に。目標を設定する際、大なり小なり「人の目を気にした目標設定」をしている人を多々出会います。「良い車に乗りたい!⇒人から良く見られたい」「有名になりたい!⇒人からすごいと言われたい」などなど、夢の根本が人の目を気にしてのことであれば、それはとてももったいないこと。だって誰も見ていないから。人は基本自分大好きなので自分の事しか見ていません。自分の前髪セットする時間と人の前髪観察する時間であれば、間違いなく自分の前髪セットする時間の方が長いでしょうよ?人間なんて所詮そんなもんです。あなたはあなたが本当に喜ぶことをすればいいのです。私の夢は何かって?「ヨーロッパの片田舎で昼寝をする」というなんともシュールな夢です。私の私による私のための夢です。こういう夢が、なんだかんだ贅沢じゃない?
【第688回】本当に大変な時に
帝国データバンクによると2023年11月の倒産件数は807件で20ヵ月連続で同年同月を上回っているとのこと。幸い弊社クライアント様で倒産した会社はないのですが、先日とあるクライアント様から珍しく土曜日に連絡があり、(基本私は土日各クライアント様の営業フォローのため相当忙しいのを弊社クライアント様はご存知なので)何事かと思って電話に出たところ、自分の友人の経営者が倒産しそうだけれど、何とか相談に乗ってあげてくれないか?とのことでした。現状なんやかんやで新規顧問の場合は3年先までお待ちいただいている状態なので、正直にその旨をお伝えさせていただいたのですが、ただそれを知った上での相談であることをこちらも理解しているので一度後日お話しを伺うことにしたのですが、話を聞くと銀行、税理士、保険屋、取引業者の全てから「もう倒産しかない」と言われているとのことでした。正直相当厳しいんでしょうが、私のお伝えさせていただいたことは「きっと大丈夫」ということです。決算書を見たわけではありません、本人から話を聞いた訳ではありません。ではなぜ大丈夫と言い切れるのか?それは、私に連絡をくれたクライアント様の存在です。家族以外で損得なしで「助けたい」と心底思ってくれている人が一人でもいる時点でなんとかなるのです。本人が本気で諦めずに頑張ればなんとかなるのです。現状弊社のクライアントのみなさんは絶好調でイケイケですが、8割ほどのクライアント様が最初お会いさせていただいたときは「もう死ぬしかない」くらい追い込まれていた方ばかりです。その人たちが「今超絶幸せ!」と胸を張って言ってくれているんです。それも1社や2社どころではなく30社、40社、会社員時代から数えるとなんやかんや100社以上V字回復のお手伝いをさせていただいてきた私からすると、絶対上手くいく!と思っているのです。会う前に決算書を送ってもらえばいい?と言われましたがNOです。決算書はあくまで過去の数字。未来のことは誰にも分からないし、未来をどうしていくかは自分たち次第なのです。この世に「絶対」なんてことは絶対ないんだぜ?
【第687回】真面目にやる人がアホらしくなる会社は潰れる
2:6:2の法則というものがあります。優秀な二割、普通な二割、会社に害しか出さない人が二割。面白いことにどの企業にも2割の超絶優秀な人がいて、2割の害でしかない人がいます。経営者が気を付けないといけないことは「優秀な二割を大切にすること」です。「出来の悪い子ほどかわいい」ではないですが、多くの経営者は出来の悪い2割に時間も心も割けがちになります。優秀は人は多少放っておいても大丈夫だろうと、まずはダメダメな二割に注力してしまうのですが、これがNG。なぜかというと、そうしてしまうと優秀な二割が「こんなに頑張ってるのに結局あいつばっか…」と愛想を尽かして辞めてしまうのです。もしあなたが経営者や管理署であれば、成果を出しているスタッフに時間をかけていますか?日報を書いているスタッフ、書いていないスタッフに待遇面でしっかり差を付けていますか?真面目なスタッフをしっかり評価し、不真面目なスタッフには喝を入れていますか?真面目にやる人が「もっともっと頑張ろう!」と思って働いてくれる環境を作るのが経営者の仕事じゃない?
【第686回】働かざる者口出すべからず
毎年年始研修で顧問以外の会社に新春セミナーの講師をさせていただくのですが、普段顧問をしている先と違う企業と関わって思うことは「働かない社員に限って口だけは一丁前」ということです。セミナー講師をご依頼いただく企業の経営者は「自社のスタッフにはここが足りない」という想いでわざわざ外部から講師を招くわけで、その時点でスタッフは「自分たちはここが足りていないんだ」と悟らないといけないのですが、やはり経営者のそうした思慮を把握できないスタッフだからこそセミナーの質疑応答コーナーでは不平・不満が出てきます。出来るスタッフは「うんうん」とうなずく、出来ないスタッフは不満を言う。私はセミナー講師の際、あえてかなり棘を出して講師をさせていただきます。だって経営者がスタッフに与えたいのは「刺激」だからです。クライアントの求めた以上の物事を提供するのがプロ。だからこそいつもより激しめにキツイ言葉をかけていきます。働かざる者食うべからずではないですが、働かざる者は口を出してはいけないのです。もし意見を出したいのであれば、しっかり世の為人の為に尽くし、会社に貢献してからじゃない?
【第685回】きちんとした挨拶ができて業績が悪い会社を見たことが無い
会社を倒産させるのは景気でもなんでもなくそこで働く人です。これは心底思います。景気が悪くても業績が右肩上がりの会社はたくさんあります。現に倒産していく会社は「銀行が貸してくれなかった」「景気が悪くなった」などと、全て人のせいにしています。そんなのだから倒産するのです。成功する理由、失敗する理由は五万とありますが、共通していることは「きちんとした挨拶ができている会社は業績が良い」ということです。基本が出来ている会社は強いのです。経営者は決算書の読み方や異業種交流会に行く時間があるのであれば、マナー講習の先生でも呼んで徹底的に自社の基本を鍛えていったほうが成果が出ます。むしろ挨拶をないがしろにしている会社は確実に存続できなくなります。お客様にはニコニコ愛想の良い挨拶が出来るけれど、下請け業者や飛込みでくる営業マンには愛想が悪い、こういった会社も要注意です。あなたは「ちゃんとした挨拶」が出来ていますか?もし「ぐむむ…」と思うのであれば、早急に治さないと、大の大人が挨拶出来ないって相当重症じゃない?