BENchmarkブログ

2024-11-28 18:18:00

【第849回】傷つくときちゃんと傷つきなさいよ

こどもたちへ

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生きていれば傷つくことも多々あります。心無い言葉を投げられた、冷たい態度に心を痛めた、思い通りにいかなくて自信をなくした、様々な傷つく理由がありますが、その際はちゃんと傷つけば良いと思います。一説によると人間は楽しいことより辛いこと、苦しいことの方が記憶に残りやすいのだとか。それは「防衛本能」で、二度と同じ思いをしないように脳みそが「これヤバいやつ!同じことしてたらダメよ~」と言っているのだとか。だからこそ傷つくときはちゃんと傷つく。「これをすると相手とこじれるな」「こんな人とお付き合いしちゃうとハメられるな」「嫌なことあったら気分が沈んで支障をきたすな」、としっかり傷つくからこそ「対策」を考えられるようになるもの。相手とこじれないように言葉のチョイスを気を付けよう、ハメられる可能性のある人との付き合い方を考えよう、ずっと気分が沈んでいても損だから気分転換の方法を身に付けよう。こうして人は「心が強くなる」のではなく「心の扱いが上手くなる」のだと思います。傷つくことの理由にもよりますが、心の傷はある程度時間が解決してくれるもの。傷ついた時はしっかり知恵を身に付けて自分自身を大切にしてやればいいんじゃない?

お父さんの好きな言葉で「コミュニケーションは傷つきながら学ぶもの」という言葉があります。ときには傷つけて、傷ついて、その度しっかり後悔して、反省して、傷ついて、考えて、君たちらしいコミュニケーションを身に付けていってほしいと思います。

2024-11-26 18:18:00

【第848回】剛田武は嫌われ者

乱暴者の代表と言えばドラえもんに出てくる武・剛田こと「ジャイアン」です。基本いつもスネ夫と二人、ただそのスネ夫も自慢ばかり+嘘つきの基本「嫌な奴」で更にジャイアンのことを嫌っている始末。なぜジャイアンが嫌われているのか?言葉も態度も「乱暴」だからでしょう。現実の世界で、大人でも乱暴な人は見受けられます。さすがに暴力を振るう人は即逮捕なので、そこまでの人はいませんが、態度や言葉の乱暴者はたくさんいます。わたしも乱暴者です。いつもではありません。イライラしているとき、疲れているとき、雑な対応をされたときはわたしの中の「ジャイアン」が出てきます。誰しも自分の中に「ジャイアン」はいるのかと思います。ただ、その頻度がどれくらいなのか?そしてジャイアンが表に出てきたときどうコントロールするのか?乱暴な言葉遣いや態度をしていると、あっという間に嫌われ者になってしまいます。人間一人では生きていけないもの。特に経営や営業をする人は「人に好かれる必要」というか「人に贔屓にしてもらう必要」があります。そこんとこを頭に入れた上で人付き合いをしていかないと、自分のことが嫌いな「スネ夫」か、嫌々付き合う「のび太」しか付き合ってくれません。出木杉は遊んでくれないのです。ただ、ドラえもんの剛田武は将来「スーパー・ジャイアンズ」という名の総合スーパーを経営するバリバリの経営者になっています。きっと彼なりに右往左往して努力したのでしょう。そして努力しているのでしょう。もし今嫌われていても将来はどうなるかわかりません。また、今人に好かれていても調子こいたらすぐ嫌われます。人にも物事にも丁寧に、親切に、真摯に接していきたいものですね。てか毎回思いますが、ジャイアンって映画では全く別人じゃない?

2024-11-24 18:18:00

【第847回】志の違う会社とはお付き合いしない

今更ながら、わたしは株式会社BENchmarkという会社の代表取締役になります。代表としていくつかのルールを決めています。そのルールの一つとして「志(こころざし)の違う会社とはお付き合いしない」ということです。弊社の経営理念の根本は「人の役に立つことだけをする」ということです。「お金儲け」ではありません。なのでしきりに「お金儲け」を持ちかけてくる会社とはお付き合いをしません。なので顧問税理士にも「節税させないでほしい」と伝えるくらいです。有難いことが弊社の顧問税理士はわたしの意図を酌んでくださった上で弊社にとって最良の道を提案してくれます。だから大好きで一緒にお付き合いさせてもらっています。「一緒に儲けましょうよ!」と言われるとなんだか本気で相手を軽蔑してしまうのですが、「一緒に愉しみましょうよ!」や「一緒に頑張りましょうよ!!」と言われる簡単にひょいひょいご一緒させていただきます。これが良いことなのか、悪いことなのかは最期終わってみないと分かりませんが、間違いなく言えることは「わたしは後悔しない」ということです。あの世にはお金は持っていけません。お金持ちも貧乏人も、だいたい同じ火葬場で焼かれます。あの世があるかどうかはわかりませんが、仮にあの世があるとして、そこに持っていけるものは「想い」です。お金はどれだけ残してもいずれなくなってしまいます。ただ「生き様」はより永く残ります。あなたは何を持っていき、何を残したいと思いますか?

2024-11-22 18:18:00

【第846回】最大の会社よりも最良の会社を目指す

弊社クライアント様で「ワシが天下を獲ったるんじゃい!」という「野心ギラギラ」という人はいらっしゃらなくて、それよりも「もっと良くしたい」と言う人が圧倒的に多いのかと思います。「もっとこの仕事を極めたい」「もっとお客様に喜んでいただきたい」という方ばかりで、いつもそのためにはどうすればいいのかをミーティングさせていただいています。改めて考えると「もっと大きく!もっと大きく!!」という会社は全く0という訳ではないのですが、あまりいなません。そもそもわたしが理由もなく大きくしたいという人に魅力を感じないからかもしれません。むしろ若干軽蔑するくらいです。カテゴリーでいうと株式会社BENchmarkはコンサルタント会社にも関わらずこの思想はコンサルタント会社失格かもしれませんね。失格上等!王道クソくらえです。わたしがクライアント様と望むものは「人間らしい生き方」「健やかで穏やかで物心ともに豊かな人生」なのです。そのために必要なことは「会社を大きくすること」ではなく「最良の会社を目指すこと」なのです。言ってる意味わかります?これで「なるほど」と少しでも思われたのであれば、あなたも立派な邪道じゃない?邪道最高!人に合わせるのではなく、自分の幸せを追求してみません?

2024-11-20 18:18:00

【第845回】やってあげているのか?やらせていただいているなのか?

先日久しぶりに心がザワつくことがあり、建築材料を販売する営業マンの方とお話しする機会があったのですが、その方は営業マンではあるものの住宅や建築のことをとても勉強していらっしゃって、その知識を駆使して担当先の家づくりをお手伝いしているとのことだったのですが、しきりに「あそこの会社は俺が救ってやった」「あそこの誰それは俺が鍛えたやった」「あそこは俺が担当したから業績が伸びた」とおっしゃっていて、その度に器の小さいわたしはイライラしていました。たまにサムいコンサルでもこの手の人はいまして、人様の成果を自分の手柄として語る非常に厚かましい姿勢に「この人とはお付き合いしたくないし、この人とお付き合いしている会社が可哀そうだな」とさえ思ってしまいました。仕事がら弊社もクライアント様の「お手伝いをさせていただく立場」ではあるものの、成果が出たらそれは全て「クライアント様の手柄」なのです。「頑張った本人の手柄」なのです。どれだけジムのインストラクターが優秀でも、実際に歯を食いしばって筋トレして筋肉を付けた本人が凄いのです。株式会社BENchmarkはクライアント様のお手伝いを「してあげている」のではなく、お手伝いを「させていただいている」のです。しかも弊社に顧問依頼をしていただく方は「経営的に困っている人」が顧問契約を結ぶきっかけです。今でこそ2年、3年、4年先まで仕事が埋まっているクライアント様も、みなさん最初はどん底の状態で弊社と出会い、なけなしのお金と貴重な時間を預けていただいているのです。にも関わらず「やってやってる」や「あそこはわたしが助けてやりましたからね」とか調子こいて言っちゃう人が取引先にいるのであれば、その顧問先に「こんな人と付き合っていたら品が下がるから取引を停止したほうがいいですよ」とお伝えするかと思います。ただ、「俺がやってやった」と言う人に限って大したことないザコだし、本人も潜在的にそれが分かっているから自分自身で吹聴するしかないのかな?と思います。映画でも漫画でも、「あいつは俺が育ててやったんだよ」と言うキャラって大体ヤバいやつじゃない?