BENchmarkブログ

2022-01-30 18:18:00

【第333回】お陰様で二年が経過しました

ベンチマーク代表射場(いば)です。

 

お陰様で2020年1月に起業したこの事業も、たくさんのクライアント様、

協力頂いて下さる方、応援して下さる方のお陰で早くも2年が経過し3年目に突入しました。

 

一説によると1年以内に廃業に追い込まれるフリーランスは約37.7%。

3年で62.4%が廃業、10年では88.4%が廃業というデータがあります。

 

ベンチャー起業でも5年で85%が倒産、10年経過し残る会社はわずか6%というデータもあります。

 

私自身も起業する際、「最初の1年~3年はご祝儀受注、ご祝儀受注は実力ではない」と思い

極力前職でご縁を頂いた方とはあえて顧問契約を結ばず事業をスタートさせたのですが、

現状有難いことですが顧問先の約8割はベンチマークとして起業してからのご縁になります。

 

ただ、起業した際にとある方に教えて頂いた言葉で

「起業して最初の1年~2年は絶対潰れない、潰す奴はよっぽど能力の無い奴だ、

ただ1年~2年経過したら慣れが出て来て大抵の奴は必ず油断する。その時に真価が問われる。」

という言葉と出会うことが出来たこともあり、まだまだ油断せずに

3年目を迎えることが出来そうです。

 

ただ、どこまでいっても私が大切にしたいことは

「自身の成功の前にまずはクライアント様の成功を最優先すること」。

そうするとおのずと自身も成功のお裾分けをしてもらえます。

 

存続するかどうかは自身が決めることではなく社会が決めること。

しっかり世の貢献に尽くし、自身の成長・成功に繋げ、更に社会に貢献出来るよう

今期も精進して参ります。

 

 

2022-01-28 18:18:00

【第332回】色々教えてやってよね

ベンチマーク代表射場(いば)です。

 

突然ですが、皆さん憧れの先輩はいますか?

 

私は今までの社会人人生の中で、非常に「上司・先輩」に恵まれて生きてきました。

今回は「憧れの先輩」についてです。

 

前職私は名古屋を拠点にお仕事をさせて頂いていました。

 

仙台、東京、大阪、福岡にも拠点がある会社だったのですが、

距離があるにも関わらず自身の拠点外の先輩にとても目をかけて頂き可愛がって頂きました。

 

中でも東京の先輩はことあるごとに気にかけて頂き、仕事の相談にのって頂くだけではなく、

たくさん呑みにも連れて行って下さいました。

 

お酒の呑み方、お店での立ち振る舞い方等々、田舎者の私にとても丁寧に親切に

実の弟の様に教えて下さいました。

 

実際私も未だに実の「お兄ちゃん」のように思っている存在です。

 

先日、コロナウィルスがちょっと落ち着いたタイミングでクライアント様のスタッフの

若い子とちょっと軽く呑みに行こうということになり、バーに入ってチビチビ呑んでいたところ、

その子から「実はバーに入るのが初めてでドキドキしていました、大人になった気分になれて嬉しいです!」

と言ってもらった際に、ふとその「お兄ちゃん」の顔が浮かびました。

 

「お兄ちゃんのお陰で僕もお兄ちゃん出来たよ!」

「お兄ちゃんのお陰でカッコ付けれたよ!」

「でもまだまだお兄ちゃんのようにカッコよくなれてないよ!」

 

本当に「お兄ちゃん」が「今の僕を作って下さっている」と改めて実感したと共に、

出会えて良かったと心から思いました。

 

あなたにはこんな「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」はいますでしょうか?

もしいらしたら、その人からたくさん学んであなたより年下の人にあなたも「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」

をしてあげてくださいね。

 

そうすると私の様に「救われた」と思う後輩が増えるんじゃない?

 

2022-01-26 18:18:00

【第331回】広報担当者は誰に担当させていますか?

ベンチマーク代表射場(いば)です。

 

多くの会社あるあるですが、「女性」を広報担当者にしている会社はたくさんあります。

 

「女性なりの豊かな感性」「女性ならではのきめ細やかなサービス」等々、

いろんな利点を考慮して女性を広報担当にしている会社はたくさんあるのですが、

ここに落とし穴が潜んでいます。

 

誤解が無いようにお断りしておきますが、今回のブログは「女性」に対して否定的な

ブログではありません。

 

気を付けないといけないことは、男性だろうが女性だろうが

「経験値の無い人に広報を任せるのは危険」ということです。

 

広報とは「自社のサービスや商品を世に認知してもらうように広める」ことが目的です。

その為には「ターゲットが何を欲しているのか、どのように伝えたら賛同してくれるのか」を

「知った人」が広報を担当しないと、的外れなことになってしまう可能性が非常に高いのです。

 

広報は集客において「一番重要な役割を担う」窓口です。

 

だからこそ、成果が出ている会社の中には「売れている営業マン」を広報部長に任命している会社もあります。

 

現場で成果を上げている営業マンだからこそ、「お客様が何を欲しているのか、どのように伝えたらより魅力が伝わるのか」を

知っているので、的を得た広報活動に繋がるのです。

 

逆に広報担当者がポンコツだと「兵糧攻め」になってしまいます。

 

それだけ「広報」「マーケティング」は大切なことなのです。

 

もしあなたの会社で広報を「経験値の少ない人」や「責任の負担が少ない人」が担っている場合は、

ちょっと改めた方がいいんじゃない?

 

2022-01-24 18:07:00

【第330回】ターゲットを選定する際にやってはいけないこと

ベンチマーク代表射場(いば)です。

 

クライアント様にマーケティング指導をさせて頂く際、

まずはターゲットを明確にする作業をしていくのですが、

そのターゲットを選定する際にやってはいけないことがあります。

 

それは「年収を優先順位の上に持ってくること」です。

 

これに関しては賛否両論あるかとは思いますが、

私は「お客様の年収」はそこまで重要視していません。

 

なぜなら私が提案するストック型経営は読んで字のごとくストックをしていく

経営手法なので、

「今年収が低くても、この人が2年後3年後に年収が上がっていれば問題ない」のです。

 

以前紹介でお会いした方が私に

「当社のターゲットは明確で高級外車に乗ったお医者さんなんです」と自信満々に

言って下さったのですが、それを聞いて私は

「アホじゃねぇの?」と直接本人にお伝えさせて頂きました。

 

言葉はきついですが「高級外車を乗ったお医者さん」は一生安泰なのか?

「高級外車を乗ったお医者さん」はみんな良い人なのか?

 

「ブラジル人はみんなサッカーうまい!」「中国人はみんな卓球強い」と

言っているようなものなのです。

 

現にコロナウィルスの影響で軒並み「高給取り」と言われていた

「医者」「パイロット」「弁護士」の所得は大幅減になっています。

 

「年収」とはそういった「不安定」なものなのです。

 

私がターゲットを選定する際に大切にしていることは、その人の「人間性」です。

「家族に対してどんな想いをもっているのか」「子供の教育に対してどのような理念があるのか」

「人生に対して何を大切にしているのか」と、かなり深いところまで落とし込んだ上で

マーケティング戦略をしていきます。

 

私たちが携わっていくのは「お金」ではなく「人間」です。

だからこそ、あなたが「本当に付き合っていきたい人はどんな人なのか」を

落とし込んだ上でマーケティング戦略を練っていくと、おのずと戦略が明確になっていくんじゃない?

 

 

2022-01-22 18:18:00

【第329回】商品から作ってしまうと陥る罠

ベンチマーク代表射場(いば)です。

 

マーケティングの基本は

①誰に②何を③どのようにが大原則です。

 

仮にこの順番を変えて

何を、誰に、どのようににしてみたらどうなるでしょうか?

 

例えば釣りに行くとき、一生懸命「疑似餌」を作ったとします。

リアルな質感、本物そっくりの動き、水の中でまるで生きているかのような

動きを見せる疑似餌を作って「よし釣りに行こう!」と思って釣りにいったら魚は釣れるのか?

 

答えは「NO」です。

 

その疑似餌は川魚用なのか、海魚用なのか、小魚用なのか、大型魚用なのかによって

造るべき疑似餌は変わってきます。

 

だからこそ大切なことは「何を釣るのか」というゴールを事前に決めた上で準備をしていかなければいけません。

仮に「鯛」と「鮎」の場合、同じ魚でも住むところも食べるエサも違ってきますよね?

 

マーケティングもまさしく同じで、「誰に」というターゲットによって

欲しい商品、好む商品は違うのです。

 

だからこそ、まず第一にするべきことは

「誰に対して売りたいのか」「どんな人に好まれるのか」「どんな人に喜んでもらいたいのか」

と、兎にも角にも「誰に」が大切になってくるのです。

 

「この商品はめちゃくちゃいいぞ!絶対売れるだろう!」と言って

世から消えていった名作、名商品がどれだけあったことでしょう。

どんなに良いものでも買ってくれる相手がいないことには短命に終わってしまいます。

 

だからこそ、「誰に」という考えが非常に大切なのです。

逆にそこが明確であれば、商売はうまくいくものです。

 

一度立ち返って、あなたの扱う商品やサービスを「誰に届けたいのか」を

考えてみてもいいんじゃない?