BENchmarkブログ

2022-06-27 18:18:00

【第406回】追い込まれた環境が急激な成長に繋がる

ベンチマーククライアント様でも、大きな成功を収める方の共通点の一つとしては「地獄を味わっている」ということです。

親の借金を自分が返済しないといけなくなった、せっかく溜めてきた大切なお金を社員が持ち逃げした、思いもよらないタイミングで親が亡くなり準備をする余地もなく社長を継ぐことになった、と内容は人それぞれで内容の重さも人それぞれなのですが、みなさん揃ってお話しされることは「あの体験があったから今がある」と仰られます。人間不思議なもので、追い込まれると生存本能なのか体の全細胞を費やして「生き延びる手」を考えつくものです。

現に私もそうです。私は昔から「いつか起業するんだ!!」という高い志しは一切皆無で、むしろ「サラリーマン最高!!」という想いでお仕事をさせていただいていたのですが、当時お勤めさせて頂いていた会社の社長の死と、それに伴う会社の方向性の転換に私自身が将来的に合わせられないことを考え、会社と相談し社長が亡くなられてから6日目に開業届を税務署に提出しました。あの開業届を出すまでの5日間のことは今でも鮮明に覚えています。事業内容を考え、サービス内容と価格設定を考え、屋号を考えロゴを考え、ターゲットとマーケティング戦略を練り、名刺を作成し…と、脳内のシナプスが活性化され、「脳みそフル回転」とはこういったことかと思わせてもらえる5日間でした。あの「追い込まれた5日間」のお陰で、今もなんとか食うに困らない状態になっております。

追い込まれた環境が急激な成長に繋がる。

「なかなか最近自分の成長を感じられないなぁ」と考える意識高き貴人よ…、時にはちょっと「自分を追い込む環境」に敢えて自分から飛び込んでみてもいいんじゃない?

人はそれを「挑戦」と呼びます!

2022-06-25 18:18:00

【第405回】ヘコんだときは…

日本には四季があります。春に芽吹き、夏は青々と緑が茂り太陽の光を栄養としてたっぷり幹に溜め込み、秋には実った果実が熟し、冬には葉も枯れ実も落ち次の春に備え大地に養分を与える。この一定のサイクルがあります。我々人間もどれだけ足掻こうが、進歩しようが「自然の一部」です。だからこそ、このサイクルからは逃れられません。また、四季に限らずとも朝と夜、陰と陽、晴れと雨など物事には「ずっと同じ状態が続く」という状態自体が「あり得ない」のです。

だからこそ、ずっと良い状態ばかりが続くのもあり得ないし、ずっと悪い状態が続くこともあり得ないのです。

だからこそ、このことを知っていると調子の良い時は「悪い方向に向かっている」というマイナスな状態であり、逆に調子の悪い時は「良い方向に向かっている」というプラスの状態だという事がわかるので調子が悪い時だって必要以上に慌てなくてもいいのです。むしろ調子が悪い時は「よっしゃ!これは良いことが起こる前兆だぞ!!」と思えるので悪いこともワクワク出来るということです。

こうするともう勝ちパターンであなたは一生「ご機嫌モード」で生きていけるという訳です。

もし、仮に今ヘコんだ状態だというときは、もしかして大きく跳ねる前兆なんじゃない?

 

2022-06-23 18:18:00

【第404回】今自社はどれくらい?

前回のブログで「幼年期・成長期・成熟期・衰退期」のお話しをご案内させて頂いたところ、意外に何人かの方から「今うちっってどこなの?」とお尋ねされたので、いい機会でもありますのでちょっとそこらへんを詳しくご案内させて頂きます。以下は主に大企業の場合ですが成長段階は大きく分けて8段階になります。

1.創業期 新しいアイデアとやる気のある創業者により企業が産まれる瞬間です。

2.スタートアップ期 自分の力を試したい!と思うやる気のある若い人材が集まる時期です。この時期のポイントとしては「財政面」で安定させられるかがポイントになってきます。

3.頭打ち期 創業時のアイデアが頭打ちの状態になってきます。思っていたのと実際にやってみたのとは違った、このままじゃ利益が足らん!ここら辺で「次の手」を見つけ着手出来るかが次のステップに上がっていくのに必要なことになってきます。

4.拡大期 組織が拡大していきます。ここら辺から創業時メンバーの理念や想いが末端のスタッフにまで行き届かなくなってきます。(※ここから先は会社の衰退へと進んでいきます)

5.安定期 事業が安定し、会社の知名度も高くなり安定志向のスタッフの入社が増えてきます。

6.停滞期 「今までのやり方」「成功した過去の事例」に囚われ事業が守りに入り、柔軟性・発展性が失われてきます。

7.衰退期 時代の流れに対応出来ず競合他社や新たに誕生した企業に太刀打ち出来なくなります。

8.終末期 財政面で限界を迎え、廃業か他社からの買収対象になります。

以上が大企業やスタッフを増やして事業を拡大していく中小企業が辿っていく流れと言われています。

ただ、スタッフを増やさない、売上を拡大していかずストックしていくという「ストック型経営」だとこのサイクルには当てはまりません。

「その他大勢と同じような成功」を目指すのか。「あなたに合った成功」を目指すのか。

最終的にそれはあなた次第じゃない?

 

2022-06-21 18:18:00

【第403回】Like a じっくりコトコト煮込む

皆さん成果は早く出したいものですよね。ただ、マーケティングにおいて「早く成果を出すこと」は必ずしも良いことではありません。物事は面白く出来ていて、企業でも商品でも幼年期、成長期、成熟期、衰退期があります。そしてよく言われているのは成長期までにかかった時間と同じ時間をかけて企業も商品も衰退していくという話があります。例えば「ヒットするまでに10年かかった商品はヒットしてから10年かけて徐々に衰退していく」ということです。これは一発屋芸人でも同じことが言えます。一発ドカン!と当たった芸人さんが次の年から全くTVに映らなくなることはよくありますよね?これはヒットするまでに時間がかからなかったからこそ、衰退までも早いということです。ただ個人的には一発当てただけでも十分すごいと思いますが…。

だからこそ、株式会社BENchmarkも実はそうした観点からしたらちょっと危険なのです。幼年期から成長期までがあまりにも早すぎるのです。これは偏にクライアント様、支えて下さっている皆さんのお陰なのですが、マーケティングからしたらあまりよろしくないので新たにベンチマークWEBや工務店ひとりでできるもんを立ち上げたのも正直なところです、

その点から行くと、過去のジャニーズのマーケテイングは天才だと思います。

まず所属するタレントたちを「ジャニーズJr.」としてバックダンサーや「その他大勢」として露出していく。その後「グループを組ませる」。最終的には「ソロ」として活躍させていく。一つの「商品」(※ここでは失礼ながらタレントさんを商品と記載します)に対して売り出すまでの時間を長くとっているからこそ、しっかりブランディングが出来てより永く商品が愛され長く利益を捻出出来る。

先日、現在12歳小学校6年生の長男に「お前の思うカッコイイタレントって誰よ?」と聞いたところ、「キムタクさんかなぁ」と答えたことに対して非常に驚きました。これは木村拓哉さんの努力の賜物はもちろんのことですが、小学校6年生にカッコイイタレント=キムタクと言わせるほどの認知度・ブランド力を持たせているジャニーズ事務所はやはりマーケティングの天才だなと思いました。

地域密着の中小企業であれば「永く商売を続けたい」ものですよね?であれば成果を早く出すことも大切ですが、時には「じっくりコトコト煮込むように」商売を育てていってもいいのかもしれません。

目指すはあなたの業界の中の「キムタク」の地位じゃない?

2022-06-19 18:18:00

【第402回】ブッダのお言葉

【悪い人と交わるな。卑しい人と交わるな。善い友と交われ。尊い人と交われ。】

ブッダの言葉だそうです。推測するに、あのブッダでさえも悪い人や卑しい人に苦労させられたのだろうなぁという言葉です。重みがありますもんね!

ここで大切なことは「自分にとって都合の良い人」ではなく「善い友」「尊い人」と交われと伝えていることです。

「善い友」とはどんな人でしょうか?「尊い人」とはどんな人でしょうか?

あなたの周りにはそんな人はいらっしゃいますでしょうか?

私の周り?有難いことにそんな人たちばかりです。自分の利益ばかり考えるのではなく慈愛の心を持って「お先にどうぞ」と言える人、携わる人が悪いこと、卑しいことをした場合「それはダメだよ」としっかり本人に言える人、人を傷つけるどころか傷ついた人を損得無しでとにかく自身の持てる全ての力を持って救おうとする人。そんな人とばかり携われている今回の人生は本当に恵まれた人生です。

もし周りにそういった人がいなくて苦しんでいるのであれば、是非ベンチマーククライアントのみなさんを紹介させて頂きます。みなさん「善い友」であり「尊い人」です。

きっと価値観変わるんじゃない?