BENchmarkブログ
【第422回】In the end, everything is a gag
最近有難いことではあるのですが、弊社への顧問依頼が増えています。エリア・業種問わずお問合せをいただいているのですが、これは本当に有難いことなのですが、個人的には正直「う~む」と思っています。何故なら私のような仕事は本来「問い合わせが増えてはいけない」ものだと思っています。何故なら、私のような業種に問合せが殺到するということは、それだけ「景気が悪い」ということだからです。現に私の住む三重県でも6月7月に「まさかあそこが??」と思う会社が倒産しました。それも3件も。10年程前は地域の「顔役」のような会社で、結構ブイブイいわしていた会社です。
直接の取引は無かったものの、やはり知っている会社が倒産することはとても寂しい気持ちになります。
キレイごとかもしれませんが、「みんなが豊かになる状態」が良いに決まっているのです。
ただ、今後中小企業の倒産は加速していきます。コロナ融資の返済も始まり、いよいよ待った無しの状態になります。
ただ、生意気ながら言えることは「命さえあれば、生きてさえいればなんとかなる」ということです。
今が人生の一番底だと思うこともあるかもしれません。思うように成果が出ずに追い詰められてしまっているかもしれません。ただお伝えしたいことは「最期は全てギャグになる」ということです。
かの有名な喜劇王チャーリー・チャップリンの言葉でこんな言葉があります。
In the end,everything is a gag
辛かったことも、最期は全てギャグになる。
ギャグになるんですよ、辛いことがヘビーになるほどギャグになるんです。
ギャグになる前に自ら終わりを決めなくてもいいんです。
誰に宛てて書いている訳でもないのですが、現在追い込まれている全ての方へ。
そんなに追い詰められなくていいんじゃない?
【第421回】習ってないもんねぇ…
最近新たに顧問契約を結ばさせていただいたクライアント様ですが、この方はなかなか素敵で一番最初の打合せの際にスタッフを集めてくださり、スタッフの前で「自分は今まで営業というものを誰かに教えてもらったことがないので社員にも教え方どころか、自分自身が営業を分かっていないので的確な指示を出せない、だから自分含め営業のやり方を教えて欲しい」とご要望頂きました。
これをスタッフの前で言える人はなかなかいません。一気にこの人のことを好きになりました。
ただ、改めて思ったのですがそりゃあ世の中小企業のほとんどの会社が「教育」に力を入れていない、正確には「力を入れ方が分からない」会社がほとんどです。特に大人になってからの教育の機会は平等ではありません。家族経営や個人事業主で事業をしている会社になればなるほど、「独自のルール」はあるものの「基本のき」が出来ていない会社がほとんどです。
だからこそ事業が上手く行かない、上手くいかないから教育や新たな投資に踏み切れない、だからこそ事業が上手くいかないといった悪循環になります。
「学問のすすめ」とは良く言ったものです。「学びは大切」です。当然本人の意識も大切ですが、環境も大切になっています。だからこそ、弊社にも毎年4月5月は「新入社員研修」「営業研修」の講師依頼が殺到します。それも有難いことにリピーターのお客様が非常に多いです。中には「去年も聞いたでしょ?」というクライアント様も「初心に返って」という思いで依頼を頂くケースもあります。
当然ながらこういった会社は伸びます。教育の大切さを知っているからです。
ただ、出来れば教育を受ける側に¥1でも良いので「自腹」を切っていただければ幸いです。そうすることによって、吸収力が違ってきます。
もし自社スタッフの営業成績があまりよろしくないのは、本人の実力もあるかもしれませんが学ぶ環境を与えていないからかもしれませんよ?
【第420回】やっぱり営業は楽しい
先日、クライアント様に前職の頃にお世話になっていたメーカーさんをご紹介させていただいたところ、早速そのメーカーさんから「良い人を紹介してくれて有難う!早速〇〇と★★をご購入いただけました!」とお礼の連絡を頂いた際に「くぅ~!羨ましいぜ!!」と思いました。「購入してもらったこと」ではありません。「営業していること」が羨ましかったのです。
営業は本当に楽しいものです。モノを売るのではなく、お客様の問題解決を自社の持つ商品やサービスで解決していく。喜んでもらえる上にお金までお預かり出来る。何よりお客様と良い関係も出来て人生がどんどん豊かになる。営業ほど楽しい仕事はないと今でも思っています。
ただ、現在株式会社BENchmarkはモノを販売するいわゆる「物販」をしていません。クライアント様の営業講師や営業レクチャー、営業フォローはさせていただくのですが、「アシストはするもののゴールを決めるのはクライアント様」なので、「たまには自分でゴール決めたい!」という「営業魂」がメラメラと燃えてしまいました。
営業は本当に楽しい仕事です。
ただ、この言葉を15年前の私が聞いたら「嘘つけ!!」と言うだろうと思います。過去の私は「営業は辛いもの」「営業は苦しいもの」というイメージしかなかったのですが、一度「営業のやり方」を覚えてからは本当に心から「楽しい」と思えるものになりました。
今営業が辛くてキツくてもう営業辞めたい!!と思っている方。「営業を辞める」というのも立派な選択肢の一つです。ただ、「ちょっと楽しんでみたいかも」と思える方。是非一度弊社お問合せページからメールをください。zoomやメールで良ければいつでも無料で営業の楽しみ方をレクチャーします。
別に成果が出たからといって金銭を要求したりなんかしません。ご安心ください。
足掻こうとしている若人に手を差し伸べる。これはビジネス云々ではなく「大人としての使命」じゃない?
【第419回】何ごっこしたい?
先日妻と話していたときにふと「今回の人生はどんな仕事してみたい?」という話題になりました。
妻は「パン屋さん」「看護学校の先生」などなど色々話している中で、私はというと、もう既にかなりの種類の仕事をさせて頂けていることに気付きました。
前職のころから営業、宣伝、広告作成、広報、営業ツール作成、写真撮影、商品企画、商品販売、や仕事がら塗料や塗り壁を販売していた兼ね合いから塗装、左官もやらせていただき、上司、部下という立場も体験させていただきました。起業してからは前職からのスキルをフル活用しながら経営、インスタグラマー、講師、司会などなどこうして考えるとあり得ないほど多くの経験をさせていただいているんだなぁと思いました。
時代も変わって、一つの会社に一生涯勤める、一つの業種を極めるというスタイルはもうほぼ崩壊しています。それは逆に「より自由になってきた」ということです。だからこそ、限られた人生だからこそ「やってみたい仕事」をどんどんチャレンジしてみてもいいかもしれません。
今回の人生で私がやってみたいことは「異業種の営業」です。車とか良いですね。今まで自分が取り扱っていないものを販売してみたいなぁと最近強く思います。自分の営業スキルがどこまで通用するのかどこかのタイミングで試してみたいなと思います。50歳くらいを過ぎたら1年くらい車のディーラーで働くのも有かなと思っています。
言い換えるならば仕事は小さい頃の「ごっこ遊び」の感覚になっているかもしれません。
今年はこの仕事を楽しんでみよう!来年はこの仕事も体験してみよう!
仕事の基本が出来るようになったら、どんな職種でも楽しめるのかもしれません。
あなたはどんな「ごっこ遊び」をしますか?ラーメン屋?アパレル?思い切って資格を獲得するのもひとつ。
「食べていく為」「お金の為」に仕事をしていく人がほとんどの中で「楽しむために仕事をする」という価値観があってもいいんじゃない?
【第418回】買っているのに来てくれない…
前回のブログでは、買ってもいないのに「最近営業マンが全然来てくれない」というのは超絶勘違いとお伝えさせていただきましたが、「買っているのに営業マンが来てくれない」と言う場合はどうしたらいいかとご相談をいただきました。みなさん、よくこの良く分からんブログを毎度読んで頂いているなぁと、感謝しかありません。
さて、話は戻りまして「買っているにも関わらず営業担当者が対応(来社・連絡など)が来てくれない」場合の主な理由は2点。
営業担当者に嫌われているか、その営業担当者がとんでもなくポンコツかの2点のみです。
何か横柄な態度は取っていないか?買う側だからといって「買ってやっているんだ」という態度を出す人であれば、当然優秀な営業マンは相手にしません。だってそんな人「害」でしかありませんから。
特に商売は「お互い様」なので、「買わせていただく」「サービスをうけさせていただく」という気持ちがないと相手にもすぐ伝わってしまいます。ただ、実はそんな勘違いさんは一部の人のみです。だってそんな勘違いさんのビジネスでの寿命は短いですから、世間から抹消されてしまいます。
逆に、横柄な態度も取っていない、定期的に商品を購入したりサービスを受ける「お得意様」になっているのに営業担当者からの反応が無いのであれば、その営業マンの「怠慢」です。
一度他社商品への見直しを考えても良いかもしれません。ただ、もしあなたに少しでも「愛情」があるのであれば、その営業マンに直接「もうちょっと贔屓にして欲しいよ」という旨をお伝えいただければ幸いです。それでも全く反応がなければ担当者変更も含め「もっと良いサービスをしてくれる会社」に乗り換えちゃってもいいかもしれません。
と、いうようなことを私は日々クライアント様にお伝えして回っているので、サボり癖が付いてお客様に甘えている営業マンはすぐさま襟を正した方がいいんじゃない?