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【第285回】営業力が落ちまくっている
ベンチマーク代表射場(いば)です。
コロナウィルスの影響で、大人数を集めてのセミナーはなかなかやれませんが、
有難いことになんだかんだ今年の1月から10月末まででクライアン様、クライアント様以外の企業
からもオファーを頂き、なんだかんだで32回研修の講師をさせて頂きました。
今年最初に掲げた目標が30回研修講師の仕事をしようと思っていたので、今年も
残り2ヶ月を残し目標達成させて頂けたのは、みなさまのお陰です。
本当に有難う御座います。
ただ、そんな中で思うのはどこの会社も
「営業力が落ちている」ということです。
一昔前なら「売上を上げる→営業マンを増やす」でしたが、
ここ何年か前から営業マンを入れても売上が上がらないといった現象が各社で起こっています。
営業マンを入れても会社の業績は上がらないのです。
「売れる営業マン」を入れなければ残酷ながら業績を良くすることは出来ません。
ただ、売れる営業マンがそもそもいない。
優秀な営業マンは「稼げる会社」に行くか「独立して稼ぐ」という時代になっています。
だからより一層中小企業の営業力が落ちているのだと思います。
売れない営業マンに部下の指導をさせると、当然的外れな指導をしてしまうので
より一層売れないスパイラルに陥ります。
一括りにするのは乱暴ですが、今の若いスタッフさんは「素直」な人が多いです。
「素直」だからこそ、言われたことをしっかりやってしまう。
どんどんひどい状況になっていきます。
営業は会社の供給元。お金を外から持ってくる非常に大切なポジションです。
営業力が無いということは致命的なのです。
ただ、営業力は「身に付けること」が出来ます。
しっかり知識を持っている人に教わるだけで、劇的に成果が変わってきます。
面白いほど変わります。
今年私が講師をさせて頂いた先のスタッフの方で、2年間成果が全く出せていない方がいらっしゃいました。
その方は住宅会社にお勤めだったのですが、新築の受注が最低でも7件受注を獲得しないといけない状況にも
関わらず2年間受注件数は0でした。
とても素敵な方だったので、研修後個別に指導もさせて頂いたところ現段階で6件受注を獲得することが出来ました。
ちゃんとノウハウがあれば、ちゃんと成果が出るのが営業です。
知識は最強の武器。
武器が無いのであればガンガン授けますので、気軽に頼ったらいいんじゃない?
【第284回】自分と相手、どっちが多く話してる?
ベンチマーク代表射場(いば)です。
営業マンの成功とはなんでしょう?
知識が豊富な事?
誰からも好かれること?
天才的なトーク力?
答えはシンプル
「買ってもらうこと」です。
それも「お客様に気持ちよく買ってもらうこと」こそ、
営業における成功なのです。
その成功の為には注意しないといけない点が何点かありますが、
その中の一つが「会話の量」です。
自分ばかりが一方的に話していないか?
ちゃんと会話になっているか?
成果がなかなか上がらない方に多い「しゃべりすぎ」に注意しないといけません。
一度心の隅っこにカウンターをセットし、
相手が話したらカチッと、自分が話したらカチッと押していき
相手の方が自分より話している回数が多くなるよう意識するだけでも
成果は全然違ってくるんじゃない?
【第283回】商談の最後に必ず次のアポを
ベンチマーク代表射場(いば)です。
成果が上がっていない営業あるあるシリーズの一つとして
「アポが取れない」という点があります。
前回お会いした時には良い感じで商談が終わったのに電話をしたら
「忙しいからまた今度にして」と言われたり、
「また来てよ」と言われて喜んで電話したらそもそも
電話に出られなかったり。
本人はしょぼぼ~んです。
「アポが取れない状況」は致命的です。
だって当然ながら「営業が出来ない」からです。
営業機会が無いとそもそも売れるものも売れませんもんね。
だからこそ、意識しないといけないことは
「商談の最後に必ず次のアポをとる」ということです。
仮にその際にお客様からお断りされても
お断りされる理由が聞けるため次に活かせます。
一番怖いことは「アポを取らせてもらえない理由が分からない状況が続く事」。
仕事は段取り命。
アポはその最たるものなんじゃない?
【第282回】適度なコンプレックスは必要
ベンチマーク代表射場(いば)です。
みなさん「コンプレックス」はお持ちですか?
世の中に「自分は完璧」と心から思える人はどれだけいるでしょうか?
そもそも「完璧」という概念こそ定義が定まっていなくて、
不確かなものですが、「コンプレックス」は
「頑張るためのガソリン」のようなものだと思っています。
自分は容姿が劣っているからトークを磨こう
自分は学歴がないから学歴がある奴より稼いでやろう
仕事が出来ていないけれど、いつか誰よりも認められる成果を出してやろう
などなど、そのゴールが正しいかどうかは別として
頑張ることは「成長すること」「今の自分より幸せになること」に繋がることだと思います。
ただ一番もったいないのは
「所詮自分なんて」と言った考え。
これは未来の自分の成長も成功も放棄してしまう非常にもったいない考えです。
我々人間は無限の可能性に満ちています。
なかなかぬぐい切れないコンプレックスであれば、
いっそ共に歩んで、くじけそうな自分の「ふんばる力」に変えてやるのも良いんじゃない?
【第281回】座敷童大切にしてますか?
ベンチマーク代表射場(いば)です。
みなさん座敷童は大切にしていますか?
家に来ると幸運をもたらし、家から去っていくと不幸になる。
よくテレビでも「座敷童がいる旅館」とか言ってバラエティー番組の
ネタにもちょくちょく使われているのですが、
私の思う座敷童とは「自分の幸せを考え協力して下さる人」です。
座敷童がいる旅館は、その福にあやかろうと連日全国からお客さんが
来られるそうです。
それほど、「自分を幸せにしてくれる存在は尊い」ということです。
例えば私で言うと、仕事を応援して下さるパートナーの方、顧問税理士さん、
そして家族です。
みんな私の幸せを考え、応援してくれて、幸せにしようとしてくれるかけがえのない存在です。
だからこそ私もそんな人たちを全力で幸せにしようと頑張ります。
だから福が逃げないのだと思います。
幸福が逃げていく人は、そもそもそんな座敷童が「いつまでも一緒にいたいな」
「応援したいな」と思ってもらえるような行動をしていません。
全力で頑張っていない、誠実に物事と向き合っていない、
自分の成功のことばかり考えている、そんな人からは座敷童は離れていきますよね。
もしあなたが、今有難いことに自身の周りで自分の幸せを考えている人がいてくれているのであれば、
その人が「もっとこの人応援したい!」「もっとこの人喜ばせてあげたい!!」と
思ってもらえるように相手を大切にしていかないと座敷童はそっとあなたのもとを去っていきます。
悪い人が周りから離れるのは大いに喜ばしいことですが、
良い人があなたの周りから離れだしたら、それは本来出会えるはずだった幸福すらも
離れていくって前触れじゃない?