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2022-04-16 18:18:00

【第370回】社員を食わしてやるより

ある一定数のスタッフがいる会社の経営者の方とお話しをしていると、たまに「社員をくわしてやらないといけないから…」という言葉をおっしゃる方がいらっしゃいます。社員がいなくても「お付き合いしている会社を食わしてやらないと…」という言葉を出される方もいらっしゃいます。ただ、個人的な考えですが「社員や協力業者を食わしてやる」よりも、「食っていけるスキルを身に付けてもらう」ほうがよっぽどそのスタッフさんや協力業者にとってはいいんじゃないかな?と思うのは私だけでしょうか?むしろ、ずっと社長が社員を「食わしてやる状況」が続いてしまうと、万が一社長がいなくなった場合、残された社員は「食えない状況」になってしまいます。それこそ悲劇。過度な「過保護」は毒でしかありません。たまに私に対しても「食わしてください」「紹介してください」と言ってくる方がいらっしゃいますが、私のアンサーは「食えるようになるような知識や技術は与えますよ」とお伝えさせて頂いております。だって誰かに食わしてもらうよりも自分で食えるようになるまで成長した方が絶対楽しいじゃないですか?これこそが相手を想っての愛情じゃない?