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【第767回】中小企業だから人が集まらないというのは甘え
先日とある企業の経営者とお話ししている中で、一生懸命人材募集を行っていても誰も来ないということを悩んでいらっしゃいました。また、その会社の社内の雰囲気は非常に悪く、スタッフは挨拶が出来ない、不平不満ばかりを言う、経営者をナメているという散々な状況。「こんなスタッフだったらさっさとクビにして新しいスタッフを探した方が早い」とお伝えさせていただくと、「こんな小さい会社にそもそもまともな人材は来ない」となんともサムい回答に、「じゃあ頑張ってください」と一言お伝えしその場を去ったのですが、「会社規模が小さい」「地方の会社だから」というのは完全なる甘えです。株式会社BENchmarkは三重県の会社です。めちゃくちゃ田舎の会社です。スタッフは必要なときに必要なだけ助けてもらうスタッフはいるものの、基本私一人です。小さな会社です。にも関わらず「働かせてほしい」というお話は年に10~15人ほどいらっしゃいます。もちろん人材紹介の会社に頼ることも無ければハローワークに求人すら出していないにも関わらずです。にも関わらずなぜコンスタントに入社を希望される人がいるのか?それはわたしが「楽しそうに働いているから」だと思います。人材が来ないことで悩まれている経営者のみなさま、楽しく働けていますか?仕事に誇りを持っていますか?胸を張った仕事が出来ていますか?自分の会社を「めちゃくちゃ良い会社」と思えていますか?もしそう思えていないのであれば、そりゃ人が来ないのは当たり前じゃない?