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2021-03-24 18:18:00

【第176回】現状維持ってどうよ?

ベンチマーク代表射場(いば)です。

 

私は相手のことを知る為に相手の「夢」をよくお尋ねするようにしています。

相手を知れば、より相手を好きになれる、相手を好きになれば、より相手の為に

尽くそうと出来る。そうすると、相手も自分のことを必要としてくれるものです。

 

そんな時、一定数の方が「現状維持」と言われる方がいらっしゃいます。

これはとても素晴らしいことだと思います。

何故なら「現状維持」とは「現状に満足している状態」だからです。

 

ただ「現状維持」に関しては注意しないといけない点があります。

それは、現状を維持する為には「現状より頑張らないといけない」ということです。

 

人間誰しも体はどんどんと衰えていきます。

身体と共に頭の回転もどんどん遅くなってきます。

また自分が年老いるのと同じかそれ以上に、「新しい競合」も増えてきます。

特に若者の力は想像以上にパワフルです。

だからこそ、現状を維持する為には「今以上に相当努力しないと現状を維持できない」と

いうことを知った上で毎日を過ごすのと、知らずにのほほんと過ごすのとでは

将来の「現状維持」が出来ない状態になるんじゃない?

2021-03-08 18:18:00

【第168回】石の上にも3年

ベンチマーク代表射場(いば)です。

 

昔の人は本当にタメになる言葉を沢山残して下さいます。

その一つが「石の上にも3年」です。

 

「石の上にも三年」の意味は「忍耐すれば成果が得られる」

冷たい石の上でも長い間座り続ければ温まることから、

「何事も忍耐強さが大切だ」という意味や「つらいことでもあきらめずに続ければ成果が得られる」

という意味の格言として使われています。

 

最近の時代においては逆行しているかもしれません。

 

ただ、私自身この言葉から非常に勉強させて頂きました。

大学卒業後に入社した不動産会社は自他共に認める「ブラック企業」でした。

 

同期が約600人入社し、最初の3ヶ月で半分辞め、もう3ヶ月でその半分が辞め、

最後私が丸々3年お勤めさせて頂き退職するころには私を入れて51人しか同期は残っていませんでした。

 

ただ、そこで学んだことは

1年目は右も左も分からず、ただ怒鳴られながらも日々の業務を必死にこなしてきました。

2年目はちょっと仕事にも慣れ、後輩も入ってきたのでカッコイイところも見せたいがために背伸びしていました。

3年目は仕事の流れを把握し、上司や他部署とも連携しながら仕事をしていく、仕事とは何のためにやっているのかという

ことをやっと理解出来るのに3年かかりました。

 

だからこそ、石の上にも3年とは良く言ったものだなぁと自分自身がその身をもって体感させて頂きました。

 

新しい環境に身を置いてもなかなか馴染めず1年足らずで辞めていく人を何人も見てきましたが、

そんな人はいつまでもどこに行っても定着せず苦しんでいる様を見て思うことは、

「とりあえず3年やってみ」ということです。

当然理不尽な暴言、暴力がある環境、詐欺まがいの行為を繰り返している組織からはすぐにでも

手を引かなければいけませんが、だいたいの会社はそうでもありません。

「とにかく3年やり切ってみ」そうすれば3年間やり切った自分自身に誇りと自信を持てるようになりますよ。

2021-03-06 18:18:00

【第167回】どこかで必死にならないといけない

ベンチマーク代表射場(いば)です。

 

生きていると必ずどこかで「必死にならないといけないとき」がきます。

断言出来ます。必ずです。

生きとし生ける全てのものに、このタイミングは訪れます。

 

それが今日なのか、10年後なのかは人によってそれぞれですが、

間違いなく「必死にならないといけないとき」は訪れます。

「必死になるとき」ではないのです。

「必死にならないといけないとき」です。

そしてその時は、何度も来ません。

1回か2回くらいのもんです。

逆に言えば、その時は「成功するチャンスの時」なのです。

 

そして、その時重要なことが「必死になれるかどうか」です。

怖気づいて逃げるのか、見なかったフリをしてやり過ごすのか。

 

私も「必死にならないといけないとき」がありました。

26歳の時です。有難いことに、比較的若い時期です。

当時は生きるか死ぬかの瀬戸際でしたが、私はその時真面目に立ち向かえたからこそ、

本当に必死になれたからこそ今豊かな生活をさせて頂けているのだと今でも思っています。

 

あなたの必死にならないといけないときはいつでしょう?

 

 

 

 

2021-01-13 18:18:00

【第141回】般若心経現代語訳・続

ベンチマーク代表射場(いば)です。

 

以前のブログで般若心経現代語訳をご案内させて頂きました。

私自身これを知った経緯としては、起業する前にとある方から

「射場さん本を出版してみてはどうか?」と言われたことが理由になります。

 

どうせ出版するのなら売れる本にしよう。売れる本にするためには傾向と対策を打とう。

という邪な理由から「売れる本」と検索したところ、世界で一番売れている本は

「聖書」でした。一応読んでみたのですがクリスチャンではないのでかなり敷居が高い。

 

仏教だとどうだろうか?般若心経見てみよう、いかん、わからん。

現代語訳に訳してある本がある。なるほどなるほど、、、そういったノリでした。

 

ただ、私自身ここで学んだことは「人間というものは随分昔から苦しみ、常に救いを求めている生き物」

ということです。だからこそ、生きていく上で落ち込んだり、迷ったり、困ったりしたときは

「自分も人間だからなぁ」で片づけてしまうことが出来るようになりました。

 

落ち込んだり、迷ったり、困ったりするのは人間の持つ本能のようなもの。

だからこそ、必要以上に不幸に感じなくていいんです。

 

これがいわゆる悟りを開くっていう状態なんじゃない?

2021-01-01 18:18:00

【第135回】初詣の意味って?

ベンチマーク代表射場(いば)です。

 

2022年本年も皆様にとって充実した人生を歩める年になることを

切に願っております。

 

皆様初詣には行かれましたでしょうか?

そもそも初詣というのは、一説によると

「神様にお願いをする」のではなく「神様に誓いを立てる」儀式なんだとか。

 

身体の中心に手を合わせ、心を真っすぐの状態にした上で

今年どんな年にしていくかを神様と自分に誓う儀式。

 

人間は心が弱いので、すぐ横道にそれたり、自分に甘えたりするのを

神様という存在に誓うことによって、自分を戒めていたんですね。

 

あなたは今年何を誓いますか?