BENchmarkブログ
【第32回】ご縁は作るものではなく出来るもの
ベンチマーク代表射場(イバ)です。
サラリーマン時代、上司の指示で新規開拓の為にセミナーや懇親会に行って
たくさんの方たちと名刺交換をしていた時期がありました。
異業種交流会にもお声をかけて頂き朝6時から会合に参加したこともありました。
そんな時、当時勤めていた会社の社長に言って頂けて今でも残っているこの言葉
「射場君、ご縁は作るものではなく出来るものですよ」
まさにおっしゃる通りです。
その言葉を頂いてから、私は一切の交流会に行くことをお断りさせて頂いています。
そう、ご縁は出来るものなのです。
どういうことかと言うと、一生懸命目の前にいらっしゃる方に誠実に真摯に向き合うことによって、
おのずと新たなご縁に巡り会えるのです。
無理やり作ったご縁は長続きしません。
Easy come、 Easy go(簡単に手に入るモノは簡単に離れていく)
とはよく言ったものです。
劇的なご縁に出会う為には、まず一つ一つのご縁を大切にすることが一番の近道です。
嘘だと思うなら騙されたと思って、目の前の人を大切にして
映画のようなご縁と巡り会ってみてもいいんじゃない?
【第30回】あなたの単位はなんですか?
ベンチマーク代表射場(イバ)です。
いきなりですが、あなたの単位はなんですか?
よく「俺は年収〇〇万円!」とか、「僕は月売上〇〇万円!」と
仰る方がいらっしゃるのですが、そういった方はご自身の単位を
「円」としているのだと思います。
「円」の単位は分かりやすいし伝えやすいのですが、
「あなたの適正な価値は何円ですか?」と聞かれてスッと言える方は
なかなかいらっしゃらないのではないでしょうか?
あなたの価値は100万円?1,000万円?1億円?
答えられます?答えてもいいんです?
あなたの価値はお金に換算出来るほど単純ですか?
少なくともこのブログを見て下さっている方にお伝えしたいのは
我々の単位は「円」ではなく「人」でありたいということです。
何円稼いだかより「何人のお役に立てたか」があなたの価値ってことでも素敵じゃない?
【第26回】誰のゴールで生きるのか
ベンチマーク代表射場(イバ)です。
営業研修の講師としてお話しさせて頂く際に、
時間があるとき受講されている方にお尋ねすることがあります。
「夢や目標はありますか?」
そんな時、結構多くの方が
「車を買いたい!」
「バカンスに行きたい!」
「高級レストランでリッチなディナーを堪能したい!」
「おねえちゃんのいる店で豪遊したい!」
等々、映画やドラマに出てくるような分かりやすい夢や目標を教えて下さる方が
いらっしゃいます。
そんな時私がお節介ながらお伺いさせて頂くことは
「それって本当にあなたの夢ですか?」とお尋ねします。
本当に心から望む夢や目標であれば、それは素晴らしいことですし、
達成するために計画を作るべきだと思いますが、多くの方がこの質問をすると
「………まぁ、別にそこまで望んでいないですね。」
と仰ります。
正直、「夢」や「目標」があると素晴らしいという風潮はありますが
仮に無くても全然大丈夫だと思います。今無いからといって一生無いとも言い切れませんし
夢や目標は「見つけるもの」ではなく「見つかるもの」だと思っています。
ちなみに私の起業の際に準備した「やりたいことリスト」の中身の一部として
「毎日穏やかな気持ちで人生を過ごす」と書いてありました。
我ながら、モノとお金に支配されない人生を自分は生きれているのかなぁと
とても幸せな気持ちになれました。
あなたのゴールは誰かが作り上げた「成功例」に向かうのではなく、
あなたが「素敵」「幸せ」と思うゴールを目指してみるのもいいんじゃない?
【第25回】苦労は不幸ではない
ベンチマーク代表射場(イバ)です。
昔話に花を咲かせる経験は皆さん御座いますでしょうか?
私は年に1回旧友と集まってお酒を呑んで近況を話したりするのですが、
ここ何年かで気付いたことが
「あれ!?毎年同じ話してない??」
という怪談話以上に恐ろしい事実でした。
それも話して盛り上がるのは決まって「失敗談」や「苦労話」。
そんな時思ったのが過去本気で悩んでいたことや、恥ずかしい思いを
したことが、将来「笑い話」や「美談」になるんだなぁということです。
たくさんの成功者も順風満帆ではなく、皆何かしら苦労をされていますよね。
だからこそ成功体験が際立たされて、よりストーリー性が出るのかなと思います。
なので私が生意気ながらクライアント様にお話しさせて頂く事が
「苦労は不幸ではない」
という事です。
今の苦労がきっと何年後かに美しい話になり、尊い経験談になり
誰かを救えるかもしれない知恵となることが多々あります。
出会った頃は本当に極貧で経営状況としてはいつ倒産するか分からない状況の方と
一緒になって苦難を乗り越え、成功を共に喜ばせて頂ける。
こんな幸せなお仕事をさせて頂けて本当に有難いなぁと心底思えます。
そう思うと、今目の前に現れている「苦労」って将来幸せになる「投資」と
思ってもいいんじゃない?
【第24回】人生を数値化する
ベンチマーク代表射場(イバ)です。
突然ですが、あなたは自分の人生を数値化してみたことはありますか?
単純に言うと、
「80歳まで生きられるとして、今が35歳だから、、、俺の夏はあと45回!!」
「月にラーメンを4回食べたとして、一年で48回、ということは残りの人生で
食べるラーメンは2160杯!」
と、まぁこんなアホな計算です。
ここでお伝えしたいことは「物事は全て有限(限りがある)」ということ。
仕事が辛い、人間関係に疲れた、人生がきつい…
そう思っている時は、この苦しみが永遠に続くのではないかと
思い絶望してしまうかもしれません。
ただね、
先程の計算も、いつ死ぬかなんて分からないのでひょっとしたら
今後食べられるラーメンはもっと少ないかもしれません。
そう考えると、あなたを選んできてくれた幸せも、笑いも、悩みも、悲しみや
辛ささえも、あと何回体験出来るんでしょう?
そう思うと、今抱えている問題もちょっと愛おしくなってきます。
自分はあと何回苦しむことが出来るのか、その度に一生懸命もがいて
また成長出来るとしたら、、、
悩みさえもワクワクしながら出迎えられるんじゃない?