最新ブログ
【第185回】自分は間違っていないという考えが間違い
ベンチマーク代表射場(いば)です。
なかなか成果が出ない人や会社の共通点の一つとして
「自分は間違っていない」という考えが強いことがあります。
特に10年前に経営者が最前線に立って1発成功し自信を付けた会社に多い傾向です。
そういった会社になるほど、未だに社長のトップダウンで物事が動き、スタッフが育っておらず
結果ズレた社長のズレた考えによるズレた戦略で業績が悪化するというのがパターンです。
私が顧問契約をさせて頂いている多くの会社は「建設業」になります。
特に住宅を販売する営業マンのピークは一説によると「36歳」と言われています。
なぜならその年齢が一番お客様が家を建てられる時期だからです。
極端な話、50歳の人が20歳の人と話が合う方がおかしな話です。
どんどん市場と自身の年齢は乖離していきます。
その際に必要なのは常に「自分はズレていないか?」と思える謙虚な心じゃない?
【第183回】幸せの物差し
ベンチマーク代表射場(いば)です。
先日、私事ではありますが妻が晩御飯に「吉野家風牛丼」を作ってくれました。
なかなかクオリティが高く「美味しいなぁ」と思って食べていたのですが、
突然我が家の子供(小学2年生)が興奮し
「生きてて最高に幸せだぜー!!」と叫び出しました。
その際に「こいつは超絶勝ち組だなぁ」と親ながらに思いました。
高級料理ではなく牛丼。
それも吉野家の牛丼ではなく、あくまで「吉野家風牛丼」。
それを食べて「生きていて最高に幸せ」と思えるってかなり幸せ者ですよね。
これじゃないと嫌だ、これが無いと楽しくないではなく、
「これだけで十分幸せ」と思えた方が、人生が豊かなのかもしれません。
【第182回】無視・称賛・批難
ベンチマーク代表射場(いば)です。
社員研修の講師の際に、セミナーを受講して下さるスタッフの方に
いつも最後にお伝えすることがあります。
それは人からの評価のステップです。
それは「無視・称賛・批難」です。
愛情の反対は『憎悪』ではないのです。
愛情の反対は『興味が無い』なのです。
だからこそ、そもそも興味を持たれなければ『無視』されます。
次に『称賛』。
一説によると芸人さんはライバルを蹴落とすためにライバルを褒めまくるのだとか。
そうすると、相手は油断して努力しなくなり、その間に自分が力を付けて追い抜くのだと。
怖や怖やですね。褒めている方がこちらも気持ちいいですし、相手に嫌われることも無いのですが、
これだけだと必ず問題が発生してきます。
最後に『批難』。
言われる方も嫌ですが、言う方はその1000倍嫌です。
だから私も愛情がある人以外は滅多に叱りませんし、指摘もしません。
だって人様を批難することってとてもパワーがいりますし、相手からも恨まれ
気が滅入るばかりですものね。
だからこそ、上司やお客様からお叱りを受けた際に忘れないで欲しいのが
『批難されているということは、それだけ愛情を持ってくれている』ということを
頭の片隅に置いておいてくれたら、受け止め方が違ってくるんじゃない?
【第181回】今出来ていなくても…
ベンチマーク代表射場(いば)です。
毎年この年になると、各クライアント様から「新入社員研修」の講師の
お仕事をご依頼頂きます。
不思議なことに、社員に対しての教育にお金と時間を投資出来る会社は
なかなか業績が下がることがありません。
優秀な経営者になればなるほど、教育に力を入れていらっしゃいます。
新入社員の方に研修させて頂く際にお伝えしている事の一つとして、
「今出来ていなくても、最後に出来るようになればいい」ということを
お話しさせて頂いています。
初めから上手く出来なくて当然、全然問題ありません。
出来るようになるまでやればいいのです。
ただ、出来るようになるまでを「いつまでに」と目標を立てて取り組むのと、
「いつか出来るっしょ~!」と取り組むのでは成長スピードに雲泥の差が出ます。
だからこそ、経営者も含め上司の皆さん。
今後無限の可能性を秘めている若者には「いつまでに」を明確に設定して上げて下さい。
そうすることによって、その子の未来が輝くんじゃない?
【第179回】うまくいかない時がストーリーを作る
ベンチマーク代表射場(いば)です。
思った通りに思ったことが叶う。
何も不自由なく、何も傷付かず、何も苦労が無い。
一見幸せそうに見えますが、これはなかなか残酷だと思います。
例えばあなたが映画館に行きます。
ストーリーは
「生まれてから何不自由なく生きてきて何も苦労なく人生を全うする」という内容。
こんな映画に心を動かされますか?ひたすら自慢を見せられて気持ちよく家路に着けますか?
いわゆる名作と言われる映画は
主人公が壁にぶち当たり苦悩し、葛藤し、それでも諦めずに前を向いて挑戦し、
壁を乗り越える姿が描かれています。
「パンがないならケーキを食べればいいのよ」なんていっちゃう王族は処刑されるんです。
だからこそ、うまくいかない時は「あなたの人生のストーリーが出来ている時」なんです。
私はかなり戦略を持って準備した上で物事に取り組むので、そこまで大きな失敗はしません。
ただそんな中でも「思ってたのと違う」「上手くいかなかった」ということに
たまに遭遇します。
そんな時心から「きたきたきたぁーーーー!!」と思います。
ピンチやスリルに心底ワクワクしています。
何故ならピンチやスリルは私の人生を輝かせるストーリーになることを知っているからです。
そしてそのピンチやスリルは私をより成長させるための材料になることを知っているからです。
そして何より確信していることは「私はどんなピンチが来ても諦めずに物事に取り組む力があること」を
知っているからです。
成功者が自慢気に過去の苦労話語るじゃない?
もしこのブログを見て下さっているあなたが今窮地に立たされているのだとしたら、
あなたにとって今が「その時」なんじゃない?