BENchmarkブログ
【第490回】高専の講師
11月から豊田高専様の講師をさせていただきました。テーマは「マーケティング」。ただ、生徒のみなさんにわかりやすくお伝えするためにビジネス的なマーケティングではなく、実生活にマーケティングを落とし込んで、今回のテーマは「就活とマーケティング」について講義をさせていただきました。ただ、11月の講義の際、生徒のみなさんから質問をいただき、冒頭は質問をお答えする時間に充てさせていただきました。質問の内容は「人脈のつくり方」「学生時代にやっておいてほうがいいこと」「学生時代やっておけばよかったと思うこと」などなど、中にはなかなか鋭い質問もいただき終始関心しっぱなしでした。生徒さん方が一生懸命勇気を出して質問してくださったことに、私も全力で考えお答えさせていただいたのですが、私自身がこの質問を通じて今までやってきたことの「見直し」の機会になりました。「教えながら教わる」という非常に貴重な機会を与えて頂きました。まさか、スーパーエリートの高専生に講義をさせていただくとは、人生とはわからないものですね。
この機会を与えてくださったのは、弊社クライアント様のお陰、そしてクライアント様からの紹介だからとはいえ、こんなどこの馬の骨かも分からない者を神聖なる教壇にて講義をさせて頂く機会を与えていただいた担当の先生のお陰、なによりこんなどこの誰かもわからないおっさんの話を目をキラキラしながら聞いてくれて、講義が終わった後も個別にて質問・相談に来てくれた生徒さんのお陰で、私自身1ステップ成長させていただけました。心から感謝しております。
ただ、何よりの収穫は今回窓口として担当していただいた先生がめちゃくちゃかっこよかったことです。「生徒の幸せな未来」のために、本気で頑張っていらっしゃる姿は「カッコいい大人」でした。またしても良い目標が出来ました。
この国にはまだまだたくさんカッコいい大人がいてくれていますね。私もそんな大人の仲間入りが出来るよう精進して参ります。
【第487回】忖度ない人生
先日サラリーマン時代に使っていたPCが出てきたので、まだ使えるかも含め動作確認している中で、サラリーマン時代のメールを見ていると、昔の私はかなり「気力も体力も使っていたんだなぁ」と思いました。既存や新規のお客様からの問合せのやり取りに加え、部下の質問や申請書類の承認手続き、総務や内勤からの「これ営業の私の仕事です?」と思う要望に対しての対応、人材募集のための紹介業者とのやり取り+面接対応、会議前の資料の作成、関係者への事前の根回し等の準備、、、よくやっていたなぁと思います。今の私は好きな人とだけお付き合いさせていただき、その好きな人に貢献するためだけに時間を使えて、好きな人と成功した喜びを分かち合うという本当に贅沢な人生を歩ませていただけています。そして何より贅沢なのが「忖度しない人生」を歩ませていただいていることです。「これやったらあの人に迷惑かかるなぁ」「これ言ったらあの人の顔に泥を塗っちゃうなぁ」などと考えることは一切なく「自分のやるべきこと」にのみ集中して向き合えています。ただ、それもこれもサラリーマン時代のオールマイティーに動いていた時間があったからこそです。「若いうちの苦労は買ってでもしろ」とはよくいったもので、本当にその通りだと思います。ただ、サラリーマン時代、特に輸入商社時代は本当に楽しく、充実した毎日を過ごさせていただいていました。今でも心から感謝しています。正直、サラリーマン時代と起業してからの自分と何が変わったか分からないのですが、間違いなく「より幸せになれている」ことは確かです。ただ、これもすべては今までご縁をいただいた人たちのお陰です。今まで支えてくれた人、今でも支えてくれている人のお陰なのです。私自身、もっと成長して周りの人の幸せに貢献できるよう尽力して参ります。
【第485回】安藤忠雄さんの名言
日本を代表する建築家の安藤忠雄さん。80歳を超えても日本だけではなく、世界でも活躍される偉人です。ただ、先日何気なく見ていたテレビ番組で安藤忠雄さんの特集が組まれていました。なんとなく見ていたら、結構胸に刺さる言葉が多くて、その中でも私が印象だったのは「仕事は半分はポシャる。その時諦めてはいけない、人生は暗闇の中を走っている」と仰っていたことです。
「安藤忠雄でもポシャるの!?」と思わず声に出てしまいました。弊社クライアント様は建築業の方も多く、その中にはそれこそ全国から同業他社が視察に来られるほど有名で優秀な方もいらっしゃいます。早速その方にこの話をしたら、「安藤さんはかなりの量のコンペ(建築で、一定の課題を出して複数の設計者に競わせること)に出しているけど結構落選している」とのことでした。日本の重鎮でもポシャる、それも半分もポシャる。自分の価値観がガラっと変わりました。ただ、何より胸に刺さったのは「諦めてはいけない」という言葉。これを言える大人は本当にカッコいいですね。結局いつの時代も、どんなときでも「諦めないこと」こそ、最強のスキルなんじゃない?
【第476回】本当に嬉しい値上げ
円安やら値上げやら、「マイナスイメージ」のニュースが多く、将来に不安を抱える方も少なくないのではないでしょうか?
ただ、「値上げ」はマイナスなことだけではありません。
例えばですが、私は3年前にYouTubeでゴリゴリ破壊的ROCKバンドに出会いました。コロナウィスルが蔓延する前だったので、ライブにも行って当時のチケット代が¥2,500だったかと思います。ライブハウスでギャンギャンに盛り上がりながら「このスキルでこの金額は安すぎる!でぇ~い、グッズを大量購入して支援じゃぁ~い!!」と普段ならあまり買わないバンドグッズも購入し、その後もCDラジカセも無いにも関わらずアルバムが発売したら発売日に予約購入したりと、微々たる応援を続けていたのですが、最近ライブがあるとのことでチケット代を見たらなんと¥5,500!
最高じゃねぇか!ここまできたのか!!ナイスゥ!!!と、とても嬉しくなりました。応援している人の価値が上がるのは本当に嬉しいですね。「値上げ=すべてマイナス」ではなく、「嬉しい値上げ」もあるんじゃない?
【第468回】評価サイトの信憑性
最近無性にウィスキーが呑みたくなって、普段呑まないものも挑戦しようと近くの酒屋で完全なるジャケ買いで、ただ万が一好みに合わなかった場合にビビッて比較的リーズナブルなウィスキーを購入したところ、アホほど美味しく「こりゃあノーベル賞ものだぁ!」と一人でフガフガ興奮して「もしかしてこれって僕が知らないだけで結構人気のウィスキーなのでは?」と思ってネット検索したところ、ウィスキーの評価サイトが出て来て、星5点満点でまさかの星2つという評価でした。評価内容は「香りに欠ける」「物足りない」などコメントされておりましたが、改めて「評価は人それぞれ」ということが身に沁みました。
ただ、もしジャケ買いの際にこの評価を見ていたら、きっと私はこのウィスキーを購入していなかったんだと思います。失敗したくないと事前にサイト等で下調べすることも良いのですが、あまりそれに囚われてしまうと「素敵な出会い」から自分を遠ざけてしまうこともあるんじゃない?
