BENchmarkブログ
【第792回】準備で飽きたらあきまへん
先日とある方からのご紹介で、経営に苦戦していらっしゃる会社と新たに顧問契約を結んだのですが、まずはご希望の成果を出すためには新しくホームページを作成することと、SNSを活用する必要がありました。今の時代はとても有難い時代で、専門的な知識をそこまで要さなくてもホームページがほぼほぼ無料で作成できることと、SNSに関しても基本は無料で運営できるのですが、どちらも「下準備」が必要です。ホームページを新しく作ったからといってすぐ成果が出るのであれば誰も苦労しません。なんだかんだで最短で3ヶ月ほどで準備を整えて「いざ発進!!」となったところで、まさかのその会社さんのスタッフが「飽きている」のです。ただこれはあるあるです。2:6:2の法則があって、非常に優秀な2割、普通の6割、ドポンコツな2割。面白いもので組織だけではなく最後まで諦めない人は2割、5~10回くらいは頑張るけど途中で諦める人は6割、1回で諦める人もしくは1回にも満たずに諦める人が2割います。ダイエットでもそうです。スポーツウェアを買って、靴も買って、ダイエット器具まで揃えて肝心のダイエットをせずに購入したものを眠らせる。現にわたしもそのタイプですのでよくわかります。ただビジネスでもなんでも「準備をしたものが勝つ」と言いますか、「準備をしていないものは勝てない」と言っても過言ではありません。今の努力は未来の自分へのプレゼントなのです。過去頑張ったことは今の自分への希望なのです。しっかり情熱を燃やして、希望を抱いて頑張ったのだからこそ、しっかり報われるように行動していく。これこそが成果に繋がるんじゃない?
【第791回】相談するのが上手な人、下手な人
こんな仕事をやっているからこそ、毎日のようにたくさんの方から様々なことを相談していただく機会が多いのですが、そんな中でビジネスにおいて相談するのが上手な人と下手な人がいます。上手な人は「事前」に相談されます。例えば「来週お客様との成約してくれるかどうかの大切な打合せがあって、良い成果を出すためにどうすればいいか?」という相談をされる方は上手くいきます。だって大の大人二人分の脳みそを使った上で戦略を立て商談に臨むのですから、しかもその内一人の脳みそは客観的に第三者としてある一定の距離を持って物事を見ることができる立場の人なので、そりゃあ良い案が出るものです。わたしも相談する場合は圧倒的に「事前」です。相談が下手な人は「この前の商談で失敗しちゃって、どうしたらよかったですか?」と「事後」に相談してくれます。これだと中々成果には結び付きません。だってチャンスは何度もないのですから。限られたチャンスを確実にモノにするためにはとにかく「事前の準備」が必要なのです。テスト前に勉強するのと、テスト後に間違えたところを一生懸命勉強し直すのと、通知表はどちらが良い点を取れるのでしょう?あなたが相談しているタイミングは「事前」?「事後」?
【第789回】能力が高い人と働くのではなく、信頼できる人と働く
自社スタッフでも取引先でも、携わる相手を選ぶ際「能力の高さ」「メリット・デメリット」などを選んで人を選びがちですが、わたしが大切にしていることは「信頼できる人かどうか」です。いくら能力が高くても「この人絶対何かあったら逃げるな」や、「この人は裏で人のことをなんて言っているかわからんな」、「この人、人を大切にしないな」という信頼できない人とはお付き合いしないようにしています。だってこの穏やかで健やかな生活を脅かす可能性が生じるのですから。「こいついつ裏切るんだろう?」「本当に裏で悪いことしていないかな?」と思いながら一緒に働くと本来持っている能力が最大限活かすことが出来ません。だからこそ「とことん信じる」ことが大切なのですが、そもそも「なんでもかんでも信じる」というのは非常に危なっかしいので「信頼できる人を信じる」というスタンスで接していくことがストレスなく、最大限の力以上の力を発揮でき、思っている以上に思った以上の成果が生まれるのだと思っています。あなたの周りに信頼できる人は何人いますか?
【第788回】コツコツするのが勝つコツ
先日、普段めったに人が集まる集い等には出ないのですが、たまたまクライアント様先の総会に出た際、有名なコンサル会社の方が私の席の隣にいて、お互い「自分の持つ最強の提案カードを出し合いっこしよう!」というノリになり、せーので出し合ったのですが、二人そろって「コツコツ頑張る」という結論に至りました。一気に意気投合したのは言うまでもありません。そう、「コツコツするのが勝つコツ」なのです。そのコツコツというのは気が遠くなるような時間と強い意志が必要不可欠になります。ただ、これを乗り越えた人が自分の求める成果に辿りつけるのだと思います。あなたはコツコツ自分の力で継続していることはありますか?
【第786回】オシャレは足元からと言いますが…
暑い日が続きますね、特に革靴を履いていると蒸れて蒸れて、せめて事務処理をする時くらいは楽な靴を選びたくなりますよね。ただ、私が死んでも履かないものは「健康サンダル」です。どうしても社内で過ごす時間が増えると慣れも生じてきたタイミングで快適に過ごしたくなり「家」と「会社」の境界が曖昧になりがちです。これが緊張感がない会社の特徴です。こういった会社は、急な来客があった際、健康サンダルでそのままお客様や業者の対応をしてしまいます。お客様や訪問客からしたら健康サンダルを履いている人は、どれだけ容姿が整っていても、どれだけ清潔感のある服装を選んでいても、足元のだらしなさだけで「だらしのない人」というレッテルを張られてしまします。特に会社員になると、一人がだらしのない恰好をしていると「だらしのない会社」と他の頑張るスタッフも巻き込んでしまいます。たかが足元、されど足元。あなたはどんな靴を履いて仕事をしていますか?