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【第686回】働かざる者口出すべからず
毎年年始研修で顧問以外の会社に新春セミナーの講師をさせていただくのですが、普段顧問をしている先と違う企業と関わって思うことは「働かない社員に限って口だけは一丁前」ということです。セミナー講師をご依頼いただく企業の経営者は「自社のスタッフにはここが足りない」という想いでわざわざ外部から講師を招くわけで、その時点でスタッフは「自分たちはここが足りていないんだ」と悟らないといけないのですが、やはり経営者のそうした思慮を把握できないスタッフだからこそセミナーの質疑応答コーナーでは不平・不満が出てきます。出来るスタッフは「うんうん」とうなずく、出来ないスタッフは不満を言う。私はセミナー講師の際、あえてかなり棘を出して講師をさせていただきます。だって経営者がスタッフに与えたいのは「刺激」だからです。クライアントの求めた以上の物事を提供するのがプロ。だからこそいつもより激しめにキツイ言葉をかけていきます。働かざる者食うべからずではないですが、働かざる者は口を出してはいけないのです。もし意見を出したいのであれば、しっかり世の為人の為に尽くし、会社に貢献してからじゃない?
【第685回】きちんとした挨拶ができて業績が悪い会社を見たことが無い
会社を倒産させるのは景気でもなんでもなくそこで働く人です。これは心底思います。景気が悪くても業績が右肩上がりの会社はたくさんあります。現に倒産していく会社は「銀行が貸してくれなかった」「景気が悪くなった」などと、全て人のせいにしています。そんなのだから倒産するのです。成功する理由、失敗する理由は五万とありますが、共通していることは「きちんとした挨拶ができている会社は業績が良い」ということです。基本が出来ている会社は強いのです。経営者は決算書の読み方や異業種交流会に行く時間があるのであれば、マナー講習の先生でも呼んで徹底的に自社の基本を鍛えていったほうが成果が出ます。むしろ挨拶をないがしろにしている会社は確実に存続できなくなります。お客様にはニコニコ愛想の良い挨拶が出来るけれど、下請け業者や飛込みでくる営業マンには愛想が悪い、こういった会社も要注意です。あなたは「ちゃんとした挨拶」が出来ていますか?もし「ぐむむ…」と思うのであれば、早急に治さないと、大の大人が挨拶出来ないって相当重症じゃない?
【第684回】明日から仕事はじめです
みなさん仕事始めはいつからでしょうか?サラリーマン時代は12月29日~1月3日もしくは4日までお休みでそこから働いていたのですが、起業してからは「せっかく企業して普段は休みなく働いているので、年末年始はがっつり休んでやろう!」と、いつも12月25日~8日くらいまで約2週間ほど休んでいたのですが、なんせ今年は他の企業でも1月9日~仕事始めというようにガッツリ休まれる会社が多いことから、これだけクライアント様と顧問契約をしていて「毎月最低でも1回は必ずミーティング」という条件をこちらから出しているからこそ、1月全然日が足りないという状況に陥って年始からワタワタしております。また、アホ過ぎる自分を呪いたいのですが、1月は毎年クライアント様以外からも新春研修講師の依頼を多々いただいており、この依頼が各社半年以上前からいただいていて、私自身2024年の1月がこんなことになるとは予想できていなくてこの結果です。ただ、これも今の私に必要だから起こっていることなんでしょうね。近い将来か遠い将来かは分かりませんが、きっと「なるほど、この時のためのあの時だったんだ!」とジャキーンと点と点が線になるときがくると思うとワクワクしますね。正直サボろうと思えばサボれるし、逃げようと思えば5~6年くらいは逃げていられるのかもしれませんが、未来の自分が振り返ったとき「よく頑張ったね過去の自分、ナイス!!」と言ってあげられるよう2024年のテーマは「ガムシャラ」です。ただ、年齢的なことを考えると20代のころのようにただガムシャラに頑張るのではなく、今まで培った知識とテクニックを駆使して「考えながら、吸収しながら、成長しながらのガムシャラ」を意識していこうと思っております。みなさん今年のテーマは何にするか決まりましたか?
【第680回】仕事納め
だいたい世の企業は仕事納めが28日か29日でしょうか。私は起業してから26日を仕事納めとしていました。ちょっと人より早く仕事を納めて、みんなが働いている時間に朝からビールを飲み家族と過ごすということを贅沢としていたのですが、今年は28日が仕事納めとなりそうです。理由としては弊社クライアント様と朝から晩までお酒を飲みながら燻製を作るからです。こうなるに至ったきっかけは、そのクライアント様は毎年お客様や協力業者さんにお歳暮をお配りしているのですが、業績が好調な故、どんどんお客様が増えてきてとても回り切れないということになり「自分が本当に好きなものを用意していっそ取りにきてもらったらよくないですか?」とこちらが提案してしまったが故に「じゃあ射場氏にも渡したいから一緒に燻製作ろうぜ!」という話になり今日に至ります。仕事納めが大掃除や挨拶周りではなく燻製づくり!この日本で働いている人の何人が仕事納めで燻製を作るんでしょう?最高に楽しいですよね。大人になって、仲の良い人とこうした子供のころのようなことをして遊べて、しかもお金まで稼げている。大人が本気で遊ぶとそれはビジネスになるということを聞いたことがありますが、まさにそれです。年末何人の人がいぶされてスモーキーな臭いを身にまとえるのか?またもやおいしいネタが出来ました!みなさんはどんな仕事納めをされますか?
【第676回】仕事が出来る人は仕事が出来る人が好き
優しい人は意地悪な人を嫌います。不真面目な人は真面目にやる人を嫌います。上品な方は言葉遣いや立ち振る舞いが美しくない人を嫌います。このように基本世の中は「類は友を呼ぶ」なので、あなたが「こんな人と一緒にいたい」と思うのであればあなた自身がそのような人にならなければいけません。ならなくても「なろうとする姿勢」は持たなければいけません。仕事が出来る人と一緒に、ストレスなく仕事がしたいと思うのであれば、あなた自身が仕事が出来る人にならなければいけません。もしそうなれないのであれば、お金をたくさん支払って仕事が出来る人に一緒にいてもらわないといけません。でも基本お金は支払いたくないですよね?だからこそあなたが仕事が出来る人であろうと努力するのです。そうすれば、おのずとあなたの周りは仕事が出来る人しか寄り付かなくなります。礼節をわきまえているか?自分から率先して気持ちの良い挨拶、気持ちの良い雰囲気を作れているか?メールの返信を怠っていないか?謝罪する際はメールやLINEではなく、直接お会いしてもしくは最優先で電話で直接謝罪出来ているか?仕事が出来る人は何もミラクルプランを練る人ではなく、基本がしっかり出来ている人です。そう考えると結構イージーじゃない?