BENchmarkブログ

2023-03-26 18:18:00

【第540回】失敗から学ぶことを恐れない

「成功・失敗」。小さい時は人の目を気にして失敗を恐れ、上手くやることばかり意識していましたが大人になり、成長し起業してからは特に「成功よりも失敗から学ぶことの方があきらかに自身の成長に繋がること」を知り、失敗が怖くなくなりました。むしろ失敗したらワクワクしている自分がいます。「また失敗出来た!」「まだ成長出来る!!」「まだまだ学ぶ機会を与えてもらえている」。こう考えると、そもそも「失敗」とは「成長するための準備」だと思えてきます。「何もしない」ということは成功も失敗もありません。失敗しているという時点でナイストライなのです。一つ一つの失敗をしっかり受け止めて、改善に繋げていくと間違いなく失敗の機会が減ります。そうなるとおのずと成功の確率が増えてくるのですが、やはり人間は欲張りなもの。成功がずっと続くと「飽きてくる」のです。かく言う私も若干飽きてきています。本能的に失敗から学ぶ機会を求めている自分がいます。春に向けて今年も何か「今までやっていなかったこと」にチャレンジしてみてもいいかもしれません。へっへっへ、楽しくなってきたぜ。

2023-03-24 18:18:00

【第539回】そもそも組織って

昔々、ある男が川で釣りをしていると、同じように釣りをしている男がおりました。男たちは「釣れてるかい?」「ボチボチかな、そっちは?」などたわいもない会話で盛り上がりお互い相手のことが気に入り「明日もここに来る?もし良かったら今日みたいに一緒に釣りをしないか?」という話になりました。そのうち男たちは「お前は罠を仕込むのが上手いな」「そっちこそ針に引っかかった魚を釣り上げるのが上手じゃないか!」とお互いの長所を見定め「役割分担」をすることによって作業の効率化を図りました。時には二人ではどうにも対応できない「大きな獲物」を取る機会もあり、その際は「お前の周りに誰か良いやついない?」とお互い気が合う仲間を紹介し合い大きな獲物も協力して獲得していきました。…おそらく組織の成り立ちってこんな感じだったんではないでしょうか?最初は「気の合う仲間」から、そして「気の合う仲間の仲間」を集め出し…といった具合でどんどん携わる人が増えていき、その際にルールやらなんやらを決めていったのかもしれません。今回なんのお話しかと言うと、人を募集する際、採用基準に「自分たちが好きになれそうな人かどうか」を選んで採用している会社の方が定着率が良いということです。これが中小企業でぼちぼちの規模になってくると「資格」や「技術」で採用しがちになり、入社後お互いギャップに行き詰まるという傾向が強くなります。どこまで行っても「人と人」。相手の外側の鎧を見るのではなく、内面を重視して選考を進めていってもいいんじゃない?

2023-03-22 18:18:00

【第538回】経済は心理学

このブログでも何回か紹介している「景気」という言葉の意味。「景気」とは、「京の都に日が昇る気分」という漢字で成り立っています。景気及び経済は「心理学」です。消費者のマインドが下がれば経済は低迷しますし、逆にマインドがポジティブなものであれば景気も上がっていきます。毎日毎日TVや新聞、ネットニュースなどで値上げ、不況、不景気などの情報が流れる度に、市場はどんどん影響を受けて益々景気が悪くなってしまいます。この情報を流しているのは誰なんでしょう?メディア?いやいや、我々「大人」です。大人が暗い顔をして「不景気だ」「お金がない」「苦しい」と言っている姿を子供たちや、これからを担う若者世代はしっかり見ています。そしてしっかり影響を受けます。そして輝かしい子供たちの未来まで暗くなってしまいます。どこかでこの流れを止めないといけません。株式会社BENchmarkは創業から4年、クライアント様や日頃からお世話になっている人たちのお陰で毎年売上前年対比140%以上を継続出来ています。絶好調です。それも超絶絶好調です!弊社クライアント様も値上げの影響なども受けながら過去最高益を出している会社が何十社もいらっしゃいます。みなさんポジティブです。それも超絶ポジティブです。経済は心理学。良い流れを持ってきたいのであれば、「ポジティブシンキング」を身に着けることも大切なんじゃない?

2023-03-20 18:18:00

【第537回】社長を演じてあげてよ

会社の業績を上げていくのは本当に大変です。そして会社の「資産」を残していくのはもっと大変です。株式会社BENchmarkも法人成りして一番最初に思ったことは「社保高っ!!」です。厚生年金、介護保険、健康保険、労働保険を含む社会保険、通称「社保」。弊社でも毎月かなりの額の保険料を支払っています。稼いだ分以上支払うことはないとはいうものの、それでも「こんなに払うの?」と毎月月末に思ってしまいます。真面目にやればやるほど当然支払額は増えているので、そりゃあ真面目にやればやるほど残らんもんだなぁと日々痛感しております。このように会社の業績を伸ばし安定経営を長期的に続け資産を増やしていくのは並大抵の努力では出来ないのですが、会社の業績を下げる方法は簡単です。それは企業のトップが「もうダメだぁ~」と弱音を吐いていたらすぐ潰れます。経営者も人間なので時には弱音を吐きたいときがあるかもしれません。ただ、それは社員や協力業者の前では決して出してはいけない顔なのです。企業のトップは、本人が思っている以上に携わる人に影響力があります。会社の社長が「うちもうダメかも~」と言っていたら、当然社員のモチベーションはダダ下がりです。優秀な社員になればなるほど見切りを付けて退職していきます。協力業者も「あそこの会社はダメらしい」と至る所で悪意なく吹聴します。そうなると益々追い詰められます。私は仕事上経営者の「もぅダメかも~」を聞く機会が多いのですが、その際にお伝えすることは「私にはどれだけ本音を言ってくれてもいいけれど、何があってもスタッフの前ではそれは禁句ですよ」とお伝えしています。それくらい社長の影響力は大きいのです。この世に生きとし生けるすべてのものは「何があるかわかわない人生」を歩んでいます。ただ、特に恵まれたこの日本では、チャンスしかありません。日本においては「平等に幸せになる機会」があると思っています。それを掴むか掴まないか、希望を持つか諦めるかは全てその人次第なのです。求めるからこそ、きっと成果が出るのです。「もうダメだぁ」は成功する機会を放棄するということなのです。そんなことを言っちゃうトップには誰も付いてきません。起業した人、引き継いだ人関係なく、今の肩書が「社長」と名乗っているすべての社長へ。社の長として、せめて誰よりも強気にいこうじゃありませんか!強気になれなくても強気を演じようじゃありませんか!アキレス腱が切れそうなほど背伸びしていこうじゃありませんか!きっとその先に演じた通りの未来が待ってますよ。もし、それでも「もうダメだぁ」と言う口癖が止められないのであれば、さっさと社員や関係各社にお礼と謝罪を伝えて社長という重荷を脱いじゃってもいいんじゃない?

2023-03-18 18:18:00

【第536回】本当の福利厚生とは

3月は年度末。4月から新入社員を迎え入れる会社もあるのではないでしょうか?昨年高専での講師や、インターンシップ生、クライアント様のご子息で、就職活動のアドヴァイスをさせていただいている若い子たちと話していると、就職先の候補を選ぶにあたって「福利厚生」を重視している方がたくさんいらっしゃいました。企業も、特にベンチャー企業に見受けられる傾向ですが、ちょっと面白おかしい福利厚生を用意している会社も出てきているのですが、福利厚生は会社の経営状況によって大きく変わるものです。私も大学を卒業して入った東証一部上場の不動産会社では、なんと社食で有名シェフが手掛ける料理を社員はなんと¥100で食べられる!という夢のような福利厚生がありました。社員食堂ではドリンクも充実していて、冷凍庫に入っているアイスも食べ放題!食いしん坊にはたまらない環境だったのですが、私が入社後すぐリーマンショックによって世界的に不況になった瞬間、その福利厚生は真っ先にリストラされました。社員のモチベーションを上げ、より一生懸命働いてもらえるように会社が用意する福利厚生。ただ、一番の福利厚生は働く人が明確な目標を持って、仕事を通じて社会に貢献し、自分自身の成長や成果に心を躍らせてワクワクしながら生きていける環境をつくっていくことこそが一番の福利厚生だと思います。社員のご機嫌取りの福利厚生は「お客様社員」を増やしてしまう悪循環になる場合もあります。本当に社員のことを思うのであれば、情熱を燃やし仕事に打ち込み、成果が出た際はしっかり還元する。そんなシンプルな会社がなんだかんだ強いんじゃない?