BENchmarkブログ

2023-03-06 18:18:00

【第530回】普通にやっていれば

これは常日頃から私がクライアント様にお伝えしていることですが、「普通にやっていれば売上の7割は既存顧客で賄える」ということをお伝えしております。優秀な会社は当然ながら売上の8割から9割は既存顧客からのリピート受注や紹介受注でやりくり出来ています。ただ、そこまでいかなくても普通にやっていれば7割は既存顧客からのリピート受注、紹介受注でやりくりできるはずなのです。もし、現状のあなたの会社の売上構成比が新規受注のみで構成されているのであれば、それは「お客様にファンになってもらえていない」ということです。どれだけ売上があっても、新規開拓が上手でも「ファンになってもらえていない」ということは「商売として全然成功していない」ということです。だって商売とは「人のお役に立ち喜んでもらって対価をお預かりするもの」だからです。新規開拓ばかりしてひぃひぃ言いながら続けているのは「自転車操業」で、継続的な商売ではありません。じゃあここで言う「普通」って何?ということなのですが、ここで言う普通とは、社員がちゃんと挨拶が出来る、礼節をわきまえている、接客スペースは清掃が行き届いている、感謝と敬意を持ってお客様や取引先と携われている、スタッフ全員で携わる人の幸せづくりに貢献しようと全力を尽くしている、これだけなのです。「そんな発想思いもしなかった!」というミラクルプランではないのです。「誰もが知っていること」なのです。でも、そんな誰もが知っている当たり前のことが当たり前に出来ないから、弊社のような伴走者が重宝されているんじゃない?

2023-03-04 18:18:00

【第529回】ファンづくりに費やす時間+情熱

今年も早くも既に3月。昨年末から言っていたように、光熱費の値上げ、食品から日用品にいたるまでありとあらゆる値上げの影響もあり、景気がひっ迫しています。大手では2023年度の前年の2割からひどいところでは3割ほど最初から下げて売上計画を立てる会社も出てきています。ただ、そんな中で本当に有難いことに株式会社BENchmarkクライアント様に関しては集客+売上が好調です。好調な理由は明確で、「ファンが出来ているから」だと思います。ただ、弊社クライアント様の全てが絶好調かと言えばそうではありません。いかんせん私が「ハートがキレイで、経営的に困っている人で紹介の方のみお会いする」というスタンスなものですから、ご紹介いただく方は「経営的に困っている人」が集まるので、現状全顧問数の2割ほどは「まだ困っている人」なのです。ただ、面白いのが困っている人になればなるほど「ファンが少ない」、正確に言えば「ファンづくりにかける時間と情熱が少ない」のです。これでは当然ながら売上の安定化はできません。成果が出ないには出ない理由がちゃんとあるのです。逆に成功しているクライアント様になればなるほど「あのお客様にどう喜んでもらおうか?」「あの業者さんにどう満足してもらおうか?」など、とにかくお客様に限らず携わる人に喜んでもらうことばかり考えて実行しています。だからこそ、ファンが出来る。ファンが出来るからこそ、ファンに支えてもらえる。非常にシンプルなのです。逆に売上やノウハウばかりに目がいっている人になればなるほど成果が出づらくなっています。商売は「人」があってこそ。今あなたやあなたの会社は「ファンづくり」のためにどれだけの時間と情熱、労力をかけていますか?

2023-03-02 18:18:00

【第528回】自分がやられて嫌なこと、自分がやっていて嫌なこと

小さいころ「自分がやられて嫌なことは人にしてはいけません」と親や先生から言われたり、言われているのを見た人はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?当然ながら「自分がやられて嫌なこと」は人にしてはいけません。ただ、それに加えて「自分がやっていて嫌なこと」も人にはしてはいけないのだと思います。自分が好きでもない商品を人に売ったり、自分が大してファンになれていない自社のことを他者へPRしたり。自分の心に嘘を付きながら物事を進めていっても、うまくはいきません。スキルやなんやで自分を騙して、結果人も騙して利益を得ることを「詐欺」と言います。我々は詐欺師になってはいけないのです。そうならないためにも「嫌なことを断ち切る勇気」は、豊かな人生を歩んでいくための大切なレシピかもしれません。ただ、食わず嫌いの好き嫌いはただのわがままになってしまうので、そうならないためにもたくさんの経験を積んでおいたほうがいいんじゃない?

2023-02-28 18:18:00

【第527回】なぜ営業は嫌われるのか?(社員募集編)

営業社員を募集しても中々集まらない、そんな悩みを抱えていらっしゃる経営者、人事担当者は少なくないのではないでしょうか?人材紹介大手のエン・ジャパンは、「企業の人材不足の状況」についてアンケートを実施したところ、「不足している職種」の1位は営業職。それも全体の35%とのことで、2位の「技術系」の18%と比較して約2倍の差が出ているとのことでした。新卒を中心とする若手社員にとって、営業職に対するイメージは明るいとは言い難く「ノルマ」や「飛び込み営業」「テレアポ」といったようなイメージは今も色濃く残っているのではないでしょうか?現に私も新卒で入社した不動産会社は「ノルマ」「飛び込み営業」「テレアポ」に加えて「超絶体育会系気質」だったので、やっていて嫌で嫌でしょうがなかったです。いまだに当時の状況を夢に見てぞっとしながら目覚めるときもあります。ただ、当時を振り返ると何が一番嫌だったかと聞かれると、嫌で嫌でしょうがないにも関わらず[相手が嫌がる営業と分かっていて営業をしていること」が一番嫌だったんでしょうね。自分の心に嘘を付いて、誤魔化しながら「お金の為」「人の目」「自分のプライド」を守るために自分に嘘を付いて自分自身を苦しめていたことが一番辛かったのだと思います。人様に対しても自分自身に対しても「正直者であること」が一番大切なことかもしれませんね。

2023-02-26 18:18:00

【第526回】営業がなぜ嫌われるのか(お客様視点編)

「営業をガンガンしてほしい!」という人はなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか?むしろ「営業されるのが嫌だ」とiいう人が大半ではないでしょうか?なぜここまで営業は嫌がられるのか?それは単純に「うっとうしい」からです。なぜ「うっとうしい」のか?それは「一方的に利益を求めてくるから」だと思います。出会ってまだお互いのことが分からない状況にも関わらず「買ってくれ」「いつまでに決めてくれ」「自分の言うことを聞いてくれ」「楽にしてくれ」と言われると誰しもが「なぜお前のために!?」と思ってしまいますよね。街中でいきなり声をかけられて「私を幸せにしてください」と言われたら「こいつヤベェ奴だな」と思うにも関わらず、なぜ仕事においては多くの営業マンがまともな判断が出来ないのでしょうか?それは「お金」が絡んでくるからです。本来であればやらないことも「お金(ノルマ等)」が絡むと正常な判断が出来ずに普段やらないようなことをやってしまう。だから嫌われる。難しくないことにも関わらず勝手に自分で難しくしてしまう。これが人間の不思議なところです。物事はシンプルなんだぜ?