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2022-04-14 18:18:00

【第369回】取引業者から好かれていますか?

日に日に少子高齢化の流れを肌で感じる今日この頃。

ベンチマーククライアント様の約8割は「建築業」に携わる人たちです。いわゆる「工務店」といった新築やリフォームを手掛ける会社、またはそれに付随する会社が弊社クライアント様の8割になるのです。建築業界も「人不足」は問題になっていて、その中でも「若手不足」は更に深刻な問題です。家を建てて欲しいという人は集客出来ても、家を建てる際に必要な職人が不足している。若くて良い職人は人気があり、引く手あまたなのでなかなか捕まらない、もしくは非常に高額というように、一昔前までは「元請けが仕事を振ってやっている」という状況ではなく、「元請けの仕事を下請けがやってあげている」という状況になっており、それは今後益々顕著になってきます。供給側(職人)が仕事がパンパンになるとどうなるか?答えは「仕事を選ぶようになる」のです。それはもちろん料金もですが、特に今の若い職人になればなるほど「人」で選ぶ傾向が非常に高いです。だからこそ元請け、下請けという考えを捨て「チーム」として付き合っていくことが必要になりますし、何より職人含む取引業者から好かれないといけません。幸いベンチマーククライアント様での職人不足はほとんど聞きません。なぜならみなさん「人を大切に出来る人」だからです。逆に「俺は客だぞ」くらいの人は今後仕事が取れても、それをこなしてくれる取引業者がまったく捕まらないことによる経営悪化が予想されます。「喜んで仕事をお願いして喜んで請けてもらう」そのためには、人間力も必要なんじゃない?

2022-04-12 18:18:00

【第368回】仕事しない人は…

私が苦手としている人は「頑張らない人」です。

「仕事が出来ない人」ではなく「頑張らない人」です。

人間の能力に「差」はそこまでありません。せいぜい2倍からいっても3倍くらいです。

能力はたったそれだけの差にも関わらず、なぜ成果の差に関しては2倍3倍に収まらないのか。

それは「意識の差」です。意識の差は1000倍以上です。だからこそ、今成果が出ていなくても「一生懸命本気で取り組んでいる人」は嫌でも成果が出てきます。なぜならそういった人には必ずその姿を見て「その手を掴んでくれる優秀な人」が出てくるからです。逆にどれだけ能力が高くても「頑張らない人」には救いの手どころか、どんどん人が離れていきます。なぜだか「手を掴んでくれる優秀な人」は頑張る人を知っているが故に頑張らない人も見抜いてしまいます。なぜなら優秀な人は皆「頑張った経験を持っている」からです。生意気ながら私も「頑張らない人」は一瞬で見抜く事が出来ます。

「良いこと言っているだけでやらないな」「パフォーマンスだけだな」「上っ面でやるんだな」と思っても決して口に出しません。なぜならそんな人に対しての「愛情」を持ち合わせていないからです。愛情があれば厳しい事、耳障りが悪いことも言いますが愛情が無い人には適当にその場を取り繕って関わることはしません。なぜなら興味がないからです。

限られた命、限られた時間、限られた機会、そう考えると一つ一つを丁寧に取り組んでいくもの。一つ一つを丁寧に全力で取り組むからこそ物事は楽しいもの。楽しいからこそ成果がでるもの。

特に仕事に関しては一日の大半の時間を費やすもの。だからこそ仕事を頑張れない人は人生も楽しくならないのです。

せっかく携わるのであれば、誰しも「楽しい人」と一緒にいたくなるんじゃない?

2022-04-10 18:18:00

【第367回】お客様のことを想うのなら時には「NO」も大切

営業マン、販売員、サービス係、色々な呼び方で「お客様の対応」をされる方はいらっしゃいますが、お客様のことを考えて「NO」と言える人は実はそこまで多くありません。お客様に携わる中で、「お客様の要望を叶える」ということを「お客様の言われるがままにする」と勘違いしている人が非常に多いのです。

海外の格言で「子供を育てるのは難しい、だが、子供をどうしようもない子に育てることは簡単だ、それはその子の求めるものを全て与えてあげればいい」という言葉があります。叱りもせず、こどものわがままに根負けして一時の「楽」に逃げてしまうと、後々とんでもないことになります。

お客様も一緒で、相手が言う無理難題を一度でも受けてしまうと「前もやってくれたのに何故今回はやってくれないの?」「前までOKしてくれたのに何故いきなりダメになったの?」とお客様をモンスター化してしまうのです。そうなってしまっては、自身も傷付くことになりますし、何よりそのお客様がなんとも「寒い人」になってしまいます。

私がクライアント様に気を付けていることの一つとして「自分が好かれるためにオベッカを言わない」ということです。

ベンチマークの存在意義は「顧客の安定経営」。私が好かれるかどうかはどうでもいいのです。むしろ私が好かれているけれど成果が出ていない状況より、私が嫌われていても成果が出ていればOKなのです。だからこそ、クライアント様やそのスタッフの皆様にはいつも失礼な事、生意気な事ももガンガンお伝えさせて頂いています。

「最近気合が入っていないですね」「仕事舐めてますよね?」「ちょっと成功したからってすぐ油断するんですね」「ちょっと受注取れてきたからってすぐ勘違いするんですね」等々、自分でも「そこまで言わなくても…」と思うこともお伝えさせて頂いております。最近は有難いことにここまで言う機会はほとんどないですが。

ただ、有難いことがこれを言われても「確かに!」「おっしゃるとおり」「ありがとうございます」と言って下さるところが、今私がお付き合いさせて頂いている人たちの凄いところ。

だからこそ、みなさん景気に左右されるどころか絶好調で各エリアのベンチマーク(お手本)企業になっていらっしゃるのだと思います。

人間的には私の何億倍と出来た人とお付き合いさせて頂けているのは本当に有難いことです。

あなたもお客様を大切に想うのであれば、相手のためにも「NO」と言ってあげた方がいいんじゃない?

2022-04-08 18:18:00

【第366回】売れている営業マンと売れていない営業マンの違い

数多くの営業マンと携わり、各々の営業に立ち会ったり、物陰で見守りながら調査+分析した結果、売れない営業マンになればなるほど「商品説明」と「価格説明」が話の中心になっていることに気が付きました。未だにいい年をして「パンフレットの内容をお客様と読み合せる」という、訳の分からない行動を「営業」としている営業マンも数多く存在しています。令和の時代、ましては義務教育で識字率が99.8%の日本で、契約書ならまだしも商品説明を「お客様と一緒に読む」というのは「お互い時間の無駄」であることを分かっていないのでしょう。

逆に売れている営業マンの話の内容は「ヒアリング」から始まり、「会社」と「自分」の「理念」を売っています。

今後益々「情報量」や「商品」で差が付きにくくなる中で、商品と価格の話しか出来ない営業マンがお客様から支持されなくなるのは宿命です。

今一度、あなたの「会社の強み」と「あなた自身の強み」をあぶり出して明確にしていく必要があるかもしれません。

「強み」がない?あなたは今まで生きてこれたんでしょ?その実績と運があるだけで十分「強み」なんじゃない?

2022-04-06 18:18:00

【第365回】自分との約束

2020年1月に起業し、同年4月に「2日に1投稿」で始めたこのブログも早いもので365回。

「営業が嫌い」「営業が苦しい」という人向けに自分がいつもクライアント様にご提案させて頂いている内容を中心に記載しだしたのですが、いつしか私自身の「教科書」のような存在になっております。

なので、ちょこちょこ見直しては過去の自分と今の自分がブレていないかを確認出来るものにもなっています。

今まで生きて来て日記やSNSなど全く手掛けてこなかったにも関わらず、「習慣化」出来たのには理由があります。

それは自分との約束です。

仕事がら、私はクライアント様に「期日以内にこれをやってください」「期日以内に成果を出すために、今はこれをやりましょう」とご提案させて頂く立場です。そんな私が「二日に一回のブログが継続出来ない」というのであれば、人様に偉そうに指導、提案は出来ないし、する価値が無いのだと思っています。口でどれだけ立派な事を言っていても、実際に行動で、しかも継続出来ている人はなかなかいません。自分自身は、その「なかなかいない人になろう」と思い取り組んでいるところもあり、逆にこのブログすら出来ないのであれば、何をやっても上手くいかないと思っています。

だって、自分自身すらコントロール出来ない人が、人様の心を動かせるわけないですよね?今こうして有難いことにクライアント様に関わらず毎日たくさんの人がこのブログを見て下さっているのですが、一番私の姿勢を見ているのは他ならぬ私自身です。

だからこそ、この「2日に1回の投稿」が出来なくなった時点で、自分との約束を破ったことになるので、私はこの仕事を辞めなければいけないと思っています。

「負けない」ということは「他の誰かに負けない」という訳ではなく「自分自身に負けないことが大切」という言葉を聞いたことがあります。

全部が全部自分に勝つのは難しいかもしれませんが、あなたも何か一つだけでも「自分に打ち勝つ何か」を持てれば、それはきっと自信に繋がり実力に結びつき、あなたの人生を豊かにするんじゃない?