BENchmarkブログ

2024-02-02 18:18:00

【第699回】「逃げてもいいよ」は無責任

生きていれば良い時もあれば悪い時もあって、いじめや仕事上のトラブルで追い詰められた人に対して「逃げてもいいよ」と言っている人、媒体を目にする機会があったのですが、その際なぜか心に「モヤモヤ」が生じて自分でもその理由を考えていると「逃げてもいいとはいうものの、本当に逃げた場合あなた守ってくれるんですか?」というなんともひねくれた発想をしてしまったのですが、正直社会や現実は厳しくて、良い人ぶって「逃げてもいいよ」というのであればその後に「私が守ってあげるから」と言えないのであれば軽々しく口にするべきではないと思うのです。そして何より「逃げ」という言葉自体が逃げた側が「負い目」に感じてしまうので、こちらもあまり使わない方がいいかもしれませんね。なぜいきなりこんなことをブログにするかって?ここ最近倒産間際の会社からの相談が増えすぎていて、その度に私は「逃げてんじゃねぇよ」と言わざるを得なくて、何故なら逃げてもいいよなんて軽々しく言った日には私はその人の人生を背負えないから、そして自分自身「逃げられない環境」に身を置いているからこそ、逃げてもいいなんて言えないのですが、その代わりにお伝えしている言葉があります。それは「戦略を変えよう」です。「銀行も融資してくれなくて首を吊るしかない」「よっしゃ、では首を吊らなくていいように戦略を変えよう!」、「うちの子が学校に行きたがっていない」「よっしゃ、では学校に行かなくても幸せになれるようにするか、学校に行きたくなるようにするか戦略を変えよう!」と、どうせ逃げられないのであれば「戦略を変えればいい」だけの話なのです。今までの戦略で幸せになれていない、思ったように上手くいっていないのであれば戦略を変えればいいだけのこと。逃げてもいいですよ、逃げちゃえばいいじゃないですかなんて無責任なことは言いませんし言えませんが、戦略を変えるのであれば少しでも私でお役に立てることがあればお気軽にご相談ください。苦しいところから這い上がるほうが人生楽しいんじゃない?

2024-01-31 18:18:00

【第698回】有難うマイマザー

本日1月31日は私の母の誕生日です。誕生日おめでとうお母さん、ハッピーバースデーママ、産んでくれてありがとうマザー、健康でいてくれて有難うママン。私が母から一番学んだことは「人様に気を遣う」ことです。人様というのは家族も含め、いつも自分より人を優先にしてきたお母さん、いつも自分のことは後回し、にも関わらず子供たちの望むことを最優先してくれたお母さん。慣れない土地で友達もいない中、過酷な子育てに奮闘してくれて悩みや愚痴を言えない逃げ場のない環境にも関わらずいつも優しく温かく穏やかなお母さん。父が「子供が学校から帰ってきたときに「お帰り」と言ってあげられる環境にしてあげたい」という理由から専業主婦を貫き通してくれたお母さん。そんな母に育ててもらった私です。そのお陰で今の私がいます。妻やこどもたちの良いところを見つけて声に出して褒めてくれる。そのお陰で私は「人様の良いところを見つける目」をこの身に宿せたのだと思います。スーパー銭湯に連れて行った後焼き鳥を食べに行った際「こんな楽しい世界があるんだ」と言ってくれた母。お母さん、世界はもっと楽しいんだぜ?もっと親孝行出来るよう私自身、より精進し親孝行していければと思っています。あなたはどんな親孝行をしていますか?

2024-01-29 18:18:00

【第697回】とりあえず一回ググろうぜ

お金、地位、名誉、名声、信用、こんなものは最初なかったものなので、無くしてしまってもまた作ればいいのですが、「時間」と「お金」は二度と戻ってこないので本当に大切にしなければいけません。それは自分の時間と命はもちろんですが、人様の時間と命も大切にしなければいけません。先日クライアント様のオフィスで幹部ミーティングをして休憩時間にオフィスの様子をポケ~っと眺めていた際に、後輩社員が先輩社員に「これ教えて欲しいんですけど…」と質問していたのですが、その内容が少し調べたらすぐ分かることでした。というか、今の世の中誰もがインターネットに簡単にアクセスできるので、一度ググってしまえばすぐ答えは出てくるのです。ホームページの作り方、スマホの操作の仕方、相続手続きの云々かんぬん、税金のこと、ときには生き方についてもご丁寧にどこかの誰かが答えてくれています。もうこの世界で「誰も体験したことない悩み」というのはないのかもしれません。それくらいある程度のことは答えが用意されています。だからこそ、分からないことがあった場合、まず自分で調べる。その上で分からなかったら相談する。そういった癖を付けないと「時間泥棒の無礼な人」になってしまい、優秀な人からどんどんかまってもらえなくなってしまいます。優秀な人は、優秀な人だからこそ忙しいのです。そこら辺を若手スタッフに教えてあげないと、いつまでたってもかまってちゃんになってしまうので、ときには厳しく突き放すのも先輩の仕事なんじゃない?とお節介な私が先輩スタッフに言ったことは容易に想像つくんじゃない?

2024-01-27 18:18:00

【第696回】景気回復見込み14.1%

年明け早々にNHKで報道されていたのですが、帝国データバンクが2024年の景気動向について愛知・岐阜・三重・静岡の企業にアンケートをとったところ、2024年の景気回復を見込んでいる企業は14.1%とのこと。景気は「気分」です。そりゃあ景気が悪くなるはずです。14.1%の企業の代表が景気が回復する!と言っているにも関わらず残りの約86%の企業は「回復しない」と言っているんですから。輸入商社時代、役職と部下をつけてもらったとき上司に教えていただいたことは「会社を潰すのは簡単です。それは会社のトップが「もうダメだ」と言い続ければ簡単に会社は潰れます。だから射場君は良いチームにするために率先して元気を出してチームを引っ張っていってください」ということを指導いただきました。本当にその通りです。本音かどうかは置いておいて、未来に「希望」を持って頑張っている大人が14%しかいない。どうかしてるぜです。嘘でも強がらんかい!特に社員を抱えている経営者は社員に希望を持たせんかい!大の大人は子どもたちに夢を与えるのです。子どもたちを安心させるのです。若い世代が「将来が楽しみ!」と思ってもらえるように立ち振る舞うのが大人なのです。今業績が悪いからと言って、それはあくまで「今」の話。未来はどうなるかなんて誰にも分からないのです。いつか「今年、景気回復見込みと答えた企業は90%です」と報道された日が来たとしたら、その時は本当にイケイケの状態になってるんじゃない?

2024-01-27 18:18:00

【第698回】ヒーローの真似しててもヒーローになれないぜ?

ビートルズのコピーバンドをして、どれだけ上手くなってもビートルズを越えることはできません。それと同じで経営の神様松下幸之助を真似して松下幸之助を越えることはできません。スリムドカンの斎藤一人さんを真似しても斎藤一人さんを越えることはできません。要はヒーローを真似してもヒーローにはなれないし、その人を越えることはできないのです。よく「○○式」や「○○経営」を取入れています!という文言でPRしている会社を見ますが、申し訳ないのですが「超絶ダセィ」としか思えません。「お前経営者じゃないのかよ?」「お前会社の長じゃないのかよ?」「人の名前使って虎の威を借りる狐してんじゃねぇよ!」と思います。リスクを取った上で経営をしているのであれば、人の名前を使っているのは本当にダサイし軽蔑します。何故なら「お前の可能性は無限なんだぜ?」「お前はお前が憧れている人を越える可能性があるんだぜ?」「お前も歴史に名を遺す可能性があるんだぜ?」と思うからです。あなたには無限の可能性があります。それはあなたはもちろん、他の誰にも分からないことです。もしかしたらイーロンマスクを越えるかもしれません。ただ、そうなれるのは「そうなることを望んだ人のみ」です。もし必要であれば手を貸します。高みを目指してみてもいいんじゃない?