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【619回】何年より何時間
先日クライアント様とお話ししていた時に、その方はプライベートでバンドのボーカル・ギターをやっていらっしゃって、コンサート会場なども使ってライブを行うほどのセミプロのような感じで趣味を楽しんでいらっしゃるのでそんな生き方が素敵ですねという話をしていた中で、私も中学生の時に父のフォークギターを触り出して、でもいまだに軽くは弾けるものの弾ける人から見たらまだ全然で、「なんやかんやで20年くらいギター触ってるんですけど全然弾けないんですよね~」と話していたら「何年はあてにならない、大切なのは何時間のめりこんだか」ということをおっしゃっていただき「確かに」とは腹に落ちました。ちなみに飛行機のパイロットは何年やっていたか、何回フライトしたかではなく「何時間フライトしたか」が評価基準になるとのことです。私自身も独立してまだ4年ですが、この4年で仕事に携わってきた時間でいうとそこいらの人とは比べものにならないくらいだと思います。いろんな見方によって評価が変わる。そう考えると世界はまだまだ広いんじゃない?
【第618回】思い遣りをトレーニングする
人間の身体的能力に差はそこまでなく、結果に差が付くのは「意識の差」が大きく影響を与えます。「思い遣り」もそうです。100%良い人もいなければ、100%悪い人もいなくて、その時の感情や体調、場面によってバランスが変わってくるものかと思いますが、「優しさ」や「悪意の調整」にもトレーニングが必要かと思っています。特に営業マンをはじめとした「コミュニケーションが必要な職業」に関しては、ここを意識しないといけません。普段から人様に親切にしよう、親切な人間でありたいと意識するのとしないのとでは、日々の立ち振る舞いが全く違ってきます。「あ~こんなとこにゴミが落ちてるなぁ、誰かが見たら嫌な気持ちになるだろうなぁ、よし片付けておこう」「同僚忙しそうだなぁ。よっしゃ、「何かお手伝い出来ますか?」の一言を言ってみよう」などなど、これらの思い遣りの積み重ねが人格を形成し自身を取り巻く環境を穏やかで健やかな毎日にしてくれるのだと思います。ちなみに私はどうかって?今朝も麦茶を一口分だけ残して補充していない我が子にブチ切れるというなんとも器の小さいことでプンスカしておりました。まだまだ修行中じゃない?
【第617回】楽しさを見出してやる
スピリチュアル的な話になってしまうのですが、わたし個人としては「気持ち」や「想い」というのがとてつもないパワーを持っていると思っています。例えば弊社ではクライアント様のHPの運営やSNSの画像作成等もお手伝いさせていただいているのですが、例えばSNSの投稿画像を作成する際でも「楽しみながら作成しているとき」と「業務的に作っているとき」では、結果が明らかに違ってきます。こちらが制作時からワクワクしながら楽しみながら着手したものはとても高い確率で反響がでます。逆に時間に追われたり、特にわたしの場合は「この画像を使って作ってほしい」や「このコメントは絶対入れてほしい」という要望に対して業務として携わった場合は必ずと言っていいほど成果が出ません。先日もとある住宅会社のクライアント様先で、既存の事業で行き詰まっていらっしゃったので新しい商品、新しいブランドを立ち上げて世に出した結果、早速ギャンギャンに成果が出ているのです。確かにデザインやコンセプトは従来よりも明確にしたのですが、それ以上に気を付けたのは「ワクワク感」や「愛情」です。このプロジェクトに携わる者がわたし含め心から商品を愛している、コンセプトに自信を持っている、自分たちの持つ知識や技術をつかって世の中に貢献したいと思っている、「売れそう」よりも「楽しそう」を重視することによって面白いほど成果が出ている過程を見て、改めて「自分自身が楽しんでやる」ということが何より大切なのかなと実感しました。人生は有限。限りある時間で楽しいことしかしている時間はありません。「楽(らく)」をするのではありません。「楽しさを見出してやる」ということが大切なのだと思います。あなたは今の仕事に楽しさを見出せてたずさわれていますか?
【第616回】話す準備の大切だけど、聞く準備は出来ていますか?
営業支援の一環として、クライアント様の営業スタッフに営業研修を日々行っているのですが、大体の営業マンが「話す準備」に一生懸命過ぎて「聞く準備」を怠っています。悲しきかなですが、成果の出ない営業マンになればなるほど「話す準備」に注力し過ぎて「独りよがりの自己満足営業」をやってしまいます。ただ、大切なのは「聞くこと」です。お客様に最適な提案をするためにも、まずはお客様が何を求めているのか?を聞いて聞いて聞きまくらなければいけません。口はひとつで耳はふたつ。これは「話すより聞こうぜ」という人間に与えられたメッセージなのです。私はとにかく聞きまくります。出身は?家族構成は?どんな家庭環境で育ったのか?今の現状に対する不満は?それに至った経緯は?将来の夢やこうありたいと思う希望は?そう思った理由は?何に喜びを感じ、何に怒りを覚えるのか、趣味・趣向は?むしろ昨日の夜何食べた?とありとあらゆることを「相手が不快にならないよう最大限配慮した上で」お伺いするようにしています。優れた営業マンは「聞くことリスト」が完璧です。気持ちよく話させてくれます。そしてとことん聞いてくれて理解してくれるので信頼できます。これが良い関係を作り、良い商談になる秘訣だと思います。何より相手を知れば知るほど相手のことが好きになります。好いている想いは相手にも伝わるもの。聞く準備をすることは相手の為でもあるけれど、それ以上に結局は自分の為になるんじゃない?
【第615回】2025年人類滅亡説
父がUFOやら古代ミステリーやらが好きだった影響を受けて、私もゴリゴリの都市伝説好きなのですが、そんな私にYouTubeのAIがおすすめしてくるのは「都市伝説」「破壊的ROCK」のみという何とも偏った動画ばかりなのですが、そんな都市伝説のひとつで「2025年人類滅亡説」があります。「人類の3分の2が滅亡する」という説もあります。おぃおぃ、人類滅亡説どれだけ出てくんねんと思うのですが、私はあながちこの「2025年人類滅亡説」を若干信じている気がありまして、それは生物としての死というよりも「自分で考える能力を失うことによる人間としての死」と勝手に思っています。近年AIの成長は著しいものがあります。チャットGPTはもちろんですが、先程のYouTubeや、楽天やAmazonといったネットショッピングですらAIがその人の趣味・趣向・傾向を基にどんどんドンピシャの提案をしてきます。本人の気付いていない潜在的な欲望を刺激してくるので、自分で考えて、探して、選択するというプロセスから「知らず知らずのうちに選択させられている」という状況に変わっています。2025年、そうしたAIの成長によって「自分で考える能力を無くす人」が大量繁殖するのでしょうね。人間関係の悩み、人生の数多くの選択を全てスマホで調べて決めていく。一見自分で決めているように見えて、実は誘導されている。結果自分で考えて「想像するの能力」「生み出す能力」が死んでしまう。人類の3分の2がそうなって、最新機器等を持っていない発展途上国に住む3分の1の人類が生き残る。こんな未来が現実になるかもしれません。信じるか信じないかはあなた次第じゃない?