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【第604回】お客様の前でそれ言える?
好き嫌いが激しい私です。とくに人付き合いにおいては非常に分かりやすく好き嫌いさせていただき好きな人とだけ携わらせていただいているのですが、嫌いな人の共通点として「人を人として見ていない人」という点があります。例えば「あの人はお金持ってるから」「あの人は人脈広いから」というように、相手をお金として見ている人は大の苦手で、この言葉が出た瞬間に軽蔑してフェイドアウトするようにしているのですが、こういった人に限って相手の前で媚びを売るのでその姿に「ダセィ」と思ってより軽蔑するのですが、大切なことは「お客様の前でそれ言える?」ということです。たまにお客様がいないところでお客様のことを呼び捨てで呼んでいる人がいるのですが、これも私にとっては完全にアウト。「〇〇様」「〇〇さん」と相手に敬意を持てない人が相手から選んでもらえる可能性は非常に低いのです。もし、現状あなたが成果がでていないのであれば自身の日々の立ち振る舞いを見返してみてください。結構失礼なことやらかしちゃってると思います。ただ、そこを改善することはきっとできるはず。結局自分の敵は自分じゃない?
【第603回】「おまけ」をしたとき
みなさん商売していると時には「おまけ」をするときがあるかと思います。ちょっとした値引やおまけで商品をプレゼントするときが、経営や営業をやっていたら何度もあるかと思います。ただ、その時の注意点は「おまけ」をするのは良いのですが、「おまけをしたことを相手が分かる状態」にしないといけません。私もおまけをするときがあります。弊社の経営理念が「クライアント様の負担にならない金額設定」を掲げているので、たまに顧問料+写真撮影+営業フォロー+と色々オプションを付けていくと結構な金額になるときがあります。ただ、それでも通常のコンサル会社や撮影会社よりも低価格に抑えることが出来るのですが、それでも少しでも負担を減らそうと考え請求の一部をサービスする場合があります。ただ、その際はきっちり「何をいくら値引いているか」を明確に提示しています。理由としては「値引したことを相手に分かってもらうため」です。世の多くの経営者や営業マンがこれをしません。それによって、値引された相手はそれに気づかず感謝されません。おまけをしている側は身を削っているので相手にやったことは覚えています。ただ、相手から感謝されなければお互いが良い気持ちで付き合っていけません。恩着せがましく感じるかもしれませんが、あなたが身を削ったのであれば、しっかり相手にもそのことを知ってもらうことが感謝や敬意、信頼に繋がっていくのです。「良い顔しよう」とばかり考えてあまりにカッコつけすぎると、自分にとっても相手にとっても良いことないんじゃない?
【第602回】脱依存症
やめたくても中々辞められない、いつもの癖でついついやってしまう、これを「依存」と呼びその状態にいることを「依存症」と言います。商売でもこの「依存症」の方はたくさんいらっしゃいます。なかなか成果が出ないのにも関わらず同じことを繰り返し続けている、成果が出ないにも関わらず変わることを恐れて結局今までと同じものに固執してしまう、これは立派な依存症です。例えばHPがそうです。HP業者は莫大な金額のHP作成費を請求してきます。中には¥300万~¥500万のHP作成費を請求する詐欺のような業者も存在します。これを言ってしまっては営業妨害になってしまうかもしれませんが、今の時代¥10万もあればそれっぽいHPは作れますし、どんなに立派なHPにしようとしても業種によって違いはあるかもしれませんが¥100万かける方が難しいので、未だに高額なHP費用を請求する会社は詐欺と考えて問題ないかと思います。話はそれましたが、高額な費用をかけてHPを作成してしまうと、そのHPで成果が出ない状況になっても「これだけお金をかけたから変えるのがもったいない」と考えて何もしない会社がほとんどです。これが「依存症」です。ギャンブルと一緒ですよね。例えばパチンコで「この台に相当ぶっこんできたからもうそろそろ出るはず!粘ってやる!!」といった思考と全く同じです。成果が出ないには理由があるのです。それをどう改善していくかを常に考え行動に移していうことが経営にとって大切なことです。冷静に今の状況を分析し、必要であればどんどん市場に合わせて変えていく。結局生き残っていけるものは「進化できるもの」なんじゃない?
【第601回】ワクワクは伝わるもの
私が二日に一回投稿しているこのブログ。実は二日ごとに書いている訳ではなく一気に書き溜めて二日に1回ペースで投稿できるよう設定しているのですが、大体月の終わりか初めにひと月分のブログを1時間ほどで書き溜めているのですが、実は5月の連休中にがっつり休みが取れたこともあって2ヶ月分書き溜めて投稿していたのですが、とても面白いことが発生しております。それは「アクセス数が激減している」ということ。平均一日800~1000人ほどがこのブログを見に来てくれていたのですが、ここ最近400~600人と約半分ほどのアクセス数になりました。私が思う原因としては「ブログを書いている私自身の想いが薄くなっているので閲覧者に伝わっている」ということが原因かと考えています。ブログのアクセス数がどんどん上がっているときは、私自身ワクワクしながらブログを書いていました。「このブログが誰かの役に立てればいいな」「この記事を見て何かしら心が軽くなってくれたらいいな」そんな思いで初めて、そんな思いで運営していたのにも関わらず、ここ最近は「自分勝手に設定した意味のない義務」によって投稿していたんだなと改めて思うと、「そりゃ見ないよね」と自分自身納得しました。ワクワクは伝わるもの。やはり商売は面白いですね。同じことを長くやっていると「飽き」が出てしまいます。ただ、商売は「商い(あきない)」と言うだけあって「飽きてはダメ」なのです。大きな失敗をする前に気付けて超絶ラッキー。気付きを与えていただいた環境に感謝しかありません。ワクワクしながら続けていこうと思いました。
【第600回】勘に頼るために
実は6月に叔父を亡くし、先日無事四十九日を終えたのですが寂しさや悲しさはなかなか薄れなくて、ただ思い出す叔父との思い出は本当に素敵なものばかりで。叔父は商売をやっていた兼ね合いもあって独立した私のこともとても気にかけてくださって、生前は「商売とは」という金言をたくさん与えてくれました。その中でも亡くなる前に話してくれたことが「自分の勘に頼る」ということ。商売をしていく上で「勘」が非常に大切だということです。「ちょっと嫌な予感がする」「これはいけそうだ」という勘に頼る場面が多々あり、それに従って行動する必要があるとのことですが、その大前提としては「自身の知識をしっかり身に付ける」ということでした。膨大な知識とたくさんの経験の上で初めて「勘が冴えわたる」とのことで、改めて勉強の大切さ、常に学び身に付ける姿勢を持つことの大切さを教えてくれました。人間どうあがいても最期はきます。ただ、その際に後の代にモノやお金を残していくのも良いのですが、知識を授けていくのもとても素敵なことだと思いました。わたしは死ぬとき、後の世代に何を残していけるのだろうか?せっかく残していくのであれば、大袈裟かもしれませんが少しでも世界や社会が良くなることを残していければと思っています。結果それが大切な家族に反映されることになるのだと思っています。あなたは何を残していきますか?