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【第614回】表面的な数字にご注意
「数字が大きいと人は安心するもの」です。売上など最たるものですが、例えばSNSもそうです。「フォロワーが何人いる」「閲覧者数が何人いる」というのが明確に見れるので、数字が増えれば増えるほど承認欲求が満たされるのですが、個人的な楽しみでやっている場合であれば問題ないのですが、商売として取組んでいる場合は「成果に繋がる数字か」も意識していかないといけません。仮に日本の三重県の地域密着のエリアで商売をしている場合、閲覧者が10億人いたとしても、その見ている人がブラジルやイギリスだと成果には繋がりませんよね?インスタのフォロワー数やYouTubeのチャンネル登録者数も数も大切かもしれませんが「中身」を把握できているか?もとても大切なことです。企業の業績を報道するメディアもそうです。基本メディアは「売上」を報道しますが、どれだけ多くの売上があっても「利益」が出ていないとなんの意味も成しません。インスタグラムのフォロワー数100万人だとしても認知されているのは世界の人口で考えると0.01%しかありません。大きな視野で見ると表面的な数字がとてもちっぽけに見えてきます。これも悟りの境地じゃない?
【第613回】アドバイスをする側の注意点
仕事柄アドバイスを求められることが他の人に比べると多いのですが、その際に注意していることがあります。それは「基本求めらたアドバイスしかしない」ということです。どうしてかというと、通常アドバイスをする側とされる側だと、どうしてもアドバイスをする側が「上からの立場」になってしまうもの。年寄りの「求められてもいないのにアドバイスしてくる」というのは、相手より優位に立ちたい、自分の力を誇示したいという潜在的な意識の表れです。これほど迷惑なものはありません。また、アドバイスを求められた側は「相手から必要とされている」という気持ちになり安心するもの。もしあなたの周りに「自称相談役」と言って色んな人の悩みを根ほり葉ほり聞いて勝手にアドバイスしてくる人がいたら、実はその人が自分自身の自己顕示欲や承認欲求を満たすための動きなのかもしれません。アドバイスを受ける側も「聞く姿勢」に注意しないといけませんが、それ以上にアドバイスを与える側は「上からではないか」「押しつけではないか」「誘導していないか」を本当に注意しないと、相手に失礼ですし、相手の人生に悪い影響を与えてしまう可能性もありますので細心の注意を払っていかなくてはいけません。お盆休みに帰省したり、仕事とは違う人と携わる場面も多いかと思います。もし周りに求めていないにも関わらず色々行ってくるアドバイスおじさん、アドバイスおばさんがいたら、時には真剣に相手をしなくてもいいんじゃない?
【第612回】コミュニケーションは傷付きながら学ぶもの
私はクライアント様とは別で一緒に仕事をさせていただいている人が何人かいます。その際意識していることは「わたしよりすごい人」という自分ルールを作っているのですが、その一人が弊社顧問税理士さん。同い年にも関わらずモヒカンで白眼鏡、でも税理士会の会長というよくわからない人なのですが非常に博識で何よりも人間力があり私にとってなくてはならない人です。定期的にミーティングして経営面でもアドヴァイスをいただくのですが「射場さんの場合100点以上だから何も問題ない」で終わるので世間話やら他愛もない会話をして終わることがほとんどなのですが、実は私はこの時間が非常に大切で彼から学ぶことが非常に多いのです。以前も、あれは確か最近の若いスタッフにどのように接していくか?みたいな話している中で「コミュニケーションは傷付きながら学ぶものだよね~」と言う話を彼がしました。「??」となっていると、最近税務署からの税務調査がクライアント様のところに入った際に、当然税理士である彼も調査に同席するのですが、その際最近の若い調査員は「メンタルが弱すぎる」とのことでした。従来の調査員は失礼なこともお構いなしにガンガン見て、聞いて、税を徴収しようときていたにも関わらず、最近の若い調査員に「お前その質問は失礼じゃない?」と言うと、プルプル震えてすぐ帰ってしまうとのことでした。今までであればそんな状態で税務署に帰ると上司から「徴収するまで帰ってくるな!」と言われていたところ、最近では役所もコンプライアンスが厳しくそれを言ってしまうとパワハラになってしまうとのこと。「税金徴収できませんでした」「しょうがないよね」で終わるとのことでした。これじゃあいつまで経ってもこの調査員は成長できません。駆け引きのテクニックも身につかずずっとポンコツです。こういった現象が今の日本の至る所で起きています。大人が嫌われることを恐れて、訴えられることに恐れて無難に対応する。最悪です。愛を持って叱ってやれよ、心を痛めて厳しくしてやれよ、その子の人生を考えてやれよです。コミュニケーションは傷付きながら学ぶもの。自身も若い時はたくさん失敗しました。調子に乗り過ぎて相手を傷付けてしまったり、怒らせてしまったり、それによって自身の立場を悪くして困ってしまったり。だからこそそこから反省して学ぶことによって立ち振る舞いを覚え円滑な人間関係を築け健やかで穏やかな人生を過ごせています。今回は弊社顧問税理士さんとのお話しですが、株式会社BENchmarkを支えてくれる協力業者様は最強です。無敵状態の人ばかりが集まって弊社を支えてくれていることに心から感謝しております。クライアント様も最高、協力業者様も最強、そりゃあ業績よくなるのは当然じゃない?
【第611回】振り返りの時間
今日からお盆休みと言う方もいらっしゃるのではないでしょうか?ご実家に帰省されたり、久しぶりにお友達と会われたり、旅行を楽しむ人もいらっしゃるかと思います。ただ5分、10分でも良いので去年のお盆から今年のお盆までの自分の歩みや今年のお盆から来年のお盆までに向けてのご自身の進路を考える「自分会議」の時間をつくってもいいかもしれません。私はG.Wやお盆、お正月といったまとまったお休みがある場合は必ずこれをやっているのですが、これがなかなか楽しくて3ヶ月前に計画したこと、半年前に計画したことがピタッと出来ていた時の達成感、思っていたよりも上手くいった際の優越感、全然成果が出ていない、むしろ着手すらしていないことを見て自分の身の丈を知れるゲンナリ感、全てが面白いのですが、改めて思うことは「人生は思ったようにしかなっていない」ということです。ということは「思ったもの勝ち」ということです。過去は変えられないし、未来もどうなるかわからない、ただ今現在思った通りに未来が進むのであれば?願望によって自分の人生の地図を明確にしていく作業をしていっても損はないんじゃない?
【第610回】年を重ねて
1984年の本日8月9日に私は生を授かりました。こうやって当たり前のように自分の誕生日を知れているというのは本来有難いことですよね。親がいて、育ててくれて、文字も読み書き出来て、衣食住に困ることなく毎日を穏やかに過ごせていることは奇跡だと思っています。今年で39歳。もう来年は40代のステージです。嬉しいですね。年をとれるのは本当に嬉しいことです。小さい頃の自分にとっては39歳という年は「めちゃくちゃおっさん」というイメージだったのですが、年を重ねても人はなかなか変わらないものですね。いまだに子どもとお下劣な下ネタで笑い合い、いまだに子どものころに食べていたお菓子をぱくつき、いまだに子どものころに読んでいた漫画を読む(改めてドラゴンボール、幽遊白書、スラムダンクは神漫画ですね)、変わったこともたくさんあるのですが、基本私と言う人間はずっとアホでずっとポンコツです。ただ、年を重ねて身に付けたことは「頑張り方」「努力の仕方」。10年前の自分より間違いなくパワーアップ出来ている、起業した4年前の自分と比べると間違いなくパワーアップできている、去年の自分と比べると間違いなくパワーアップ出来ている。どんどん自分がアップデート出来ているのをお客様や仕事を通じて実感できている環境に身を置けているのは本当に身に余る幸せです。「働き癖」「学び癖」「節約癖」「儲け癖」を身に付けられたことが私の人生を支えてくれています。ただ、これは勤勉で真面目で愛情深く育ててくれた両親のお陰、前職の上司や社長のお陰だと思っています。いまだに天然の妻が私の仕事は何をしているか具体的に分かっていないという中々カオスな状況ではありますが、妻がこうして「夫の仕事は何してるかわからないけど、とにかく人様のために頑張ってる」と言えている状況は自分にとっても居心地がよく、妻や家族に不安にさせないよう心にも経済的にも余裕を持ってヘラヘラしながら、ニコニコしながら生きていけるよう頑張って参ります。みなさんのお陰で38年間生きてこれました。みなさんのお役立ちに尽くす39歳になれるよう尽力して参ります。