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【第629回】たまには自慢させてください
実は9月上旬、弊社主催で和歌山県で、ある分野に秀でたクライアント様を名古屋にお招きしてセミナーを開催しました。参加メンバーは約30名ほど。セミナー会場として場所を提供してくださったのも弊社クライアント様。そんな中で、弊社主催セミナーに初めて参加された方から仰っていただいたのが「ベンチマーククライアントはみんな若い」「ベンチマーククライアントはみんなおしゃれ」「ベンチマーククライアントはみんな真面目」「ベンチマーククライアントはめちゃくちゃ温かい人」この4つを口を揃えて仰っていただきました。そう仰ってくださっているクライアント様たちも揃って素敵な方たちばかりです。また、昨日も三重県亀山市にて弊社クライアント様の中でも「2年待ち」の状態を10年以上継続されていらっしゃる超優良経営のクライアント様を講師にしてのセミナーを開催させていただきました。こちらも参加者20名。成功している会社の実際の現場を見るという企画だったので会場の兼ね合いで本来であれば10名程度でパンパンなのですが、貴重な機会ということもあり出来る限り詰め込ませていただきました。にも関わらずセミナー講師のクライアント様は参加者に手土産を用意してくださり、1社1社社名を入れたメッセージカードも添えていただき、参加者から「勉強させていただいている側がこんな対応受けたことない」と非常に満足度の高いセミナーになりました。普段「良い環境」にばかりいると、ついつい私自身もその環境に慣れてしまいがちなのですが、改めて自身がサラリーマン時代に会社で開催していたセミナーでは年齢層もバラバラ、セミナー参加者でも寝ている人もいたりという状況が「セミナーあるある」ですが、今回久しぶりにセミナーを主催させていただき司会進行をしているときも大好きな人たちばかりに囲んでいただき、まるで誕生日とクリスマスとお正月が一度にきたような嬉しい気持ちで終始セミナーを進行することができました。これもひとえにセミナー講師も含め普段伴走してくださっているクライアント様のお陰です。本当に恵まれた環境でお仕事をさせていただいております。今回会場の兼ね合いもあり、キャンセル待ちをお願いしたにも関わらず結局キャンセルが発生しなかったので、参加出来なかった方には必ずまた機会を作りますので、次回は優先的にご案内させていただきます。ここまで幸せ者はなかなかいないんじゃない?
【第628回】お裾分けが出来るかどうか
昔に比べ今でこそその風習は少なくなってきましたが、8月はお中元を送ったりもらう季節ということもあり、わたしがミーティングでクライアント様をお伺いさせていただく際に、約8割のクライアント様から「これお中元にもらったもので悪いけど射場さんにもお裾分け」と言って自身がもらったお中元を分けてくださるクライアント様ばかりで、改めて「だからこの人たちは商売に困らないんだなぁ」と気付かせていただきました。本来人間は狩猟により食料を確保していた生物です。「明日は飯にありつけるのか?」「この獲物はいつまで採れつづけるんだろうか?」そういった不安を払拭するために農作を覚え、ただそれでも世の権力者は食料を大量に自分の手元に集め安心したいといった「保管したがる本能」があるのです。にも関わらず、人に与えることが出来る人というのは生物の本能を越えた存在です。お中元のお裾分けで何を大袈裟な、と言われるかもしれませんが、それだけ「モノを与える」ということは非常に高貴なことなのです。本能のままに自身の私腹を肥やしてきた権力者がどうなったか?国民に首を切られるのです。幸せはシェアするから長続きするもの。あなたも何かお裾分けしてみるのはいかがでしょう?
【第627回】時間とお金にルーズな人
「仕事が出来る人」と聞いてあなたはどんな人を想像されますか?身だしなみがピシッとしている人、美しい立ち振る舞いが出来る人、巧みな話術がある人、いろんな「出来る人」がいるかと思いますが、どれだけ前述のスキルが優れていても「時間」と「お金」にだらしない人は他者からの信用を得ることはできません。どれだけ立派なことをやっていても、立派なことを言っていても「時間とお金にルーズな人」は、やっていること、言っていることの全てが説得力に欠けるのです。提出物の誤字脱字、見積もり金額の間違いなどのヒューマンエラーがどれだけあっても時間とお金に厳しい人は人から信頼されます。以前とあるメーカーの営業担当者に聞いた話ですが「万が一支払いが遅れる場合でも、自分から事前に「ごめん、今月の支払い遅れる」と言う人と、こちらが催促しないといけない人だと、圧倒的前者の人は信用できるので、いつかは成功する」とのことでした。逆に「こちらから催促して「実は今月払えない…」と言う人や、そもそも「連絡しても出ない人」は遅かれ早かれ会社を潰す。」とのことでした。そりゃあそうですよね。そんな行儀の悪い人が人の役に立てるどころか、人に迷惑をかけて経営が続くほど商売は甘くありません。どれだけ人柄が良くても時間とお金にルーズな人は要注意。逆に時間とお金にしっかりしている人であれば、今スキルがなかったとしても信用してもいいんじゃない?
【第626回】金銭感覚
金銭感覚は麻薬と一緒で、一度上げてしまった金銭感覚はなかなか下げることが出来ません。経営者は使ったお金を「経費」として計上する機会が多いため、どうしても公私混同してしまい金銭感覚が麻痺する人も少なくありません。わたしが知っている人でも、銀行の借金の返済に苦しみ、取引業者への支払いも遅延していて、「お金がない、お金がない」と言っているにも関わらず、家族でちょっと良いお寿司屋さんで食事をしているという、まともな人からすれば「異常な行動」にも関わらず本人がそれを自覚していないという人がいらっしゃいました。当然取引業者はそんな姿を見て「応援したい!」と思えるはずもなく、応援どころか「あの人とは関わっちゃダメ」という悪い口コミを広げ、結果どんどん追い詰められた状況にも関わらず、一度上げてしまった金銭感覚を下げることが出来ない姿は滑稽を通り越して可哀そうとさえ思ってしまいます。人は大なり小なり嫉妬心があるもの。お金を手にした時こそ周りは良く見ているもので「あの人お金が入った途端にあんな使い方するんだ」という噂は自身が思っているより早く周りに広がります。とことん突き抜けてしまえばいいのですが、大抵の人が仮に一瞬は突き抜けることができても、それを継続していくことは困難です。それは歴史が証明しています。良いか悪いかは別として、わたしはそもそもサラリーマン時代でも有難いことに日本人の平均年収の倍以上お給料をいただいていたのですが、起業してからその所得も3倍~4倍となっているにも関わらず、今のほうが起業前よりも随分ケチになっています。出来る限り高速は使わず一般道で移動し、身に付けるものも昔からあるものをずっと使い続けています。車も国産車で、時計もチープカシオ(¥1,000)です。経営者の中では断トツにお金を使っていませんし、現に顧問税理士や保険屋さん、銀行員からは「やばいくらい使いませんね」と言われますが、それでも経営者の中では断トツに幸せに生きられていると思っています。お金に困らず、人間関係も最高、あえて言うなら時間をどう作っていくかですが、この1ヶ月毎日30~1時間はランニングに時間を費やせています。家族仲も良好。これ以上の幸せがあるでしょうか?お金を使うことによって幸せを感じるのは一過性のもの。にも関わらず中毒性があって「もっと、もっと」となってしまうのですが、お釈迦様ですら「足るを知る」ことの重要性を説いているのだからこそ、「お金を使わなくても十分に幸せ」と思える思想こそが、生きていく上で最強のスキルなんじゃない?
【第625回】100点では足りない時代
HPやSNSで、今たくさんの情報が簡単に手に入ってくる時代。業種によっては「お客様のほうが情報を持っている」という状況に置かれている企業もあるかと思います。今までは100点を追求していれば顧客から評価されていた時代ですが、今の時代だと100点であることはプロとして当たりまえで、その上でいかに+α(アルファ)のサービスを提供できるかが肝になっています。とても難しい時代、とても厳しい時代、だからこそ成長出来る時代だと思います。頑張れば頑張る分、成長すれば成長する分評価と成果に繋がる時代。昔から負けず嫌いで、成果主義というわたしにぴったりの時代。なんともありがたやありがたやです。100点は当たり前、では120点を目指すためにあなたは何をプラスしていきますか?