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【第728回】働きたくないけどお金は欲しいという社員にお金を払えますか?
例えばあなたの会社のスタッフで「会社に来たくないんですよ、日中はゴルフとかしたり遊んでたりして忙しいんですよ、呑みに行くときは仕事として行くんで会社の経費を使わしてもらいたいんですよ、お給料は誰よりも欲しいんですよ」というスタッフがいたらどう思いますか?私であればフルボッコですね。おそらく多くの経営者も同じことを言うのではないでしょうか?「ふざけるな!」と、「てめぇ、大概にしろ!」というだけではなく、行動力のある人であれば即刻解雇にするかもしれません。やる気がないだけではなく、会社の士気を下げる存在だからです。でも、たまにこれを平然とやってしまうスタッフがいます。それは「社長自身」です。社長もスタッフの一員です。だからこそ、社長だけ特別ルールでやっている会社は成長しないどころか、優秀なスタッフが愛想を尽かしてどんどん離職していきます。特に基本日本人は「成果には努力が必要」というマインドを根強く持っているので「頑張らない人=成功してはいけない」「怠けている人=成功するべきではない」という思想があるので、そこらへんを意識して仕事に取り組まないと会社の寿命は非常に短命で終わります。ではスタッフがいない会社の社長はどうか?これも同じです。スタッフがいなくても取引先、協力業者はしっかり立ち振る舞いを見ています。基本長く成長し、成果を出し続けている会社の経営者は「真面目」です。誰よりも働きますし、誰よりも真面目ですし、誰よりも謙虚ですし、誰よりも自分に厳しい方ばかりです。だからこそ「アホ」とは付き合わないのです。社長が歯を食いしばり汗水流してそれでも希望と無限の可能性に心を躍らせ働いていると、きっとついてきてくれる人はいます。それでも付いてきてくれる人がいない場合は、スタッフの入れ替えも考えてもいいかもしれません。ただ、その前に経営者は客観的に「自分の立ち振る舞いが会社の長として正しく振舞えているか?」を見直してみてもいいんじゃない?