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2024-03-27 18:18:00

【第726回】こんなコンサルタント会社は契約しちゃダメシリーズ「自分が主役」

これは独断と偏見ですが、自分の顔をガンガンだしてブランディングしているコンサルタント会社になればなるほど、経営に困っていることが多いような気がします。一般顧客を相手にする仕事であればホームページやSNSに自分の顔をガンガン出して発信していくのはいいかもしれませんが、コンサルタントはあくまで「黒子」です。主役より目立ってはいけないのです。「いかに主役を輝かせることが出来るか」を「いかに主役に隠れてやるか」が優秀なコンサルタントだと思います。自分の顔を出すことは承認欲求の表れでもあります。自信がないからこそ大きく見せる、実績が無いからこそ立派に見せる。最近弊社にコンサルタントの仕方をレクチャーして欲しいというコンサルタントの共通点です。その度に厳しいですが「コンサル業辞めた方が良い」というお話をさせていただいております。「自分が成果を出していない癖に人様に上からしったかぶった知識を教えてお金を巻き上げるとはどういったご了見でぇい!」なのです。もしどうしてもコンサル業を生業にしていきたいのであれば、どこかしろに転職でもして「圧倒的な成果」を出した上でコンサルタントを目指したほうが良いのです。それはお客様のためでもあり、何より自分のためでもあります。嘘を付きながらお金をいただいていても、心の底から幸せを感じることはできません。もしそれでも幸せと言えるのであれば、それは根っからの詐欺師なのです。仕事というのは「いかに周りの人を自身の持つ知識と技術で幸せに出来るか」です。コンサルタントとはそういった志しを持った人がやるべき仕事なのだと思います。だからこそ、「自分のブランディングに一生懸命なコンサル」はちょっと選ぶの控えたほうがいいんじゃない?