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【第69回】ジュースおごってもらおうぜ
ベンチマーク代表射場(イバ)です。
先日気付いたことですが、
私のクライアント様の社内にて上司が部下2名に対して
「ジュースおごってやるよ」と言って自販機にお金を入れて
好きなジュースのボタンを押すように促しました。
A君は「ありがとうございます!どれにしようかな♪」とジュースを
選んでいるのに対し
B君は「自分は大丈夫(いらない)です。」
とお断りしていました。
さて問題。
A君とB君どちらがお客様に可愛がってもらって売れる営業マンでしょうか?
答えはA君。
「ジュースをおごってくれる」=「ジュースをおごってやりたい」んです。
だから素直に気持ちを頂戴しおごって頂く。
「おごって良かったな」と思って頂ける様に丁寧にお礼をお伝えする。
より一層可愛がって頂けるという良い循環が生まれます。
B君はひょっとしたら「自分の為にお金を使わせてしまって申し訳ない」
「いつも気を遣ってもらっているのに…」と気遣っているのか、ただ単に
「喉が乾いていない」のか、ただ結果としては相手からの気遣いを
「お断りしている状態」になっています。
せっかく自分を喜ばせてやろうという相手のお心遣いは有難く頂戴したいですね。
ちなみに私は「ジュースおごってあげる」と言われたらなんて返すかって?
「せっかくなんで妻と子供たちの分も良いですか?」と返します。
これはこれで超絶うざいですね!
【第68回】すごいと言える人がすごい
ベンチマーク代表射場(イバ)です。
たくさんの方から「すごい!すごい!」と
褒められている方は確かにすごいんでしょうが、
相手の良いところを見つけて、しっかり認めて「すごい」と
言える方の方が100倍すごいと思います。
私もまだまだですが、お互い「すごい人」になっていきましょう!
【第67回】呼吸レベルで褒めやんかい!
ベンチマーク代表射場(イバ)です。
突然ですが皆さん最近誰かを褒めましたか?
営業の世界に足を踏み入れた時に教わったのは
「SOS]
S…すごいですね
O…驚きました
S…さすがです
アホかと思いますが、これはとても大切なことだと思います。
上記の言葉を単純に使っているだけであれば「馬鹿にしてんのか?」と
なりますが、営業の本質はお客様に「気持ちよく買って頂く」ことだと
思います。
その為には「褒める」必要があります。
ただ、これはお客様を気持ちよくするテクニックではなく、
「自分の為に相手を褒める」んです。
もっと細かく言うと、「自分が相手のことをもっと好きになれるよう相手の良いところを探す」のです。
相手のことを知ると相手のことが好きになります。
相手のことを好きになると、おのずと相手の求めていることが分かるようになります。
相手の求めていることが分かるようになると、相手が喜んで頂ける提案をすることが出来ます。
結果としては「気持ちよく買ってもらえる」こちらも「気持ちよくお役に立つことが出来る」のです。
自分が嫌な想いをしてまで買ってもらう必要なんてナッシング!
まだ出会えていないだけで、あなたやあなたが扱う商品を待って下さっている方は
たくさんいます!
ただ相手に好きになってもらう前に、自分から相手を好きになれた方が仕事は超絶楽しくなります。
その為には相手の良いところを瞬時に見つけて「呼吸レベルで褒める」ことがあなたにも相手にも
必要になってきます。
呼吸レベルで褒めて楽しんで行こうぜ!
【第66回】士農工商
ベンチマーク代表射場(イバ)です。
営業スタイルは人によって様々ですよね。
商品説明型、コンサル型、御用聞き型等々色々種類はあるものの
日本には昔「士農工商」という身分制度がありました。
社会で習ったやつですね。
我々商人は一番下の身分としておかれていたんです。
だからと言ってこれは自分を卑下しろという訳ではなく、
「商人たるもの下から下から攻めていけ!」ということなんです。
お客様に対して上から偉そうに営業しても買ってもらえませんよね?
中にはそういうスタイルの方もいらっしゃいますが、だいたいそんな営業マンは
同僚やお客様から陰口を叩かれます。
相手に気持ちよくなって頂き、気持ちよく買って頂く。
これこそが商人の王道です。
「能ある鷹は爪を隠す」
下から下からいって、気持ちよくお客様に買って頂いたらあなたの勝ち!
【第65回】売上中毒にご用心
ベンチマーク代表射場(イバ)です。
自分で商売をやるにあたって驚いたことの一つとして、
結構たくさんの方が
「射場さんは将来会社規模をどれくらいにしたいのですか?」
「社員を何名まで増やしたいのですか?」
と聞いて下さることがありました。
1回2回ではなくて結構な方に結構何回も聞かれました。
その時思ったのは
「ははぁ~ん、だからたくさんの経営者が「多く、たくさん」にこだわるように
なるのか。」と知りました。
相手からしたら悪気も無く、売上を増やすのが当たり前、
規模を大きくすることが当たり前という前提があっての会話です。
これが「売上中毒」に繋がる大きな罠なんだなと思います。
ベンチマークは借入がありません。
仕入が発生しないので銀行から借り入れる必要がないんです。
それ以上に、財布の中にお金が無い状態で買い物をしません。
事務所も大きな自社ビルを建てたり、立派なテナントに入ることもありません。
何故ならそのお金はお客様からお預かりしているお金を使うことになるからです。
無理な借り入れをして苦しむ必要は全くないのです。
誰かから「立派に見られたい」「ちやほやされたい」と思うから
売上を大きくして自分を大きく見せようと思うのかもしれません。
そんな表面的な誰かの評価なんてお尻ぺんぺんじゃない?