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2022-05-16 18:18:00

【第385回】商売は小さく始めて大きくしていけばいい

起業される方や新たな事業を計画していらっしゃる方がベンチマークには定期的に相談に来られます。

その際に生意気ながらお伝えさせて頂いていることは、経営には足し算、引き算、掛け算、割り算だけあれば何とかなっていくものですが、大切なことは「ゼロになってもマイナスにならないこと」です。

「売上が少ないこと」は実はそこまで大変ではなく、「売上が少ないのに出ていくお金が多いこと」が大変なのです。

「売上が毎月¥1,000万あるけれど固定費やらもろもろの経費が毎月¥900万もある」という会社より「売上が毎月¥300万あって経費が¥50万しかかからない」という会社の方が圧倒的に優良経営です。

経営に大切なことは「どれだけ利益を残せるか」です。売上をどれだけ上げようが「利益が残せなければ」優秀とは言えません。

一番きついのは「売上も無いのに出ていくお金が多すぎて動けば動くほどマイナスが増えていく」という状況です。

当たり前のことですが、まずは出ていくお金を減らすことが一番手っ取り早く利益を残せる方法じゃない?