最新ブログ

2022-06-15 18:18:00

【第400回】結局、経営者がやるべき仕事って

数多の企業とお付き合いさせて頂き、その分だけ多くの経営者とお話しさせて頂き、成果が出ている企業とそうでない企業の経営者の能力の差はほんとに「微々たるもの」だということを感じております。みなさん等しく食事をし、排泄をし、就寝し、24時間365日と同じ時間を与えられていて、それにも関わらず「差」が付いてくるのは何故でしょうか?

一つとして、成果が出ている企業に関しては社長含めスタッフが各々「役割分担」がしっかり出来ているということが共通点の一つです。

中でも経営者がやるべき仕事は、実はそこまで多くありません。それは2つ。「マーケティング」と「イノベーション」です。

経営者はこの2つにのみ注力していれば、極端な話会社は潰れませんし成長させることが出来ます。

「マーケティング」によって、どんなターゲットをどのように集客し、どの商品・サービスをいくらで提供するのか、それに対しての広告宣伝費を売上の何パーセントまで抑えるのか、最終残すべき利益はいくらを目標とするのかという点を明確にし、実践しては分析し、分析しては改善していく。どのように改善していくかが「イノベーション」です。この2つをしっかりやっている会社は常に成功・成長しています。逆に中々成果が出ない会社になると、経営者がこの2つに集中出来ていないケースがほとんどです。

限られた時間を社員の愚痴や人間関係の不満、人の管理に使っちゃっている、限られた時間にも関わらず「仕事」と口実を付けて取引業者と呑みに行ったり遊んじゃってる、会議ばっかりで時間使っちゃってる、それで仕事した気になっちゃってる。だいたいこのパターンがなかなか成果の出ない会社の共通パターンです。

さぁボス、あなたはどんな時間の使い方をされますか?