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【第439回】売れない営業マンほど、すぐ行こうとする
売れない営業マンあるあるシリーズですが、とにかく準備も何もしていないのに「外に出たがる」という共通点があります。これは売れないから事務所に居づらい→とにかく外に逃げる→準備も何もしていないから当然売れない→また事務所に居づらくなるという悪循環になります。ただ、日本はいまだに結果よりも過程を評価する傾向が強い為、ピュアな上司だったりしたら「あいつはいつも外回りを頑張っている!」といった残酷な評価をしがちです。サラリーマン時代私の上司は「数を回れ」という人でした。売れるためならとにかく数!数さえあればなんとかなる!という考え方です。その考えもあながち間違いではないのですが、私が部下に指導していたことは「数をこなすな」ということです。10社行くところを3社しか行っちゃダメと指示するのです。これはなぜか?人間不思議なもので数をこなすと「仕事をした気になる」ものです。そして10社分の情熱を3社に集中させることによって受注率が格段に上がります。1社あたりに対する緊張感も違ってきます。一つ一つの営業機会を大切にすることによって、接客相手を大切にします。すると相手も自分のことを重宝してくれます。そうなると営業が楽しくなってくるので、もっと頑張れる。努力をする楽しさが分かるのでもっと努力する。その子の人生が変わるのです。怒られないためにはどうしたらいいか?を考えて動くのではなく。成果を出す為にはどうすればいいのか?を考えて動くとやることが違ってくるんじゃない?