BENchmarkブログ
【第815回】営業をやってて本当に良かった
今でこそ「営業専門」という訳ではありませんが、新卒時代から営業に携わって22年、大学のときのバイトで家電量販店にてインターネットの契約を取得するというのも併せると23年?一般顧客に対しての営業を不動産業者の際に身に付け、法人営業を輸入商社時代に身に付け、バランスよく「営業」という仕事を身に付けて本当に良かったと思っています。ビジネスマナーを身に付けることができたこと、0から1を作る力を身に付けられたこと、お客様や取引先に気持ちよくお付き合いしてもらえるための交渉術や立ち振る舞い、自分の世界を自分自身で広げていけると知れたこと。人のお役に立つことによって自分の成長や成功に繋がることを知れたこと。営業をしてきたお陰で自分や自分の家族を守る力が手に入り、営業力を養ってきたからこそ自分の大切な人を応援する力や技術として使えていること、おそらく23年前の自分では想像もできなかったことです。思い通りに成果が出ずに苦しんだこと、時には屈辱的な経験をしたこと、理不尽なことに頭を悩ませたこと、それでも逃げずに、というよりは逃げたくなっても支えてくださる先輩や上司、お客様に恵まれて家族のお陰で踏ん張れたことで「生きていく力」を身に付けることができました。色々苦しいこと、辛いことも含めわたしの天職は「営業」だと心から思えます。「営業」と聞くと「キツイ」「厳しい」などネガティブなイメージが先行して選ばない人が多くいるかと思いますが、「やり方」「あり方」さえ理解できれば営業ほど面白い仕事はないので、食わず嫌いせずにチャレンジしてみてもいいんじゃない?
【第785回】営業たるもの夢を語らんかい!
お客様に商品を提供する営業マン。しかしながら、ただ商品の説明をしているだけではポンコツ営業です。商品説明だけならパンフレットを渡しておいてお客様の好きなタイミングで読んでいただいたほうが、お客様の貴重な時間を犠牲にすることはありません。営業たるもの「夢」を語る必要があります。この商品をつかってお客様にどんな人生を歩んでほしいのか?この商品が社会に対してどんな影響を与えていきたいのか?この商品を購入いただいたお金を、会社としてどう使っていきたいのか?そして次の世代、その次の世代にもどうやって貢献していきたいのか?こういった夢を語れる営業マンは本当に少なくて、だからこそ逆に夢を語れる営業マンは超絶売れまくっています。人は人の夢を応援したいもの。ただ商品の説明をするだけではなく、あなたが思う「夢」も加えてお話しすると、お客様も耳を傾けてくれるかもしれません。大ボラでもいいじゃないですか、大きな夢を携えて目をキラキラさせてお話しする人は魅力的じゃない?
【第784回】自信のあるフリをする
みなさん自信はお持ちですか?わたしは仕事面ではある程度自信を持てる場面はあるものの、人としてはまだまだ自信が持てずにいます。ただ、お客様とお話しするときは「自信満々」の状態でお話しするようにしています。なぜかって?例えばあなたがホストクラブに行ったとしましょう。席に着いたホストが「え、え、え、え~っと、今日から働きだしたばかりで、あ、あ、あまり自信がなくて、あなたを楽しませられるかどうかわかりませんが、とりあえずお酒注文してもらってもいいですか?」と言うホストと、「今夜オレと出会えたってことは、本当にラッキーだぜ!今夜はオレとお前が出会えた記念すべき日にするために特別なお酒で乾杯しないか?今夜は世界で一番幸せ気持ちにさせてやるぜ!!」と言われるのと、どちらにお金を支払うのか?営業マンも一緒で、自社の商品に自信がない社員から誰が買うのか?自社に自信を持てないどころか、お世話になっている自社の悪口や愚痴を言う社員から誰が買いたいとおもうのか?一番素敵なのは心底自信を持って商品を提供することですが、せめて「自信のあるフリ」をしてお客様に自社の商品やサービスを説明しないと、お客様が不安になっちゃうんじゃない?
【第755回】セルフプロデュース意識しています?
あなたはどんな服装で仕事をしていますか?スーツ?作業着?会社から支給されたユニフォーム?わたしはサラリーマン時代基本「白シャツ+スキニーパンツ」でした。これには戦略があって、最初はスーツで営業をしていたのですが、100人いたらだいたい100人がスーツで仕事をしている業界だったので「目立てない」「営業スキルを持つ営業マンに勝てない」と思い、差別化を図っての服装でした。白シャツもズボンに入れてしまうとおっさんぽくなるので、あえてズボンから出し、ただ襟のボタンはだらしなく見られないよう上までしっかり留めておく。こうすることによって清潔感も出ます。古き良きものに価値を見出す担当先であれば、祖父が使っていたループタイを付けていったり、逆にカジュアルな顧客先であれば革靴ではなくスニーカー(白無地)を履いていったり、訪問先や商談の内容によっては前髪を上げていったり、下していったりなど色々手を変え品を変え「相手の記憶に残るよう」意識して取り組んでいました。不動産業界で働いていた時優れた営業マンは人気の香水を身に付けるだけではなく、名刺にも一振りし「匂い」でお客様の記憶に自分を留めようとしている営業マンもいました。何が正解かどうかはわかりませんが、大切なことは「必死に考えているか?」「この格好が当たり前だからなんとなく右に倣えをしていないか?」を意識することかと思います。弊社クライアント様の多くは建設業です。ただ、弊社クライアント様のほとんどが業界では当たり前とされている「作業着」をほぼ着ません。着用したとしてもオシャレな作業着や、中にはオーダーメイドで作業着っぽくない作業着を着ていらっしゃいます。こうしたセルフプロデュース、最終的なブランドに繋がっていくんじゃいない?
【第754回】ガッツいてアポ取っちゃダメ
相手にアポイントメントを取る際、特に相手が「新規」の場合に「ガッツいてアポを取る営業マン」が一定数います。「明日行っても良いですか!?」「今週のどこかでお時間ありませんか??」中には「今日今から行っても良いですか!?」とアポを獲得しようとするのですが、基本そういった営業マンは「ドポンコツ」です。「ポンコツ」ではありません「ドポンコツ」です。アポの取り方一つであなたがどれだけ「売れていないか」が丸裸です。明日行っていいですか?今週予定どうですか?と言っているということは「わたしはアポもろくに取れなくてスケジュールスカスカのポンコツなんでげすぅ~」と自分で暴露しているようなもの。売れている人、人に必要とされている人、人気な人は「忙しい」のです。不思議なもので、成果が出ている営業になればなるほど1週間はもちろん、2週目、3週目までスケジュールがパンパンです。それだけたくさんの人から求められているからこそ忙しいのです。「売れないポンコツ」と「売れてる人気者」、人はいったいどちらからモノを買いたいでしょう?専門的な知識を要する場合は、より一層売れている実績を持っている人から購入して安心したいもの。また、「明日お時間ありますか?」という言葉には「あなたもヒマでしょ?」という相手への敬意と配慮が大幅に欠けているポンコツ感が前面的に出ちゃっているので益々相手から嫌われてしまいます。ある程度関係が築けている人であれば百歩譲ってお伺いを立ててみてもいいですが、まだ関係が出来ていない人にそれはあまりにも失礼すぎます。敬意を持って相手と接するからこそ、相手からも敬意を持ってもらえるもの。そこんとこわきまえとかないと、接客というスタートラインにすら立たせてもらえないんじゃない?