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【第548回】2040年担い手不足1,100万人
とある人材紹介会社の試算で、2040年は全国で約1,100万人の人材不足に陥るとのこと。特に東京以外の地方では不足率20%以上で、介護サービス、商品販売員、配送ドライバーの人員不足が顕著になるとのことです。ただ、ここ最近の世界のリストラの流れを見ていきましょう。今までは景気が悪くなったから人員を削減するというのがリストラの主な理由なのですが、今は経営的には絶好調にも関わらず人員をリストラする動きが見受けられます。それこそAIの導入などで効率化が成功したことによって「無理・無駄」を削減するための「無駄」が「人」になっていることによるリストラです。人材紹介会社は「これから人手不足になりますよ!だからこそ今のうちに人員を補充しておきましょうね!!もちろん当社から!!!」という営業活動も兼ねての試算なのでしょう。今から15年以上も先の話。商品販売員はいらなくなるでしょうね。既に無人販売の店舗がどんどん増えています。配送ドライバーは?これも車の自動運転が発達したりドローンによる配送のインフラが整えば問題ありません。介護サービスももしかしたら私には知識はないのですが、飛躍的な進化を遂げる可能性もあります。そうなると益々「人がいらなくなる」のです。ではどんな仕事が今後残っていくのでしょう?私個人的にはかなり抽象的になりますが「人間らしい温かいサービスを提供できる人、会社」だと思います。時代がどんどん発展し進化していくからこそアナログが求められて愛されていくこともあるんじゃない?